「くろねこの短語」2022年1月7日 (前略)あまりの感染者数に、さすがにほっといてはまずいと思ったのだろう、外務大臣の昼下がりのマッサージ・林君が「ブリンケン米国務長官と電話協議し、在日米軍に対して外出制限を導入するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた対策の強化と徹底を申し入れた」ってさ。でも、具体的な対策については何の回答も得られなかったそうで、ようするに「やってる感」を演出するためのパフォーマンスってところか。本気で交渉するなら、日米地位協定見直しの絶好のチャンスなんだから、そこを突かなきゃ政治家とは言えません。・岸田首相、日米地位協定の見直し否定…「現実的な対応が大事」 本紙・東京新聞「水際対策の抜け穴」と質問に<新型コロナ>
 沖縄や山口の米軍由来と思われる感染爆発を見ていると、新型コロナウイルスのそもそもの始まりは中国で開催された軍人スポーツ大会に参加した米軍じゃないかという噂話を思い出す。ちょうどその頃に、アメリカでは原因不明の肺炎が流行っていて、それが新型コロナウイルスで、それを米軍が中国に持ち込んだというわけだその後、トランプが武漢ウイルスなんて喚いて、中国叩きに利用したけど、それは米軍由来を誤魔化すためのものだったんじゃないのか。スペイン風邪だって、大元はアメリカだったんだから、いまの沖縄、山口の感染拡大を見ていると、あり得る話だ・・・妄想だけど。こうなったら、基地外をうろつく米兵に、アベノマスクを配布したらどうだ。どうせ保管料ばかりかかって迷惑してるんだから、一石二鳥だと思うんだが、どうよ。

 「くろねこの短語」2022年1月6日 臆面もなくと言うか、機を見るに敏と言うか、露骨な癒着と言うか、ヘタレ総理が連合の新年交歓会に出席して挨拶しましたとさ。立憲代表の希望の党崩れ・泉君と国民のタマキンも出席していたのに壇上にすら上げてもらえず、そんな光景を指をくわえて見ていたってね。いやはやです。連合ってのは大企業サラリーマンの互助会で、一般大衆労働者諸君とは無縁と言うよりも敵対する組織だってことがよくわかる。「さまざまな課題に立ち向かうには政治の安定が重要だ。参院選では与党に貴重な理解と協力を心からお願いする」ってヘタレ総理はスピーチしたそうで、ここまであからさまに秋波を送ったってことは、既に話はついてたりするんじゃないのか。
 立憲民主党の人も、本当は「連合の正体」に気づいているだろう。連合は大企業正社員が優遇される現状の秩序を守りたい。だから政権交代のような変動要素は望まない。立憲や国民にまとわりつくのは、政権交代させないため。だから選挙支援で貸しを作り自分たちに依存させる。https://t.co/brD1CPxO2i連合会長の反共・芳野君は相も変わらず共産党への敵意剥き出しで、このままだと参議院選は自民党圧勝なんてことも現実味を帯びてくる。そうなると、2025年まで大型の国政選挙が行われない「黄金の3年」が手に入る。そうなりゃあ、改憲を含めたやりたい放題も夢ではなくなりますからね。
 それにしても、連合は舐められたものだ。ていうか、もはや自民党のお手付き集団に堕したってことなのだろう。ま、会長自らが「新しい資本主義実現会議」のメンバーになったり、自民党幹事長のキツネ目の男・茂木君に「初の女性会長なので頑張ってほしい」なんてエール送られちゃうんだもの、それだけで終わってます。

 「くろねこの短語」2022年1月5日 新型コロナウイルスの国内感染者が1200人超となって、とうとう第6波へ突入ってことか。ペテン&ポンコツ政権がコロナ対策の失敗で沈没したように、ヘタレ総理にとってもここは正念場ってことなのだろう。「今後は市中感染が急速に拡大するという最悪の事態が生じる可能性」に備えて、「自治体の判断で陽性者を全員入院、濃厚接触者を全員宿泊施設待機とする現在の取り組みを見直す」ってさ。でもって、「在宅・宿泊療養、入院の体制を強化」するんだと。
 いやあ、これってポンコツ総理の「自宅療養(=自宅放置)」と同じ轍を踏むことになるんじゃないのか。そもそも、自宅療養ってのは、家庭内感染に繋がるのは間違いないところで、本当に自宅療養を機能させるためにはそのための医療体制が必要なんだよね。昨日の年頭会見では、そうしたところがまったく不明のまま。ま、ヘタレ総理って、いつもこんな具合で、口先ではいろいろ言うんだが、だったら具板的にどうするって政策がまったく見えてこない。
 第6波に突入して、感染者が倍々ゲームで増えていけば、当然病床数は逼迫するんだから、自宅療養という手段も止むを得ないのは理解できないこともない。でも、その時に大事なことは、必要な時に適切な医療を提供することができるかどうかなんだね。でないと、それはただの自宅放置ってことになる。ヘタレ総理の頭の中で、コロナ対策がどれだけ具体的なイメージとして描かれているのか。そこが問題だ!

 昨日のエントリーでテレビ朝日『相棒元旦スペシャル』について、ラストシーンにおける杉下右京のセリフに込められた社会的視点と同時に「ドラマとしては物足りなさもある」と書いたんだが、そうした違和感の原因がわかった。ちょっとネタばれになっちゃうんだけど、ドラマの中で非正規従業員が企業に現状改善を訴えて押しかけるシーンがあったんだね。そこでは、デモのリーダーが、持論を喚き散らすヒステリックな女性として描かれていた。そのカリカチュアライズされた演出にちょいと鼻白む思いがしていたのだ。(以下略)
 「くろねこの短語」2022年1月2日 年の初めに改めて思う。テレビってオワコンの極みなんだね。相も変わらず芸NO人の悪ふざけを垂れ流すばかりで、そこにはクリエイティビティのカケラもない。「電気紙芝居」と揶揄されながらも必死になって「テレビとは何か」を追及した先人たちはさぞや草葉の陰でため息をついていることだろう。そんな正月のテレビにあって、テレビ朝日『相棒元旦スペシャル』のラストシーンにおける杉下右京のセリフがちょいと話題になっている。秘書による殺人に関わっていた与党幹部に対して、最後は金目のノビテルを彷彿とせる辛辣な言葉が右京を口を突いて出てくる。こんな具合です。
 「なるほど、あなた方にとって低賃金で働く労働者は国民ではなくモノというわけですか 確かに彼らはあなた方のように何かあればすぐ病院の特別室に入れるわけではない。しかし、そんな人々にも大事な家族や生活がある。どんな人にも守りたいと思うそれぞれの幸せがあるんですよ」
「12歳の少年が何もかも受け入れて諦めて、この世は自己責任だという。困った時に助けを求めることすら恥ずかしいことだと思い込まされている。それが豊かな国と言えるでしょうか? 公正な社会と言えるでしょうか?」「自分たちの利益しか考えない愚かな権力者たちが、このような歪んだ社会をつくったんですよ!」
 ドラマとしてはこれまでの元旦スペシャルに比べて物足りなさがあるんだが、最後に右京が与党幹部にぶつける言葉は、まさにいまの社会状況への批判であり、これこそが制作現場の矜持だったに違いない。これがガス抜きではなく、テレビというメディアが権力と対峙する決意表明になってくれたらいいのだれけれど・・・。

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 令和3年暮れ31日、県内コロナ142人(44人+米軍基地98人)!!なので、国際通り、平和通りに出かけた。/なるみ堂で1964年12月 那覇高等学校社会研究クラブ『おもろ』第一号を見せてもらった。/沖縄のシンボル守礼門絵、自分史を購入。

 『神奈川新聞』12-31 神奈川県の黒岩祐治知事は31日、米海軍横須賀基地における新型コロナウイルス感染対策の徹底を求める緊急要請を外務、防衛両省に提出した。同基地が30日、新たに75人の陽性者を確認したと発表したことに伴う対応。/『琉球新報』12-31 宜野湾署は31日、酒気を帯びた状態で車を運転したとして、米軍キャンプ・シュワブ所属の海兵隊三等軍曹(23)を道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕した。

 「くろねこの短語」2021年12月31日 この年の瀬に、フリップ小池君が東京オリ・パラは「共生社会を実感する大会だった」と言い出しとります。そして、なんとまあ、「大会の意義やレガシー(遺産)を伝えるプログラムを実施するとともに、1周年記念式典を開催」するってさ。おそらく、どこぞの広告代理店からのプレゼンがあったんだろうね。それにしても、大会経費の不透明性さだって説明責任果たしてないってのに、なんとも能天気だこと。
 そんなことより、コロナ対策はどうしたどうした。オミクロン株の市中感染がジンワリと広がっているってのに、記者会見ではまるで傍観者のような冷ややかさでたんたんと原稿を読み上げるだけなんだよね。1ケ月も欠勤してたのだって、いまだ何の説明もないんだから、東京オリ・パラの記念式典よりも自らの政界引退式典の方が先じゃないのか。
 ところで、ここ数年は、大晦日の恒例としてペテン師・シンゾーのお粗末暴言集で笑い納めしていたんだが、当のペテン師が政権放り出して遁走してしまったので、「今年はこんなバカがいました」で1年を振り返ってみてはいかがでしょう。それでは、皆さん、良いお年を!

 TBS 12-31 海上自衛隊はきのう、山口県の岩国航空基地に所属する隊員3人がオミクロン株に感染していることが確認されたと発表しました。岩国基地を共同で使うアメリカ軍でも、きのう新たに27人の新型コロナ感染者が確認されています。

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大濱 聡 12-30 ■師走某日、金城 実彫刻アトリエに珍客(賓客)来訪。前衆議院議員の辻元清美さんと、『沖縄戦場の記憶と「慰安所」』の著者・洪玧伸(ホン ユンシン)さん(早稲田大学アジア太平洋研究センター特別センター員)のご両人。金城アトリエの常連さんが集まって歓迎会を開いた(※コロナ対策に備えました)。

 「くろねこの短語」2021年12月29日 官公庁の仕事納めの日に、検察が「桜を見る会前夜祭」をめぐる公職選挙法違反疑惑で、ペテン師・シンゾーを嫌疑不十分ということで再び不起訴にしちゃいました。これで、ペテン師・シンゾーへの捜査は終結となったわけだけど、この結論は検審が「不起訴不当」の議決を出した時に決まってたようなものなんだね。なぜなら、「不起訴不当」ってのは再捜査後に改めて「不起訴」になったら、もうそれ以上は追及のしようがないからだ。これが、「起訴相当」だったら「強制起訴」もあったんだから、ハナっから筋書があったんじゃないのかねえ。妄想だけど。
 おそらく、検察はロクな捜査してないに決まってます。やる気があれば、ペテン師・シンゾーへの強制捜査だってあり得ただろうけど、任意の事情聴取ではそもそもからして腰が引けてます。「捜査で何をしたかはお答えしない」って特捜部副部長は言い放ったそうで、これだけでどこ向いて捜査していたかわかろうというものだ。総理大臣への疑惑ですからね。潔白だって言うなら、それなりの説明責任は捜査当局にあると思うけどねえ。
 結局は、年末のどさくさにまぎれての「不起訴処分」ということで、とんだ仕事納めをしてくれたものだ。ペテン師・ンゾーはさぞかしお腹の調子もいいに違いない。このところ北方領土だの台湾有事だの、妙に口が軽いのも検察の結論がわかっていたからのことなのだろう。こんな男が、これからも永田町を跋扈するかと思うと、なんとも背筋が寒い年の瀬なのだ。

 12-31 本日ウィルス、沖縄44人米98、大阪78人、東京人78人
 12-30 本日ウィルス、沖縄50人米45、大阪52人、東京人64人
 12-29 本日ウィルス、沖縄27人米20、大阪61人、東京人76人
 『朝日新聞デジタル』12-29 沖縄県警は29日、米海兵隊キャンプ瑞慶覧(北中城村など)所属の曹長ジョセフ・エレスミラット容疑者(38)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕
 12-28 本日ウィルス、沖縄29人米13、大阪51人、東京46人(1)



 斎藤 陽子 1-8 沖縄県の新型コロナウイルスの感染者は元旦1日は52人、2日に51人の感染が確認され、お正月3日には新たに、130人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、新規感染者数は225人となっていましたが、恐れていたお正月三が日を過ぎて、7日には新たに急激に感染者が増えて、1414人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたといいます。また7日沖縄ではすでに重点医療機関の医師、看護師の休職数は154人に及んでいると言います。これ以上感染拡大が無いことを祈るのみです。 アメリカ東部では年明けの1月3日から、記録的大雪となり、高速道路で想定外の大渋滞が発生し、首都ワシントンD.C.の南にあるバージニア州の高速道路では大渋滞が発生する事態となってしまいました。7日にはアメリカ東部周辺は豪雪で、緊急事態宣言まで出ています。
【思い出のアルバム】
5年前のクリスマス休みは名古屋からの友人夫妻を伴って、クリスマスの翌日の12月26日、ジョシュア・ツリー国立公園(Joshua Tree National Park)にゆきました。
この国立公園はカリフォルニア州南東部ロサンゼルスの東220キロメートルに位置し、車で片道3時間ほどかかりました。面積は3,196平方キロメートルで東京都の約1.5倍あるといいます。1994年に国立公園に制定された公園で、1990年アイルランド出身のロックバンド U2(このバンドいい歳をして、息子の影響で私は好きです)が打ち出したロック史に残る永遠の名盤といわれる「Joshua Tree」がリリースされてから20年が経ちますが、この国立公園は U2 のアルバムに風景写真が使用されて以来、一躍世界に知られる公園となりました。
 公園に入って標高の低い地帯でサンゴサボテンの群生(写真下方左)に出会い、標高を上がると、あたり一面に広がる砂漠地帯、不思議とここの地域のみにジョシュアツリーが忽然と存在し、砂漠だけかと思えば高さが20mはあろうかという巨大な岩がごろごろと点在しています。ジョシュアツリーとは正式名称をユッカ・ブレヴィフォリアと呼び、本来は木ではなく植物でユリ科に属し、高さは大きいもので3~4m近くに達し、推定年齢は約900年近くにもなると言われています。この地帯は砂漠特有の気温で、夏は50度近くの猛暑を記録し、冬は零下にまで下がり、私たちが訪ねた日も風が強く気温は零下を指していました。
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 テレ朝newu 12-29 米軍・佐世保基地16人感染…死者も 沖縄県以外のアメリカ軍基地にも広がっています。長崎県のアメリカ海軍佐世保基地は、新たに関係者16人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。うち1人は原因不明で、死亡した後、検査で陽性が判明しました。/『中國新聞デジタル』12-29 米軍岩国基地(岩国市)で29日、新たに基地関係者80人の新型コロナウイルス感染が確認された。/『毎日新聞』12-29 米疾病対策センター(CDC)の集計によると、27日に報告された米国内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の44万人超となった。新変異株「オミクロン株」の拡大とクリスマスの連休が重なり、前週の同じ月曜日から1・5倍に急増した。/29日、山口県のアメリカ軍岩国基地でも、新たに80人の基地関係者の感染が確認されました。

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 彫刻家の西村貞雄さん(琉球大学名誉教授)とローゼル川田さん(水彩画家・エッセイスト)の2人展「見えるもの見えたもの見えないもの」が18日から那覇市牧志の〇ギャラリー・サハスラーラで開かれた。/2021年12月28日 西村貞雄氏と作品/12月28日 永津禎三氏(琉球美、造形研究会会長)、永津禮子さん、西村貞雄氏/2021年12月『「時の眼ー沖縄」批評誌N27』永津禎三「『琉球史ムラ』が首里城を穢している」

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大濱 聡 2021-12-27
 
 12-25 名古屋の阪井さんから俳優の北村一輝のことでメールが送られてきた。早速ネット情報を見ると、大阪出身で母親が沖縄出身、お母さんの友人にデヴィ夫人がいるという。

 斎藤 陽子 12-30 きょう29日はもち米を15カップ水に浸けて、明日モチツキつき機でお正月用の餅を作ります。
ロスアンゼルスから5時間のラスベガスで、クリスマス・イヴの80歳の誕生日とクリスマスをラスベガスで過ごしてきました。ラスベガスはカジノでギャンブルをしなくとも、一流の各国のレストランが有り、ブランド物の店も総揃いで、それなりに楽しい処です。ラスベガスのどの和食屋さんでも、沖縄からのオリオンビールが飲めることを再確認して驚きました。
 また1980年代に飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで全米に発展した、鉄板焼きのべ二ハナの、ロッキー青木の息子スティーブ青木が、ミュージシャンとして成功し、シーザースパレスで自分のショーを持っているのにも驚きました。
今回はシーザースパレスのブランド名店街をゆっくり散策したいので、このホテルに二泊しました。ラスベガスはその昔、ネバダ砂漠の中にあった付近の窪んだ地形が、オアシスとなっていた処といいます。ベガとはスペイン語で「肥沃な土地」を意味し、これに女性定冠詞(複数形)を付けてラスベガスとなり、それが固有名詞となったといいます。
 1840年代末に現在のカリフォルニア州で金が発見され、ゴールドラッシュが起こると、カリフォルニアに向かう砂漠の中の、貴重な中継地点として、ラスベガスに定住する者が現れます。1905年5月15日にラスベガスが設立され、同年にユニオン・パシフィック鉄道の開通に伴って、水の便の良いラスベガスは蒸気機関車の給水地となり、現在のダウンタウンに駅が造られました。金鉱ブームも去った頃、1929年の株式大暴落に端を発した大恐慌が起り、さしたる産業の無いネバダ州では、税収確保のため1931年3月19日に賭博を合法化します。
 1931年に近郊(街の南東48キロメートル)にフーバーダムが着工され、ルーズベルト大統領のニューディール政策の時代の1936年に完成をみます。フーバーダムの建設労働者の流入と安価な電力の供給で、街は大きく発展します。1940年代に入るとダムから得られる豊富な電力を利用して、第二次世界大戦中にはネバダ砂漠に軍事基地や核実験場(ネバダ核実験場)が続々と建設され、その関係者が町に住むようになったと言われています。
 第二次世界大戦終結後の1946年にベンジャミン・シーゲルが、現在も経営しています「フラミンゴホテル」を最初に建設し、カジノが収益を上げることが判ると、マフィアが続々とホテルを建設するようになり、それらのホテルは同時に集客のためにフランク・シナトラやサミー・デイヴィス・ジュニア、リベラーチェなどの歌手のショーを定期的に行うようになり、マフィアがホテルやギャンブル場経営を伸ばしますが、しかし1960年代後半頃から当局の取り締まりが厳しくなるにつれて、マフィアは次々とホテルの経営権を手放すようになり、合法的な不動産会社、ホテルチェーン、ハワード・ヒューズのような大富豪などがこれらのホテルやカジノの経営権を引き継ぎます。
 その後も資金融資などの形で限定的なマフィアの介入はありましたが、ゲーミング・ライセンス(カジノ開設・運営の権利を定める一連の州法など)の厳格化に伴いその影響力は漸減し、1990年代にはほぼマフィア経営は払拭されたと考えられています。それに伴って投機ブームが起こり、より広い土地が必要となったこともあって市街は南方に大きく拡張し、1980年代の末頃から巨大テーマホテルブームが起こり、現在に至っています。
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