2010年7月3日『琉球新報』 先達たたえ献奏 琉球古典音楽野村流
顕彰碑前で「ぢゃんな節」「十七八節」を厳かに献奏する会員ら=2日、那覇市若狭の旭ケ丘公園内 琉球古典音楽野村流の4団体で構成する「野村流合同協議会」(國吉正康会長)は2日、那覇市若狭の旭ケ丘公園内にある琉球古典音楽野村流始祖先師顕彰碑前で「野村安趙師を始祖とする野村流先師の遺徳を偲(しの)ぶ会」を開いた。役員ら16人が出席して黙とうを捧げ「ぢゃんな節」「十七八節」を厳かに献奏し先人の偉業をたたえた。偲ぶ会は2008年から始まり3回目。毎年、野村安趙師の命日である7月2日に合わせて野村流音楽協会、野村流伝統音楽協会、野村流古典音楽保存会、野村流松村統絃会で構成する合同協議会が主催する。
 前日の大雨とは一転し晴れ渡った空の下、出席者は報恩の音色を響かせた。國吉会長は「文化庁も(琉球古典音楽を)高く評価し、郷土芸能の真価を認められている。海外へも普及し伝統を継承していきたい。先師への報恩と喜びの会としたい」とあいさつした。