漫画家・富田 英三
富田 英三(とみた えいぞう、1906年(明治39年) - 1982年(昭和57年)3月29日)は、日本の漫画家、戯文家、ゲイ研究家。 大阪府出身。『漫画読本』などで作品を発表。戦前からのゲイ文化研究家で、戦後はアメリカ合衆国に滞在して研究を深めた。→ウィキペディア


1958年6月 富田 英三『ゲイ』東京書房


写真ーニューヨークの②グリニッチ・ヴィレージにて、タバコをくわえているのが富田 英三

「ヴィレッジ」の最大の特徴は、ミッドタウンやアップタウンにあるような、マンハッタンの典型的なグリッド(碁盤の目)状の街のつくりとは異なり、小さく細かいストリートからなっていることです。これは19世紀以降に都市計画が始まる前から、住宅地が形成されていたためで、今でもその建物や通りはニューヨークの歴史をあらわすものとして大切に残されています。その風情ある街並みは、20世紀に入ると多くの文化人やアーティストたちに愛されるようになり、文学、芸術、音楽、演劇など豊かな文化が花開きました。またその流れをくんで、60年代後半には同性愛運動の発祥の地となり、現在でもゲイカルチャーの中心として有名なエリアでもあります。今日は、とくに細かいストリートが入りくんだ6thアヴェニューから西側のエリアを中心に、「ヴィレッジ」の魅力にせまります。 →ニューヨークナビ



1960年7月 ③須山計一『日本の戯画ー諷刺と抵抗の精神』社会思想研究会出版部
須山計一 すやま-けいいち
1905-1975 昭和時代の洋画家,漫画家。
明治38年7月17日生まれ。大正15年日本漫画家連盟に参加。昭和8年日本プロレタリア美術家同盟(ヤップ)書記長として活躍中検挙される。戦後は一水会会員,日本美術会会員。昭和50年4月17日死去。69歳。長野県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。著作に「日本漫画百年」など。→コトバンク