2019年5月 仲程昌徳『ハワイと沖縄 日誌、映画、二世たち、捕虜たち』ボーダーインク


1951年1月 比嘉武信『布哇沖縄県人写真帳ー来布五十年記念』








2004年4月 比嘉武信『比嘉武信の雑炊日誌』琉球新報社


2017年4月 仲程昌徳『もう一つの沖縄文学』ボーダーインク

仲程昌徳の本


2016年4月 仲程昌徳『沖縄の投稿者たちー沖縄近代文学資料発掘』ボーダーインク

  今売り出し中の若手(❔)写真家・豊里友行(TOYOZATO TOMOYUKI)クンの「とよチャンネル4」で仲程昌徳『沖縄の投稿者たちー沖縄近代文学資料発掘ー』ボーダーインクが紹介されている。「戦前、中央の文芸雑誌に詩や俳句などを投稿した ウチナーンチュの作品を発掘・紹介されていて瞠目の文学資料発掘の書。創作の重要性を注視しがちだが、この歴史に埋もれがちな文学作品の歴史を掘り起こし記録する仕事も重要性だと私は、声を大にして言いたい。貴重な仕事」と豊里クンは強調している。

 私の東京時代1964年、神保町の古本大学に遊学し乱読を極めたが、読んだものの大半は記憶にない。。その間、中学のころからの漫画や民俗学に加えて、探偵雑誌や実話もの雑誌が目茶目茶安いので買って切り抜いて手帖にスクラップにしていたが、これも放浪性ゆえか殆ど残っていない。仲程氏は大学の先生なので系統だって文学関係の資料を国会図書館や国立、私立の大学図書館で収集していることは30余年まえから知っていた。仲程氏の本書発刊は『沖縄の投稿者たちー沖縄近代文学資料発掘ー』のあとがきで本書の発刊理由を「若い研究者に、大切な時間を、同じような資料集めにこれ以上浪費させたくない」ということである。私などは同じ資料収集でも興味の赴くままで、かつ結論は必要としない。

 本書を見て思いついたことを書き留める。目次は1 『文庫』と沖縄の投稿者たち/ 2 『明星』と沖縄の投稿者たち/ 3 『創作』と沖縄の投稿者たち/ 4 『スバル』と沖縄の歌人たち /5 『文章世界』と沖縄の投稿者たち /6 『ホトトギス』と沖縄の俳句作者たち/7 『趣味』と沖縄の投稿者たち、となっている。写真や図がないことは少々不満である。写真家・豊里クンを冒頭に持ってきたのはそういう意味である。かの西郷隆盛の写真もまだ確認されていないが銅像などでイメージとしては定着している。本書に出ているウチナー投稿者たちの写真が現在あるのは、西平野の守、紅梯梧、煙波、汀鳥、麦門冬・詩華兄弟、名護朝扶、山城正忠、上間正雄、小橋川南村、、尚球、比嘉良篤、神山宗勲、渡久地政馮、上里無春、東恩納寛敷らであるが近年、摩文仁朝信の写真が新聞で紹介された。


左から俳人・東風平汀鳥、麦門冬、國吉朝秀、末吉安慶、名護朝扶、最後の女の子は不詳。



写真左から二人目の立っているのが山城正忠、その下が上間正雄、4人目の立っているのが末吉麦門冬、その下の真ん中が渡嘉敷唯選。庭で左に立っているのが池宮城積宝、右が名護朝扶