1995年ー『平和のためのガイドブック沖縄ー自然・島々 歴史・文化 戦跡・基地』クリスタル出版企画・伊集盛信

12月14日、堺市在住の伊集盛信氏の自費出版本『小説 角力』(すもう)が出来上がってきました。即お届けし、堺市中央図書館(正面入口に与謝野晶子碑)、大阪市中央図書館への寄贈に同行させていただきました。装丁なども気に入ってもらえました。著者紹介の顔写真には「こんなに白髪かい」と感慨深かげです。文中にあった、観衆は「ウリッ、ウリッ」とは何の意味かとお聞きしますと、「ホイッ、ホイィ」と元気な掛け声のこと、身振りと声で教えてくれました。
 沖縄角力(すもう)は大和の相撲とはまったく異なります。3本勝負で2本取ること、相手の両肩を土俵に付けたものが勝者。横綱、大関とかの階級もありません。舞台は著者の出身地である久米島、那覇。最初、「すもうを書いたものを出版」とお聞きしたときにはスポ根ものでは、と思いました。ところが「角力」を軸にしながら沖縄戦、銃剣とブルによる土地強制取り上げ、本土復帰闘争、基地返還などの青年たちのたたかいを生き生きと描きます。那覇のカメジロウ民主市政擁護のため税金を市民が市役所に持参し納税闘争も紹介。「よく書く時間がありましたね」「いやその気になれば多忙でも書けます」。自営の喫茶「儀間コーヒー」店(府立大正門前)の片隅にノートパソコンを置いて、久米島にある共同体思想を描き出したところ。第2作には労働組合づくりを描いた作品も収録してはどうか、と声かけしました。(2010-12きかんしサポータ-)

2011年 沖縄タイムス社・神奈川新聞社・長崎新聞社=合同企画「安保改定50年」取材班『米軍基地の現場から』高文研

□そしてこの問題で大手メディアの無責任さも際だった。防衛問題を担当する記者ですら、沖縄配備の米軍部隊について十分な知識がないまま、基地問題を論じている。大手紙が社説で主張したのは、
①日米同盟を危機にさらすな
②抑止力を維持せよ
③沖縄の負担を軽減せよ
の3点だった。沖縄に』基地を集中させる政策を検証する論説はなかった。鳩山氏が退任し、菅政権が日米合意を追認すると、メディアはすべてが終結したかのように「沖縄から離れた。この言論空間のよどみ、ゆがみが沖縄問題を一層難しくする。たったひとつの米軍飛行場のために首相が辞めてしまう国は日本以外に存在するだろうか。文民統制が瓦解している。」
                
2011年 『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること 沖縄・米軍基地観光ガイド』書籍情報社


『大日本帝国憲法』