1922(大正11)年
1月  島倉龍治ら沖縄史蹟保存会を設立し東宮行啓記念碑などの史蹟20余を建碑
2月17日  『沖縄朝日新聞』写真「上村渠の行列」「前村渠の馬小」
2月18碑  『沖縄朝日新聞』広告「那覇劇場」
2月     那覇の帝國館で「元勲大隈侯 國民葬」上映


2月9日   『沖縄タイムス』莫夢生「鶏聲犬語ー隈侯と山公(2)」
        この記事の側に「山公の国葬ー今日午後2時 真教寺」 

2月21日  『沖縄タイムス』莫夢生「鶏聲犬語ー隈侯と山公(10)」
        側に「啄木碑建設」記事






〇嘗て印度哲人タゴールが来た時隈侯は例の口調にて「我輩老来書をよまさるを以て哲学などは研究していない、唯花を植えて楽しむのみであるんである」と云ったら、タゴール①「花を植えて楽しむことがまた哲学であります、閣下はそれに依って自然と人生の問題を考へて居らるるから」とやって、流石の長広舌をして一時沈黙せしめたことがある。併し隈侯の観花哲学はそこまでは進んでいなかったようだ。 

①タゴール 【Rabindranath Tagore】
[1861~1941]インドの詩人・小説家・思想家。インドの近代化を促し、東西文化の融合に努めた。ベンガル語で作品を書き、一部を自ら英訳。1913年、ノーベル文学賞受賞。詩集「ギーターンジャリ」、小説「ゴーラ」など。→コトバンク



2月22日  『沖縄タイムス』莫夢生「鶏聲犬語ー隈侯と山公(11)」
        側に「美しく有望な女形ー儀保松男君」記事

      2月24日  『沖縄タイムス』莫夢生「鶏聲犬語ー隈侯と山公(14)」
3月21日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<5>ー男女の幼名」
3月22日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<6>ー察度は童名?」
3月24日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<8>ー琉球史に見えたる暗殺」
3月25日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<9>ー琉球史に見えたる暗殺」(国頭按司家譜)
3月26日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<10>ー琉球史に見えたる暗殺」
3月28日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<11>ー豊見親碑」
3月29日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<12>ー豊見親碑」
3月30日  『沖縄タイムス』莫夢生「陽春雑筆<13>ーおもろ艸紙の消失」(具志川按司家譜)



□程順則の碑を手始めに七偉人(羽地王子、宜湾朝保、護佐丸)の碑が続々その墓地に建てられた。書は東宮侍従長子爵・入江為守氏①。1923年1月9日『沖縄タイムス』「厳かに行はれた文若公建碑式ー島倉氏の建碑報告」
入江為守 いりえ-ためもり
1868-1936 明治-昭和時代前期の官僚,歌人。
慶応4年4月20日生まれ。冷泉為理(れいぜい-ためすけ)の3男。入江相政(すけまさ)の父。明治30年貴族院議員。のち東宮侍従長,侍従次長をへて昭和2年皇太后宮大夫。この間大正4年から御歌所所長をかね,「明治天皇御集」「昭憲皇太后御集」編集事業を完成させた。昭和11年3月19日死去。69歳。京都出身。(コトバンク)