本日は元旦。旧暦のムーチーの日、新暦の12月8日は太平洋戦争開戦の日。その結果の「密約復帰」から40周年の幕開けである。昼は屋部公子さん、山田實さんに若水(前日ー末吉宮近くの湧水をペットボトルに汲み、その帰途、宮里朝光翁と出会う)を持参。若水は沖縄県立博物館・美術館のトーゥジなどにかける。

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下「ムーチーづくり」(絵/親泊英繁)
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人形劇団かじまやぁ・名護市字済井出226-2 ☏FAX0980ー52-8084 携帯090-2513-6255

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上の年賀状は末吉麦門冬関連での交流の方々である。

中瀬喜陽氏
1933年和歌山県生まれ。東洋大学文学部卒業。高校教諭を経て、現在、南方熊楠顕彰会副会長、田辺市文化財審議会委員長。著書に『覚書南方熊楠』『南方熊楠独白』、共編に『南方熊楠アルバム』等がある。

飯倉 照平氏
1934年生まれ。中国文学者。南方熊楠研究で著名、東京都立大学名誉教授。
千葉県生まれ。東京都立大学中国文学科卒業。出版社勤務、神戸大学文学部講師、東京都立大助教授・教授、1998年定年退官。『南方熊楠全集』、『同選集』(平凡社)の校訂、中国民話の会世話人、南方熊楠邸保存顕彰会で資料整理・刊行に当たっている。2004年に南方熊楠賞特別賞受賞。


うちなー正月(そーがち)でーびる
若(わか)太陽(てぃーだ) 拝(うが)でぃ 若水(わかみじ)ゆ孵(す)でぃてぃ 美(きゆ)ら世(ゆ)・沖縄 うんぬきやびら
2011年は、いろいろと大変な年でしたが、被災地の気仙沼高校3年生今野さんの「止まらずに 私は未来(つぎ)に 進んでく 隣に君が いないとしても」の歌に勇気をもらいました。

昨年は、第4次糸満市総合計画の答申、泊小学校創立130年、第3回沖縄民衆議会、南城市市民大学、沖縄県地域史協議会30年記念事業、福州市・山東省曲阜の孔子廟訪問、那覇市立博物館講座などに関わりましたが、初孫の誕生、手術入院などもあり、本当にいろいろでした。

旧臘、中城城址で冬至明けの若太陽に、新年は摩文仁の平和祈念堂の火祭、地元安里の拝所巡りと、万感の思いで新しい年の平穏と幸せを祈りましたが、今年は沖縄返還40年。沖縄の基地問題、地域自治、原発、災害の復旧・復興や今後の対策、社会保障、雇用や経済格差など、根本から変らなければとの思いを一層深くしています。
本年も、引き続き、ご指導ご厚誼の程お願い申し上げます。
          2012年壬辰 旧正月
         学校法人沖縄大学理事・同客員教授
真栄里 泰山

俳句同人誌『天荒』41号□編集・発行人 野ざらし延男 〒904-0105北谷町字吉原726番地の11 電話FAX098-936-2536
□俳句も今や国際化の時代である。季語の自縛から解放し、グローバルな視点での俳句文学の自立が問われている。(延男)

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