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Category: 04-書の森
Posted by: ryubun02
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 「くろねこの短語」2021年10月29日 (前略)そもそも、大阪のチンピラ市長・松井君は、公務ほったらかしで、よくもまあ衆議院選で全国を駆けずり回っていられるものだ。そこを突かれて、このチンピラ市長は「僕がいないことで市政に影響が出ていない」って逆切れしたっていうから笑っちまう。「市政に影響が出ていない」ってことは、存在価値がないってことなんだから、とっとと辞めちまえ、ってなもんです。党首討論でも、政策論争そっちのけで、他の野党を貶めるような与太飛ばすだけだもんね。それだって、共産党の志位君に論破されちゃって、苦虫嚙み潰したようなツラして黙り込んじゃうんだから、ロクなもんじゃありません。
 コロナに関しても、イソジン吉村君なんかやったらに「やってる感」を吹聴しまくっているけど、大阪のコロナ感染者は27日66人、28日61人と東京の3倍近いというのが実状だ。その背景には、大阪の医療体制をボロボロにしちまった維新の会の政策があるんだね。チンピラもイソジンも、野党批判にかまけている場合じゃないだろうに、おそらくそうでもしないとこれまでの悪政がバレちまうというのが正直なところなんじゃないのか。そんな維新の会が議席を伸ばしそうという予想もあるようだけど、野党に文句つけるだけの自民党の別動隊をのさばらすと大変なことになりますよ。

 「くろねこの短語」2021年10月28日 万が一政権交代したら逮捕されちゃかもってんで、ペテン師・シンゾーが反共を喚き散らしてネガティブキャンペーンに必死こいてるんだが、そんなペテン師を警護するために年間2億円もの経費がかかっているってね。「首相経験者にはSPがつくのが慣例というが、首相退任後、1年余も続く私邸警備は異例中の異例」ってんだが、2億円もの経費ってのはさすがにベラボーだろう。これすべて税金なんだから、まさに「盗人に追い銭」ってことか。
 ペテン師・シンゾーとくれば、アベノマスクだ。なんと、いまだに8000万枚以上が未配布の状態で、保管費用として6億円も使ってるんだとさ。そもそも、8000万枚も余っているってことは、過剰発注してたんじゃないのかねえ。当然、それで儲けた業者がいるわけで、その辺の明細ってのをちゃんと公表するのが義務だろうに、それを拒否しているってのは表に出ちゃうとまずい利権の構造があるに違いない。
 ようするに、お友達の利権のためのアベノマスクだったってことで、8000万枚ってのは金額にすると100億円を超えてるんだから、ちゃんと調べればモリ・カケ・サクラに続く疑獄事件になる可能性があるんじゃないのかねえ。最後に、ひょっとこ麻生の「温暖化のおかげで北海道の米がうまくなった」発言だ。メディアはなぜスルーしてるんだろうねえ。ワイドショーなんか絶好のネタだろうに、衆議院選を意識しちゃってるからなのか、無視しまくっている。わかりやすいっちゃわかりやすいんだが、ここまで露骨な自主規制して恥ずかしくないのかねえ。そっか、恥を知ってたら、テレビなんかやってられないか。

 「くろねこの短語」2021年10月27日 「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」・・・皇室の結婚問題で浮かれまくるメディアには、、こんな言葉がふさわしい。そんなことより、どうせ報道するならこっちだろう。何かって、口を開けばバカを晒すひょっとこ麻生だ。なんとまあ、北海道の応援演説で、こんな暴言・妄言を吐きましたとさ。『昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった。農家のおかげか、違う。温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いてないが、いいことがある』農家が必死に努力して品種改良したから北海道の米のいまがあるってのに、「温暖化のおかげ」ときたもんだ。すかさず、北海道農民連盟が「温暖化を肯定するような発言は耳を疑う」と抗議文を出したってね。でもって、ヘタレ総理も陳謝したってんだが、おいおい、それよりもひょっとこ麻生を叱責するのがアンタの立場だろうに。
 この発言の問題は、非科学的以前に農家への侮辱ってことにある。なんとも言えない嫌な差別意識を感じてしまうのだ。メディアは、衆議院選の情勢調査なんかどうでもいいから、ひょっとこ麻生のこうした国民を舐めきった発言を、いまこそ糾弾すべきじゃないのか。

 10-29 本日も「波」ウィルス禍、沖縄6人米2、大阪52人(1)、東京24人(3)
 10-28 本日も「波」ウィルス禍、沖縄9人(4)、大阪61人(1)、東京21人(3)
 10-27 本日も「波」ウィルス禍、沖縄18人米3、大阪66人(1)、東京36人(2)
 10-26 本日も「波」ウィルス禍、沖縄12人1(4)米1、大阪51人(2)、東京29人(5)
 10-25 本日も「波」ウィルス禍、沖縄5人米0、大阪26人(1)、東京13人(1)
 10-24 本日も「波」ウィルス禍、沖縄13(4)人米0、大阪38人、東京19人
 10-23 本日も「波」ウィルス禍、沖縄9人米2、大阪46人(1)、東京32人(1)

 「くろねこの短語」2021年10月26日 新聞は性懲りもなく衆議院選の情勢予想を垂れ流している。でもって、不思議でならないのが、その見出しの付け方なんだね。たとえば、朝日は「自民が単独過半数確保の勢い」、時事通信は「自民、単独過半数うかがう」って言うんだが、単独過半数ってことは現有議席を40以上も減らすってことなんだよね。そこには「勢い」なんてのはないと思うけどねえ。「自民、大幅議席減」「単独過半数割り込む危険も」ってのが正しいんじゃないのか。ネット配信だと、見出しだけで読み飛ばすひとがかなりいるんだから、これって印象操作そのものだろう。こんなんだから、選挙の事前予想なんて止めちまえって声が出てくるんだね。
 なんだかんだ言っても、投票まで残り5日。山口、静岡の参院補選の投票率がどちらも50%に届かず、山口なんか36.54%という無惨な結果だったことを考えると、果たして衆議院選はどうなることやら。わずか25%程度の得票率で議席を独占できてしまうのは、低投票率が原因なんだから、最後はやっぱり有権者の意識の問題ってことなのだ。

  「くろねこの短語」2021年10月24日 衆議院選に突入してからというもの、3A(安倍・麻生・甘利)を筆頭に自民党による野党共闘へデマを含めた誹謗中傷が止まらない。ペテン師・シンゾーが、「立憲民主党と共産党に私たちは負けるわけにはいかないんです。この組み合わせに負けたら、日本は再び、あの悪夢のような時代に逆戻りしてしまいます」と喚き散らせば、ひょっとこ麻生は「私たちは政権選択を戦っている。あちらは立憲共産党になっているじゃないですか。これが事実でしょう。政権選択選挙だと覚えておいていただきたい」だとさ。だったらお前らは「自民公明党」だろって野次も飛ぼうというものだ。さらに、笑えるのが最後は金目のノビテルだ。「自由と民主主義と法の支配と人権を大切にする我々が戦って負けるわけにはいかない」ときたもんだ。すかさず、「生活保護をナマポなんて呼んで攻撃して、生活保護受給者への差別を煽ったくせにどの口が」とカウンター食らってます。
 政策議論そっちのけで、「民主主義か共産主義か」なんて時代錯誤な反共攻撃に精出しているってことは、それだけ焦っているってことでもあるのだろう。まともな政策論争しちゃうと、ペテン師やひょっとこでは相手になりませんからね。もっとも、「共産主義」の対義語は「資本主義」で、そもそものも問題の立て方が間違えているのだが(笑笑)それにしても、「立憲共産党」だのと喚いて、公党を中傷する手口って下品すぎるだろう。ていうか、お里が知れるってものだ。こんなんだから、政権に返り咲いて10年にもなろうってのに、自分たちの無能・無策を棚に上げて、いまだに「悪夢のような民主党政権」なんて口にできちゃうんだろうね。

 「くろねこの短語」2021年10月22日 新聞・TVが衆議院選の予想を一斉に発表して、性懲りもなく競馬新聞化している。しかも、どの予想も最後には「しかし、無党派層の約4割が投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がる」でエクスキューズしてるんだね。だったら予想なんかするんじゃない。勝ち馬に乗る「バンドワゴン効果」や同情票による「アンダードッグ効果」を避けるため、選挙の事前予想を禁止している国だってある。そもそも、メディアは積極的な投票行動を促すのが務めなんであって、予想屋になって選挙への興味を失わせてどうする。
 そんなことより、ペテン師・シンゾーだ。野党共闘が選挙に勝っちゃうと逮捕される可能性があるからなのか、野党共闘をdisりまくるのに必死だってね。YouTuberもやり始めて、その危機感は相当なものがありそうだ。おそらく、「Dappi」が使えなくなったってのもあるんじゃないか。昨日も、「日米同盟は廃止、そして自衛隊は憲法違反、これが共産党の基本的な政策だ。その共産党の力を借りて、立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてしまうのは間違いない」って横浜の街頭演説で喚き散らしたそうだ。杉田汚水脈を中国ブロック比例代表の上位にってんで、なにやら画策もしたそうで、おかげで官房機密費持ち逃げ疑惑の元官房長官・河村君の世襲の息子は、北関東ブロックに飛ばされましたとさ。

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2021年9月 神奈川大学人文学会『人文研究』第203号 後田多敦「資料紹介・土屋寛信『琉球紀行 全』ー沖縄県設置直後のコレラ感染と政治の記録」□新設沖縄県の初代トップは木梨精一郎(1879年3月11日、内務省出張所長に沖縄県令心得の辞令)である。1879年8月29日、土屋寛信・遠藤達那覇着。鍋島沖縄県令が7月下旬にコレラ感染、尚泰夫人(平良按司)は8月26日コレラで死去。/1879年の置県後、人口およそ33万人余の沖縄で、この年のコレラで6千人を超える人々が亡くなった。〇1910年5月6日『沖縄毎日新聞』「木梨精一郎男薨去」

 「くろねこの短語」2021年10月21日 マイナンバーカードが健康保険証として使えることになって、まるで政府広報のようにテレビが宣伝しまくっている。でも、使える病院はわずか7.9%ってんだから、笑っちまう。国による個人情報の管理というマイナンバーカードに関する問題点はすっかり忘れちまったかのようなテレビの浮かれぶりを見るにつけ、ああ、テレビってオワコンなんだとつくづく思う。なかでも、TBS『Nスタ』のヨイショは観ているこっちが恥ずかしいほどでありました。
 そんなことより、情報工作の「Dappi」問題だ。なんと、「Dappi」の運営元法人の社長が、自民党本部事務総長の親戚ということが発覚したってね。「登記簿によれば事務総長の親族の土地(群馬県)に社長が住宅を新築。ローン取扱店は、国会の通行証がないと使えない大手銀行の衆議院支店」(しんぶん赤旗)で、党本部や国会などに出入りしてたというから、状況的には自民党ともかなり深い関係があっただろうことは容易に想像がつく。ていうか、主犯は自民党じゃないのか。
 なんでも、自民党本部事務総長ってのは、ペテン師・シンゾーの覚えめでたく、「民主党に政権を奪われた後の2010年7月にいったん一線を退くが、再び総裁に返り咲いた安倍晋三に呼び戻され、同じく再度事務総長のポストに就任」したそうだ。この問題、どうして大手メディアのほとんどはダンマリ決め込んでるんだろう。おそらく、「Dappi」以外のアカウントで、衆議院選挙でも暗躍してると思うけどねえ。そっか、メディアもグルだったか。なんたてったって、鮨友だらけだもんね。いや、こりゃまた失礼しました。

 10-22 本日も「波」ウィルス禍、沖縄14人、大阪51人(2)、東京26人
 10-21 本日も「波」ウィルス禍、沖縄18人(3)、大阪42人(6)、東京36人
 10-20 本日も「波」ウィルス禍、沖縄20人,、大阪73人(1)、東京41人(5)
 10-19 本日も「波」ウィルス禍、沖縄29人,、大阪83人(3)、東京39人(13)
 10-18 本日も「波」ウィルス禍、沖縄16人(2),、大阪29人(4)、東京29人(6)

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10-19/10-20

 「くろねこの短語」2021年10月18日 衆議院選は明日の公示でいよいよ本番となるんだが、それを意識してかテレビのニュース観てるとやたらヘタレ総理のどうでもいいい話題を垂れ流してる。昨日のTBS『Nスタ』なんかトップのニュースが「今日の岸田総理」と銘打って、福島第一原発の汚染水視察だもんね。両論併記の建前から、当然野党の動きも追ってるのかと思ったら、そちらはまったくスルー。これじゃあ、政権の広報みたいなものだろう。
 政権の広報とくれば、NHK『日曜討論』だ。各党の幹部が出席して、衆議院選直前の丁々発止の討論になるのかと思いきや、なんとまあ、口利きワイロの睡眠障害・甘利君がフェイクニュースの言い放題で、それを司会者は制止もしなかったってね。「あのう、消費税の使い道はですね、社会保障に限定されているんですね」
「ここにある世界を席巻しているスマホも、3Dプリンターも量子コンピュータも全部、日本の発明です」これに乗っかるように、維新も「私立高校も大阪では完全無償」ってホラ吹いたってね。
 いやあ、「Dappi」疑惑で情報工作が囁かれてるってのに、白昼堂々と政治家が大嘘かまして、それをメディアもほったらかしにしてるんだから、この国は終わってます。  これをもう一度建て直すには、とにかく選挙に行くこと。グチ言ってるだけじゃ、何も動きませんからね。

 「くろねこの短語」2021年10月17日 東京新聞以外のメディアがスルーを決め込んでいた「Dappi」疑惑を、TBS『報道特集』が取り上げた。「Dappi」疑惑ってのは、政党がネットを使ってデマやフェイクニュースを垂れ流して情報工作をするという組織ぐるみの犯罪で、これが罷り通るとなると民主主義の根幹を揺るがす由々しき問題なんだよね。たまたま「Dappi」疑惑は立憲民主の若武者・小西君が起こした訴訟でその実体が白日の下に晒されつつあるけど、それ以外の匿名アカウントを使ってただいま現在も情報工作が行われているかもしれないんだね。  だから、衆議院選挙を前に、この問題を放置しておくってのは、極めて危険なことなのだ。代表質問で立憲民主の姉御・森君が「Dappi」疑獄について熱弁をふるったが、それすらTVニュースはカットしてましたからね。ひょっとしたら、この問題を掘り下げていくと、自民党とメディアの蜜月関係も表に出てきちゃう可能性があるからってことだったりして。妄想だけど。

 「くろねこの短語」2021年10月16日 メディアは何かって言うと野党共闘を貶めるような表現を使うんだね。典型的なのが、「野党共闘、思惑絡みで選挙区で温度差」なんてやつがそれだ。どうやっても野党共闘に亀裂があるように見せかけたくて手を変え品を変えての恣意的報道がそこにはある。そこに加えて、口利きワイロの睡眠障害・甘利君の「自由民主主義か共産主義か」なんていうなんとも時代錯誤な反共宣伝がある。そんな流れに乗ったんだろうね。公明党の山口メンバーが共産党をdisったものの、その認識不足を突かれて瞬殺されちゃいました。こんな具合です。
 「共産党は日米安保条約廃棄、自衛隊は違憲、天皇制は憲法違反、廃止。こういう政党と閣外協力すると言っても、極めて安定感のない政権に他ならない」これに対して、共産党のとっちゃん坊や・小池君のあしたのジョーばりのクロスカウンターが炸裂。「わが党の綱領には、天皇制は、憲法上の制度であると明記していて、憲法違反のはずがない。同時に、党の綱領には、憲法の天皇の条項や前文も含め、すべての条項を守ることを明記している」「暴力革命」発言の自称国際弁護士・ヤッシーと同じく共産党綱領をちゃんと読みもしないで、その場の雰囲気でデマを喚き散らすって、公党の党首のすることではありません。
 とっちゃん坊や・小池君の発言撤回要求に、山口メンバーはどんな対応するのか、けだし見物ではあります。もっとも、下駄の雪と笑われても権力に縋りつく恥知らずだから、タセンマリを決め込むつもりだろうけどね。⇒公党の党首レベルの国会議員が2ちゃんねるのような陰謀論を平気で口にして薄笑いを浮かべるような世の中になったのはここ10年くらいだ。
 ところで、公約からすっかり抜け落ちた「令和版所得倍増」について、誰それ閣僚のひとりである山際とかいう経済再生担当大臣のとんでも発言が失笑を買っている。 「所得倍増は所得が2倍になる意味でない」  ははは、開いた口が塞がらないとはこういうことを言うんだね。自民党の跡目争いでの公約がすべて大ボラだったのが、またひとつ暴露されたってわけだ。ネットでは、桜を見る会騒動の時の「募ってはいるが募集はしていない」(ペテン師・シンゾー)に匹敵するボケかましてくれたと笑いの渦が起きている。そのうち、「所得倍増は所得が2倍になる意味でない」って閣議決定するんじゃないのか。

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Category: 04-書の森
Posted by: ryubun02
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 2021年10月 上江洲儀正『島を出るーハンセン病回復者・宮良正吉の旅路』水曜社(新宿区)
 10歳の少年は、兄に連れられて故郷の石垣島を出た。病気がなおればすぐに帰れると思っていた。長い旅のはじまりだった。1956(昭和31)年、島を出た宮良正吉(みやらせいきち)は現在76歳。大阪で暮らし、ハンセン病関西退所者原告団「いちょうの会」の会長である。いまだにやまないハンセン病への差別・偏見の解消をめざし、回復者の語り部として各地で自身の体験を伝えている。ハンセン病の歴史は悲惨である。患者はらい病と呼ばれて差別され村の外へ追いやられ、隔離された。療養所内では男性に断種手術を施し、妊娠した女性には堕胎を強要した。「この病気は死んだら喜ばれる」……。
 回復した正吉は大阪の印刷会社で働いた。社会は荒波だった。恋人ができた。プロポーズの時に回復者だと打ち明けた。「それがどうしたの?」。その言葉にあたらしいふるさとができた。ふたりの子どもに恵まれた。娘に元患者だったと告白してから5 年後、新聞記事で公にカミングアウトし、ハンセン病語り部の道を歩みだした。本書はロングインタビューの積み重ねにより、ひとりのハンセン病患者の半生を「生の声をできるだけ生のまま」「わたし(著者)自身に教えるように」ハンセン病問題の歴史をかさねあわせて書かれた「長い旅」、その現在進行形の経過報告でもある。
 宮良 正吉(みやら・せいきち)1945 年7月沖縄県石垣町に生まれる。小学4年身体検査でハンセン病罹患が判明。翌年、沖縄本島のハンセン病療養所愛楽園に収容のため島を出る。1961年患者専用列車で高校入学。1965 年高校卒業後大阪で就職。2001年らい予防法違憲国家賠償請求訴訟原告団に加わる。2008年はじめて自身の体験を語りはじめる。

 
大濱 聡 2021年11月■「過去の思い出を振り返ってみましょう」として2017.11.10の投稿が。「日本最南端の出版社」南山舎と、代表の友人・上江洲儀正さん(現会長)についての紹介でした。■1987年の創業以来、八重山をテーマに数々の良書を世に送り出してきましたが、このたび初めて自身の本『島を出る―ハンセン病回復者・宮良正吉の旅路―』(水曜社刊)を出版。2019-20年の2年にわたって、南山舎発行の『月刊やいま』で自ら10回連載したルポ「島を出た八重山人」に加筆修正してまとめたものです。
■ハンセン病患者として10歳の幼い身で親元を離れ、島外の療養所でひとりで生きていかねばならなかった人生――〈一人の元患者の半生とハンセン病問題の歴史を重ねあわせて書かれた、現在進行形のノンフィクション〉(新聞広告より)■〈島を出る。島人にとってこのことばは特別な響きがある〉〈島を出るのは、若者にとって宿命のようなものである。しかも一度出てしまうと、島に働く場はそう多くはないから、なかなか戻ることはできない。したがって、「島を出る」ということばには、覚悟、希望、別れ……などさまざまな思いが入り混じる〉(あとがきより)読み応えのある本です。お薦めします。

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