11/10: 関西/1982年5月 沖縄の雑誌『青い海』113号 末次智「おもろさうしを読む㊶『あきみよのとまり』考」
1982年5月 沖縄の雑誌『青い海』113号 末次智「おもろさうしを読む㊶『あきみよのとまり』考」
2017年3月 末次智『世礼国男と沖縄学の時代ー琉球古典の探究者たち』森話社/1922年2月 世礼国男詩集『阿旦のかげ』曙光詩社
末次 智資料(左に見えるのが世禮國男著作リスト)
SUETSUGU Satoshi
京都精華大学人文学部教授。 総合人文学科 日本・アジア文化コース 専門分野 琉球国文化 経歴・業績
立命館大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得。奄美・沖縄の文化、とくに琉球王国の文化専攻。著書に『琉球の王権と神話』、『琉球宮廷歌謡論』、論文に「Cocco論序説、あるいは、ウタの始まり」、「身体の楽譜」等。最近は、ヒトの「身体」と世界観に関心がある。
2012年10月 末次智『琉球宮廷歌謡論 首里城の時空から』森話社/2017年3月 島村幸一『おもろさうし研究』KADOKAWA
1943年7月15日 『沖縄新報』世禮國男(二中教諭)「沖縄古神道」(琉球神道の宝典は琉球國由来記)
□緒言
沖縄古来の社、各神名を琉球國由来記によって見るに、社名には何々嶽(又は御嶽)、何々森を称し,他に火神・神アシアゲ・殿(トノ・トン)・テラ(洞祠)などがあり、神名には何々御イベと称したのが多く、その名称も種々雑多である。かくの如く琉球神道の祭神形態は一見、日本神道と甚だしく異なる所があるので、従来動もすれば、全くの自然崇拝や淫祠の如くに考えられて来たのであるが、之を仔細に研究してみるならば、日本神道の古き片鱗を遺存してあることが明らかになるのである。(略)予め申し添えておきたいことは、私の研究における信念と態度である。抑々琉球神道の宝典は何と云っても琉球國由来記である。・・・
伊差川世瑞(1872年11月28日~1937年3月3日)
泊埠頭緑地内にある「琉球音楽聲楽譜付工工四発祥の地」
相対する那覇市旧跡・歴史的地名表示板「泊港および周辺の旧跡」
伊波普猷・東恩納寛惇・横山重『琉球史料叢書』井上書房
第一 琉球國由来記(上)
第二 琉球國由来記(下)
第三 琉球國舊記
第四 中山世譜
第五 琉球國中山世鑑/中山世譜附巻
1997年4月 外間守善・波照間永吉『琉球国由来記』角川書店/1998年7月 原田禹雄『蔡鐸本 中山世譜』榕樹書林