儀間比呂志追悼シンポジウム  時間:14:00-17:00(開場13:30)
  登壇者:新川明氏(ジャーナリスト)、川満信一氏(詩人)、三木健氏(ジャーナリスト)、佐喜眞道夫氏(佐喜眞美術館館長)
  進 行:豊見山愛(展覧会担当学芸員)

写真左から川満信一氏、新川明氏、佐喜眞道夫氏、三木健氏/池原盛浩氏、田名真之館長


新川明氏

川満信一氏

三木健氏

佐喜眞道夫・佐喜眞美術館館長

儀間比呂志「沖縄人はみなスパイだ!」1979年



新城栄徳、高良勉氏/知念ウシさん

儀間比呂志「瀬長亀次郎像」/1970年9月 瀬長亀次郎『沖縄人民党ー闘いの二十五年』新日本出版社(装幀・儀間比呂志)→「不屈館」所蔵



沖縄県立博物館・美術館隣りの新都心公園では雨降りの中、玉城デニー応援集会があった。


2018年 岩波書店『世界』10月号 松元剛「魂の政治家が遺したものー翁長雄志知事と沖縄の尊厳ー」「翁長氏が石原裕次郎のカラオケを楽しんだことがある栄町のカフェバーで、宮里さんはしみじみ語った。『翁長雄志は住民本位の新しい政治を築こうとした庶民政治家だった。保守に軸足を置きながら、原点である栄町で市民の暮らしぶりを肌で感じ、イデオロギーを超える新しい沖縄の政治家像を思い描き、自らが何をなすべきかを考える礎にしていたように思う』。」/写真・高野孟氏と対談する宮里千里氏/左が玉城朋彦氏、宮里千里氏

2018年 岩波書店『世界』10月号 松元剛「魂の政治家が遺したものー翁長雄志知事と沖縄の尊厳ー」「ー上京した翁長氏は、親しいいとこで、法政大学の三期先輩の国吉真太郎さん(71)の下宿に入り浸った。読書家だった国吉さんの本棚をなめ回すように見ては、『これ借りる』と言ってかなりの冊数を借りていったー」/写真右端ー国吉真太郎氏(翁長雄志後援会会長)

「くろねこの短語」2018年9月27日-やっぱりやっちまった。初老の小学生・ペテン総理が「日米物品貿易協定(TAG)の交渉を開始することで合意」したってね。多国間協定であるTPPと違って、アメリカとの2国間協定となると、日本はまずアメリカの要求をはねつけるなんてことはできませんからね。へたすると、TPP以上の譲歩をせざるを得ないことになるかもね。その代わり、北のカリアゲ君との会談をセットしとてもらうってことで、裏取引きしてるんじゃないのかねえ。「適切な時期に日本と対話し、関係改善を模索している用意がある」って韓国大統領の寅さんを通じて北のカリアゲ君のメッセージがあったばかりなんだから、ここでトランプからもう一押ししてもらえれば日朝首脳会談も夢ではなくなる、ってのがペテン総理の描いている絵図なんじゃなかろうか。そのためなら、TAGどころか日米FTPも辞さない腹積もりだったりして。いずれにしろ、今回の訪米は「売国の旅」だったことがハッキリしたってわけだ。
 ところで、原発だ。広島高裁の伊方原発再稼働容認に続いて、原子力規制委員会が東海第二原発の新規制基準適合を決定した。東電から資金援助まで募っていた破綻寸前カの経営状態だってのに、万が一のことがあったら賠償費用や収束費用はどうするつもりなのかねえ。しかも、再稼動に当たってはパブリックコメントで多くの批判的な声が寄せられていたんだね。そうした世論はまったく無視してるんだから、しょせんパブリックコメントってのはアリバイ作りでしかないってことだ。新規制基準がどんどん形骸化していく中、不謹慎だけど、「もう一度事故が起きればいい」という悪魔のつぶやきが聞こえてくる今日この頃なのだ。
 最後に、昨日から東京オリ・パラのボランティア募集が始まったんだが、そもそもオリンピックってのはオリンピック憲章にあるように「五輪を開く責任は都市にある」んだよね。そのボランティア募集がなんで全国への呼びかけとなるんだ。元オリンピック選手は「一緒に大会をつくっていくという気持ちで、勇気をもって応募してほしい」なんてPR活動してるけど、なんかこの言い方ってピントずれてるなあ。「一緒に大会をつくっていく気持ち」になるように啓蒙することこそ組織委の仕事じゃないのか。レイシスト石原の思いつきで始まったことで、オリンピック開催のコンセンサスをとる努力なんか一度もしてこなかったことを自覚しやがれ!!

「くろねこの短語」2018年9月26日-(略)「会社として十分な編集体制を整備しないまま『新潮45』の刊行を続けてきたことに対して、深い反省の思いを込めて、このたび休刊を決断しました」ああ、そうですか、で終わる問題じゃありませんね。だって、反省してないもの、これは。
 反省していないと言えば原発だ。なんと、広島高裁が伊方原発再稼働を認めちゃいました。しかも、その理由ってのが、まさに東日本大震災とそれによる福島第一原発事故の反省を置き去りにしたものになっている。(略)ザックリ言ってしまえば、「発生頻度が著しく小さいリスクは無視できるというのが社会通念」で「具体的対策をしていないことを国民の大多数は問題にしていない」ってことなんだね。いやはや、舐められたものです。
 東日本大震災以後も全国いたるところで地震が起き、火山活動も活発化し、直近では安心と言われていた北海道で大地震が勃発してるってのに、なんとも能天気なものだ。南海大地震のリスクが高まってきている今、こんなお気楽な判決出しやがって、万が一火山の噴火や地震で伊方原発がクラッシュしたときに、この裁判官は責任とってくるんでしょうね、くそっ



2018年9月23日『しんぶん赤旗』「『オール沖縄』大集会に8000人」/「期日前投票 自民党本部が主導」

「くろねこの短語」2018年9月24日-あっせん利得罪のろくでなしの復権など、総裁選の余韻覚めやらぬ中、初老の小学生・ペテン総理は、トランプに尻尾振りにアメリカへと飛び立った。おそらく、車や牛肉などの関税引き下げを迫られて、唯々諾々と仰せの通りに従ってくるのだろう。へたすると、NAFTA(北米自由貿易協定)以上のFTAを突きつけられるかもしれない。その可能性はかなり高いんじゃないのかねえ。なんてったって、すでにペテン総理はトランプに首根っこつかまれちゃってますからね。
 「外交は武器のない戦争」と言われるけど、それには相手を理路整然とねじ伏せるだけのディベート力が必要だ。アンポンタン石破君との討論を待つまでもなく、国会での野党とのやり取りを見ていれば、そんなスキルは毛ほどもありませんからね。トランプのアヒル英語でまくしたてられたら、即行で白旗上げちゃうことでしょう。 なんてったって、プーチンに北方領土抜きの平和条約を持ち出されて、薄ら笑いで誤魔化すことしかできなかった男でいすからね。新聞・TVは、「首相、国連総会へ出発」なんてニュースを流しているけど、トランプにひれ伏すような「売国の旅」にならないことを祈るばかりだ。