11/11: 世相ジャパン(51)
「日刊ゲンダイ」12-2 一般患者に犠牲を強いる状況にもかかわらず、大阪維新前代表の松井市長は29日の万博フォーラムで大暴言。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を引き合いに出し、「コロナがこういうことになりまして、ピッタリのテーマ設定になった」と言い放った。維新コンビの失態の根源は本をただせば、橋下府政から続く医療軽視に行き着く。公立病院の統廃合を進め、住吉市民病院を閉鎖。関西で学生数トップを誇っていた大阪府医師会看護専門学校を府市からの補助金削減によって閉鎖に追い込み、感染症病床数の削減、保健所の職員リストラを断行してきた。
12-1 大阪府で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。人口当たりの新規感染者数や療養者数などの指標は東京を上回り、「医療崩壊」の懸念が高まる。春の緊急事態宣言時には、全国に先駆けた対応で評価を上げた吉村洋文知事だが、今回はなぜ抑え込むことができていないのか。医療現場の声に耳を傾けると、瀬戸際に追い込まれている状況が浮かび上がった。(共同通信=大野雅仁、山本大樹)/西原ー大阪でコロナ蔓延、吉村知事に批判が高まる。病床はほぼ埋まり、重症用病床使用率は86・7%、コロナ重症者の人工呼吸器装着数(ECMO含む)は大阪府が100件、東京都の48件の2倍。ロクな対策もしないで、大阪市廃止・都構想の住民投票に熱中していた維新の吉村知事や松井大阪市長の責任は重大だ。維新・吉村知事を無批判に持ち上げ続けてきたメディアの責任も重大だ。
2020年11月『琉球』(隔月刊)№79 琉球館〒903-0801 那覇市首里末吉町1-154-102 ☎098-943-6945/FAX098-943-6947
下地ヒロユキ「表紙絵」/まよなかしんや「基地の島から平和発信の島へ」/与那覇恵子「『沖縄問題』『日本問題』としての那覇軍港移設問題」/与那嶺義雄「戦後75年から100年へ、継続される日米の植民地主義」/平良眞知「又 沖縄喰うヤマト 金だけ目的 東京弁護士グループ訴訟ー『嘉手納基地騒音訴訟ー』」
豊里友治「有機フッ素化合物PFA汚染」/大城冝武「風刺画からみる アメリカ統治下の琉球の世相㉘」/しもじけいこ「宮古IN 日々雑感・コロナ苦」/与那嶺功「沖縄振興ー『明治維新150年』を問う 大東亜・植民政策・ナショナリズム⑲」/河合民子「蒼き狼、琉球へ行く⑦」
K・Y 11-29 ????天網恢恢疎にして漏らさず????菅政権(総務省)、マイナンバーカード未取得者8000万人に申請書類を発送するようですが、コロナ渦の今、こんなことに国民の税金を使っていいのでしょうか・・敢えていいます、盗人猛々しい!
斎藤美奈子
海鳴りの島から11-25 オール沖縄にしても玉城知事にしても、日々進行している工事をどう止めるかが問われている。裁判で止めるのが難しいのは分かっているはずだ。どのような行動を自ら行うのかを市民は注目している。現場で頑張っている市民の意欲をどう維持し、激励するかが大切で、逆に抑圧するようなことがあってはいけない。
2020-11-24 良一さんと同行。真栄里泰山さんと出会う。首里の末吉さんの案内でビンヌウタキ、沖縄神社
2020-11-21 読谷山都屋
「くろねこの短語」2020年11月22日 (前略)感染地域へのGoTo一時停止、イートも制限要請 菅首相、4日連続2000人超コロナ感染で転換見直しを発表したとは言え、「Go To トラベル」の対象地域は未定だし、「Go To イート」は食事券の新規発行停止などの検討を知事に要請するという生温いものなんだね。ようするに、知事に丸投げしたようなものだろう。 その知事になんだが、地域によって温度差があるようで、ぼったくりバーのチーママ小池君なんか国に責任押し付けようとこんなコメントしてます。「国が主体的にお決めになる、との流れで行われたもの」「しっかり国の方で判断していただきたい。それが責任だ」ま、よく言うよ、ってなもんです。「ロックダウン」だなんて喚いていたのは、何だったんだろうね。本当なら、いまこそリーダーシップを発揮するときだろに。もっとも、それはカス総理も同じなんだが・・・。それにしてもこれまでさんざんこだわっていた政策を変更するってのに、カス総理は記者会見を開く気配もないってのはどんな了見してるんだろえねえ。おそらく、記者のどんな質問にも答えられるだけのロジックがないってことなのだろう。だめだ、こりゃ!
『八重山毎日新聞』2020年11月21日 社説「武器デザインの切手発売─平和憲法下の販売に疑問─」
《陸自基地建設が行われているなか、八重山防衛協会が、防衛省に八重山地域に海上自衛隊の拠点基地を配備するよう10月20日に要請したという…剣を持つものは剣で滅びる。血であがなった沖縄戦の教訓や日本国憲法の崇高な精神を忘れてはならない…民営化したからなんでも許されるものではないはずだ。》
NHK11-21 大阪府は21日、府内で新たに415人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日の感染者数が400人以上となるのは初めてで、3日連続で過去最多となりました。大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万7159人となりました。
「海鳴りの島から」11-20 海上警備員から新型コロナウイルスの感染者が続出している。ほかの警備員も自宅待機を強いられ、すでに辺野古海域や大浦湾ではまともな警備体制をとれない状態だ。それでも沖縄防衛局は工事を強行し続けている。警備員は必要ないということか。沖縄防衛局は即座に工事を中止し、感染症対策に取り組むべきだ。労働者の健康と安全を守れ。
2020年11月20日【しんぶん赤旗より・3面】「大阪市なくすな」の民意出たのに…維新、市の権限奪う条例案/11月19日【しんぶん赤旗より・政治総合】フェイクの果ての「赤旗」攻撃菅官邸を擁護する佐藤優氏の寄稿
「くろねこの短語」2020年11月20日 バッハが離日したとたんに東京のコロナ感染者が500人を超え、もはや「感染爆発」の領域に入ったと言っても過言ではないだろう。ああ、それなのに、この国の為政者ってのはなんとも能天気なもので、特高顔のカス総理はヘラヘラとうすら笑い浮かべながら「静かなマスク会食のすすめ」だとさ。さすがに共産党の志位君から「Go To事業に固執するから、そんな愚にもつかない話になる」と突き放されちゃいました。でもって、ぼったくりバーのチーママ小池君なんだが、コロナが猛威をふるい始めた当初は「ロックアウト」だなんてさんざん煽っていたくせに、ここにきて腰が砕けてトーンダウン。新たな新型コロナウイルス対策案が、なんとまあ「5つの小と心づかい」ってんだからあっと驚くタメゴローなのだ。それもお得意のフリップを振りかざしてなんだから、見ているだけで頭が痛くなっちまう。
特高顔のカス総理といいチーママ小池君といい、この期に及んでのコロナ対策がこれかい。こういうのは対策とは言いません。単なる「コロナ・マナー」であって、ひとえに一般大衆労働者諸君の努力に委ねているだけなんだね。もっとドラスティックな対策、たとえば飲食店に対する一定期間の補償付きの休業要請なんてことをしない限りは、コロナの猛威は止められない。でもなあ、コロナ分科会会長の尾身シェンシェイが「ふんどしを締め直す時期だ」なんて非科学的な精神論を口にしちゃうくらいですからね。無能な政治家と専門家によって、自滅の道を突っ走ることになりますよ、この国は。
NEWSポストセブン 11-19 森功ー安倍前政権の経済政策では、むしろこっちの主張が目立つようになる。それは菅・竹中の連携によるところが大きい。「働き方改革」と名付けた労働の自由化をはじめ、空港や水道の民営化をぶち上げていった。それらは菅と竹中がタッグを組んで進めようとした政策にほかならない。現在、東洋大学国際地域学部教授、グローバル・イノベーション学研究センター長の肩書を持つ竹中は、人材派遣大手「パソナグループ」の取締役会長であり、金融コングロマリット「オリックス」や「SBIホールディングス」の社外取締役でもある。人材派遣会社の会長が、残業代タダ法案と酷評されたホワイトカラーエグゼンプションや派遣労働の枠を広げ、今なおデジタル庁構想を後押しする。デジタル庁構想の基幹政策であるマイナンバーカードの普及は、パソナのビジネスにもなっている。
「くろねこの短語」2020年11月18日 コロナ禍のドサクサにまぎれてのマイナンバーと健康保険証の一体化、ってなことを昨日のエントリーで書いたんだが、今度はドサクサまぎれに種苗法改正案の採決をしやがりました。この法案は、「新しい品種として国に登録された果物などの種や苗木を海外へ無断で持ち出すことを規制」するのと同時に、「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」される恐れがあることから、反対の声も多かったんだね。「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」ってのは、「新品種の種や苗を増やす場合には開発者の許可」が必要となるからで、つまり大手の種苗企業が「新品種の種や苗」を独占できるってことで、個人が「自家増殖(自家栽培)」することは違法ってことになるんだね。ただでさえ農業の先行きは暗いってのに、新種の種や苗すらも自由にならないってことになったら、日本の農業はそのうち消滅することになりますよ。こんな重要法案をわずか6時間の審議で採決しちまったんだから、コロナ禍のドサクサにまぎれやがってと毒づきたくもなろうというものだ。
日本学術会議問題もウヤムヤのままの状況だってのに、アメリカ大統領選にかまけていたメディアは、今度はオリンピックがどうしたこうしたと舞い上がり、国会で何が起きているかまったく報道しないんだから、何をかいわんやなのだ。こんなんだもの、詐病疑惑のペテン師が大きな顔して出歩き始めるのもむべなるかなってことだ。
「沖縄タイムス」11-14 廃琉置県前の1877年に撮影された首里城正殿の写真を神奈川大学の後田多敦准教授が確認した。正殿の写真としては現在確認できる最も古いものという。当時、国王・尚泰が居住しており王城として機能していた姿をとらえている。14日の琉球民族独立総合研究学会で報告した。さらに写真の正殿大龍柱が正面を向いていることに注目し、1992年の復元で採用され、現在の復元の基本方針にも引き継がれた「大龍柱は相対向きだったとする説の前提が成立しないことが明らかになった」と指摘する。/図版は『青い目が見た「大琉球」』(ニライ社、1987年)1877年5月 写真レベルレガット、下絵ブイヤール,版画コール
百浦添御殿ノ御簾、鶴亀、松竹、鳳、牡丹画簾也。平日掛置トイヘドモ、毎元日、新彩色画簾、掛更ルナリ。螺赤頭奉行為ニ職業一。簾匠ヲ下知シテ勤之也 前日勤也。『琉球国由来記 巻一』
安里進氏はフェイスブックで「首里城正殿の写真」の記事を見て次のようにコメントした。◎研究発表にあたっては、先行研究を尊重するのが基本だ。ベイベール氏は古くからの琉球研究者として知られている方だけに、彼の先行研究を無視したような新聞報道は、残念だ。この写真の研究上の問題は、フランス・琉球関係の研究者でも、この情報を、紹介したり、無視したりしており、外部の者がみると、史料の信憑性に不安がよぎる。レヴェルトガが王国末期の1877年(明治10)に撮影したというこの写真が、レヴェルトガの「琉球諸島紀行」に掲載されたのは1882年(明治15)で、琉球処分以後の写真を使用した可能性がある。私も、ロヴェルトガや、船長のリウニエ、そのひ孫のベルナール氏の資料を、オランダ在の友人を介して調べているが、まだ、「王府から許可を得た」という記述を見つけきれないでいる。後多田氏の報告では、根拠となる情報(ベルナール氏の著書か?)を提示していないので、後多田氏の主張の妥当性が検証できない。学術研究の報告では、自説の典拠情報を明示して、第三者が原典にあったってチェックできるようにするのが基本だ。後多田氏のレジュメでも報告を聞いても、これらの写真・版画を琉球処分後の写真ではないかという疑問は払拭できない。
【BuzzFeed Japan/籏智 広太】13日ー日米地位協定に関する著書で「石橋湛山賞」を受賞した琉球大学の山本章子准教授が授賞式で述べたコメントについて、大学側が同大ホームページに掲載する前に、国に対して批判的な文言の一部の修正を求めていたことが、BuzzFeed Newsの取材でわかった。山本准教授は「研究には問題提起をする役割がある。忖度するべきではない」と批判しているが、大学側は「掲載前の記事については答えられない」としている。
斎藤 陽子(Walnut, California) 2020-11-23 日本時間 いつも青い空に恵まれた、雲の無いロスアンゼルスの空ですが、雨期シーズンの11月になり、湿度が幾らか有り雲に恵まれ、昨夜の夕方の空は高積雲または巻積雲で、俗に 言う「ひつじ雲」と(あかね雲とも言いますね)出会いました。秋の象徴的な雲として、俗称(うろこ雲)(いわし雲)(さば雲)と俳句の秋の季節を表す「季語」にも使われている雲ですが、不思議にもこちらの人には、四季を通じての雲の変化や美しさを、愛でる気持ちは余りないように思えて、このような雲にたまに出会えるたびに、日本人で良かったと一人幸せな気分に浸っています。特にカリフォルニアの空気は乾燥して澄んでいるためか、季節限定でしか、「あかね雲」を楽しむことができません。
カリフォルニアの気温は北と南に別れていて、北カリフォルニアはサンフランシスコを中心の周辺は、年中雨が均等に降り、水には恵まれていますが、南カリフォルニアはロスアンゼルスという大都市を抱えいますが、雨が半年以上も降らない乾燥地帯です。南カリフォルニアは11月から2月までの4ヶ月間が雨季となりますが、これから雨の季節を迎えます。そのほかの月は乾季となり、一滴の雨も望めない典型的な砂漠の気候です。では南カリフォルニアではどのようにして、人々は水に頼るかといえば、カリフォルニアを縦に「カリフォルニアの背骨」と言われている、シエラ山脈が有りますが、冬にこの山脈に積もった雪どけ水が、南カリフォルニアの水瓶に貯蔵される仕組みになっています。もし冬の積雪が少ないと、深刻な節水をせねばなりません。
最近はロスアンゼルスの人口の増加に伴い、ますます水は貴重になり、低学年からの学校教育での、節水教育は重要なカリキュラムになっています。日本では「水は当たり前の天からの恵み」といった気持ちがあると思いますが、こちらでは電気代金よりも水道代金の方が高いという状況で、人々はトイレの水タンクにも、水が少なく入るようにと、水の入ったペットボトルをトイレの水タンクに入れるなどしています。庭の潅水も昔はオートメーションでかけていたのを、蛇口をひねる手動式にし、節水には気を使っています。毎日のお風呂も、浴槽に水を貯めての入浴を避けて、シャワーでとの役所から勧める丁寧さ、しかもシャワーは10分以上は使用しないで欲しいなどと、至れり尽くせりの指導です。
南カリフォルニアから中部カリフォルニアにかけて、ゴールデン・ステイツと言われるほどの、広大な農業地帯がありますが、この農場地帯で使う農業水は、アリゾナ州のコロラド川から買っている状態で、アリゾナからロスアンゼルスまで、その水のための、人口川が敷設されています。近年のロスアンゼルスの人口増加による水不足は深刻になり、この農業用水を飲料用に寄越せと主張し、農業者との深刻な「水戦争」も始まっています。写真はわが家から眺められる、彼方の雪山です。
斎藤 陽子(Walnut, California) 2020-11-14 日本時間 干ばつ続きのカリフォルニアはとても厳しい水不足ですが、余り水を与えないのに庭のミカンが、今年もたわわに実のっているのを見ると、自然界の植物の強い生命力に頭の下がる思いがします。庭のレモンも熟れて、食卓で必要な時にレモンの木から1、2個と採って使っています。沖縄のFB友で植物好きのNKさんに頂いた、八重のオレンジ色のハイビスカスが、寒さにもめげず、いま花盛りです。友人に孫が生まれたとの嬉しい知らせを受け、50年前の むかし、最初にアメリカでお産体験をした日を思い出しました。初めてのアメリカでのお産は日本的な感覚で産院に入りましたら、アメリカの産院の想像に絶する、理不尽なほどの扱を受けたことは、この歳になっても忘れることができません。この国ではお産は病気ではないから、大した事柄ではないといった風潮があって、例えば今日お産を終えたら、翌日の朝には一人でシャワーに行けと命令され、フラフラしながらシャワー室に行ったものです。そしてあろうことか・・・その日の夕方には退院です。
日本では「産後は静かに安静に」と言われ、少なくとも4、5日は産院で大切に扱われて、その後一ヶ月は実家で優しくゆったりと過ごし、周りにチヤホヤされるのが日本式お産です。こちらでは2日後からは普通に生活して、身体を動かすことによって産道や子宮が活性化して、産後の治りが早いといった理論です。私は三度アメリカでお産を体験しましたが、その度に産院での慌ただしい産後を体験し、加えて2日目で退院です。退院して家に帰っても、こちらはアメリカ、私と主人は日本からやって来て、親戚や肉親の助っ人も周りにおらず、産後三日目の自宅では、何もかも自分でせねばならず、末の子を産んだ時には、年子の上二人の子はまだ幼く手がかかる年齢で、三人目の産後も2日目から、てんてこ舞いの生活が待っていました。
私の夢は一度でもいいから親元で、「上げ膳据え膳」の産後を送るのが夢でしたが、今となっては叶わぬ夢になりました。そして夫婦二人っきりで、3人の子の産後を切り抜けた、私どもはお互いを「戦友」と呼んでいます。
そんなこんなで、この国で生きると自然と強い女になってゆくような気がします。また、アメリカの規定では産後新生児と病院を退院するには、必ず子供の名前を決めて、出生届に新生児の名前を記入して提出しなければ、退院できない規則です。生まれた子供は生後2日めには、名前えを授けなければいけない仕組みになっています。アメリカの産院滞在も短いですが、イギリス王室のウィリアム王子の妻キャサリン妃なども、3人の子を産んで、産後第1子は産後26時間、第2子の産後10時間、そして最後の第3子ルイ王子誕生時は産後7時間で退院しています。お産の早い退院は欧米の習慣なのでしょうか。古いアメリカの習慣に女の子が生まれたら、周りの友人知人にチヨコレートを配り、男の子だと葉巻(タバコ)を配る習慣がありましたが、今では多様な文化が交差して、この習慣は受け続いていているかは定かではありません。さて、貴女の「お産」後は如何でしたか。
「くろねこの短語」2020年11月13日 専門家からは「急速な感染拡大の始まり」という懸念する声が上がり、医師会会長も「第3波と考えてもいいのではないか」と現状分析しているってのに、ジャパンライフの広告塔・下等官房長官は「政府は具体的な定義を定めているわけではない」だとさ。土建政治の二階君が旗を振る「Go To キャンペーン」を持続させるためには、「第3波」なんて口が裂けても言えないってことなんだね。
そもそも、新型コロナウイルスの「急速な拡大」が始まったのは、「Go To イート」「Go To トラベル」に加えて、「Go To 鬼滅の刃」のメディアをあげてのお祭り騒ぎが原因と言っても過言ではない。そう考えれば、「第3波」ってのは無策の末の「人災」と言えなくもないんだね。
サクラ疑惑の時に、当時は官房長官だった特高顔のカス総理が「反社会勢力の定義は定まっていない」って強弁したのと同じで、つまりはそこを認めちゃうと自分たちの責任を追及されちゃうから、ここはどうにか誤魔化しておこう、どうせ時間が経てば忘れるさ、なんて腹積もりでいることは間違いない。 「Go To キャンペーン」で大手の観光業だけが潤って、そこから政治資金が政治屋に還流して、これまた懐が暖かくなって、結局のところ馬鹿を見るのは「Go To キャンペーン」に踊らされて、あげくにはコロナに感染する一般大衆労働者諸君ってことなんだね。そりゃあ、土建政治の二階君が「Go To キャンペーン」の来年5月までの延長を喚くのもむべなるかなってものです。
大石 あきこ 11月12日 11/11に大阪府が公表した、驚くべき大阪の景気と失業率の悪化。全国よりも大きく沈んでいる。都構想、非正規雇用、中小企業淘汰(とうた)、インバウンド依存を進めた維新政治の罪は重い。都構想否決の今、逆回転の時。ソースは大阪府新型コロナ対策本部。全国と比べても落ち込みがはっきり。インバウンド路線の破産。政策転換しないと大阪はダメ。非正規女性の失業が増え、自殺が急増。なんとかしなければいけない!
「くろねこの短語」2020年11月12日 (前略)しかし、世の中には「時間が経ってもどうにもならない」ものがある。原発もそのひとつだ。なんてったって、日本はいまだ原子力緊急事態宣言の真っ只中にあるんだよね。ああ、それなのに、宮城県の女川原発再稼働に知事や市長が同意しましたとさ。カス総理の原発推進に呼応してのことなんだろうけど、結局のところはいまだに原発マネーに取り込まれているってことなのだ。東日本大震災の被災地でありながら、原発から脱却するための政策を何にも打ち出すことができなかったのは知事や市長、さらには議会の責任だろう。「訓練などで避難計画の向上を図っていく」(村井宮城県知事)なんて能天気なコメント聞くと、頭がクラクラする晩秋の冷たい朝である。・女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま
「くろねこの短語」2020年11月11日 日本学術会議任命拒否について「いつまでやってんだ」って声があるんだが、だったら「いつまでアメリカ大統領選やってんだ」って毒づきたい今日この頃。それにしても、テレビのアメリカ大統領選引き延ばし作戦ってのは露骨ですね。そんな中、新型コロナの猛威は止まる所を知らず、東京はもとより北海道、大阪も手の施しようがない状況になりつつあるようだ。こうなったら、飲食関連には手厚い休業補償をして、飲むなら家でを一定期間徹底させる必要があるんじゃないのかねえ。
そもそも、「Go To キャンペーン」なんてもっての他で、これだけでもペテン政権からカス政権へと繋がるコロナ対策がいかに杜撰なものかわかろうというものだ。ああ、それなのに、新型コロナウイルス対策分科会会長の尾身シェンシェイは、会食の際のマスクの使い方なんてギャグかましてくれる始末だ。つまりは、コロナも「自助」でどうにかしろってわけだ。でもって、一般大衆労働者諸君には「自助」を突き付けておきながら、特高顔のカス総理は身内にはおやさしいようで、なんと自己破産した実弟をJR東日本の子会社に幹部として入社させてたってね。身内には「自助」より「公助」ですか。カス総理には、反社会勢力の影がチラつく「第二の森友疑惑」もあるようだし、そりゃあメディアがアメリカ大統領選にかまけるのも頷けるというものだ・・・いえ、いつもの妄想ですけどね。
12-1 大阪府で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。人口当たりの新規感染者数や療養者数などの指標は東京を上回り、「医療崩壊」の懸念が高まる。春の緊急事態宣言時には、全国に先駆けた対応で評価を上げた吉村洋文知事だが、今回はなぜ抑え込むことができていないのか。医療現場の声に耳を傾けると、瀬戸際に追い込まれている状況が浮かび上がった。(共同通信=大野雅仁、山本大樹)/西原ー大阪でコロナ蔓延、吉村知事に批判が高まる。病床はほぼ埋まり、重症用病床使用率は86・7%、コロナ重症者の人工呼吸器装着数(ECMO含む)は大阪府が100件、東京都の48件の2倍。ロクな対策もしないで、大阪市廃止・都構想の住民投票に熱中していた維新の吉村知事や松井大阪市長の責任は重大だ。維新・吉村知事を無批判に持ち上げ続けてきたメディアの責任も重大だ。
2020年11月『琉球』(隔月刊)№79 琉球館〒903-0801 那覇市首里末吉町1-154-102 ☎098-943-6945/FAX098-943-6947
下地ヒロユキ「表紙絵」/まよなかしんや「基地の島から平和発信の島へ」/与那覇恵子「『沖縄問題』『日本問題』としての那覇軍港移設問題」/与那嶺義雄「戦後75年から100年へ、継続される日米の植民地主義」/平良眞知「又 沖縄喰うヤマト 金だけ目的 東京弁護士グループ訴訟ー『嘉手納基地騒音訴訟ー』」
豊里友治「有機フッ素化合物PFA汚染」/大城冝武「風刺画からみる アメリカ統治下の琉球の世相㉘」/しもじけいこ「宮古IN 日々雑感・コロナ苦」/与那嶺功「沖縄振興ー『明治維新150年』を問う 大東亜・植民政策・ナショナリズム⑲」/河合民子「蒼き狼、琉球へ行く⑦」
K・Y 11-29 ????天網恢恢疎にして漏らさず????菅政権(総務省)、マイナンバーカード未取得者8000万人に申請書類を発送するようですが、コロナ渦の今、こんなことに国民の税金を使っていいのでしょうか・・敢えていいます、盗人猛々しい!
斎藤美奈子
海鳴りの島から11-25 オール沖縄にしても玉城知事にしても、日々進行している工事をどう止めるかが問われている。裁判で止めるのが難しいのは分かっているはずだ。どのような行動を自ら行うのかを市民は注目している。現場で頑張っている市民の意欲をどう維持し、激励するかが大切で、逆に抑圧するようなことがあってはいけない。
2020-11-24 良一さんと同行。真栄里泰山さんと出会う。首里の末吉さんの案内でビンヌウタキ、沖縄神社
2020-11-21 読谷山都屋
「くろねこの短語」2020年11月22日 (前略)感染地域へのGoTo一時停止、イートも制限要請 菅首相、4日連続2000人超コロナ感染で転換見直しを発表したとは言え、「Go To トラベル」の対象地域は未定だし、「Go To イート」は食事券の新規発行停止などの検討を知事に要請するという生温いものなんだね。ようするに、知事に丸投げしたようなものだろう。 その知事になんだが、地域によって温度差があるようで、ぼったくりバーのチーママ小池君なんか国に責任押し付けようとこんなコメントしてます。「国が主体的にお決めになる、との流れで行われたもの」「しっかり国の方で判断していただきたい。それが責任だ」ま、よく言うよ、ってなもんです。「ロックダウン」だなんて喚いていたのは、何だったんだろうね。本当なら、いまこそリーダーシップを発揮するときだろに。もっとも、それはカス総理も同じなんだが・・・。それにしてもこれまでさんざんこだわっていた政策を変更するってのに、カス総理は記者会見を開く気配もないってのはどんな了見してるんだろえねえ。おそらく、記者のどんな質問にも答えられるだけのロジックがないってことなのだろう。だめだ、こりゃ!
『八重山毎日新聞』2020年11月21日 社説「武器デザインの切手発売─平和憲法下の販売に疑問─」
《陸自基地建設が行われているなか、八重山防衛協会が、防衛省に八重山地域に海上自衛隊の拠点基地を配備するよう10月20日に要請したという…剣を持つものは剣で滅びる。血であがなった沖縄戦の教訓や日本国憲法の崇高な精神を忘れてはならない…民営化したからなんでも許されるものではないはずだ。》
NHK11-21 大阪府は21日、府内で新たに415人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1日の感染者数が400人以上となるのは初めてで、3日連続で過去最多となりました。大阪府内で感染が確認された人の累計は、1万7159人となりました。
「海鳴りの島から」11-20 海上警備員から新型コロナウイルスの感染者が続出している。ほかの警備員も自宅待機を強いられ、すでに辺野古海域や大浦湾ではまともな警備体制をとれない状態だ。それでも沖縄防衛局は工事を強行し続けている。警備員は必要ないということか。沖縄防衛局は即座に工事を中止し、感染症対策に取り組むべきだ。労働者の健康と安全を守れ。
2020年11月20日【しんぶん赤旗より・3面】「大阪市なくすな」の民意出たのに…維新、市の権限奪う条例案/11月19日【しんぶん赤旗より・政治総合】フェイクの果ての「赤旗」攻撃菅官邸を擁護する佐藤優氏の寄稿
「くろねこの短語」2020年11月20日 バッハが離日したとたんに東京のコロナ感染者が500人を超え、もはや「感染爆発」の領域に入ったと言っても過言ではないだろう。ああ、それなのに、この国の為政者ってのはなんとも能天気なもので、特高顔のカス総理はヘラヘラとうすら笑い浮かべながら「静かなマスク会食のすすめ」だとさ。さすがに共産党の志位君から「Go To事業に固執するから、そんな愚にもつかない話になる」と突き放されちゃいました。でもって、ぼったくりバーのチーママ小池君なんだが、コロナが猛威をふるい始めた当初は「ロックアウト」だなんてさんざん煽っていたくせに、ここにきて腰が砕けてトーンダウン。新たな新型コロナウイルス対策案が、なんとまあ「5つの小と心づかい」ってんだからあっと驚くタメゴローなのだ。それもお得意のフリップを振りかざしてなんだから、見ているだけで頭が痛くなっちまう。
特高顔のカス総理といいチーママ小池君といい、この期に及んでのコロナ対策がこれかい。こういうのは対策とは言いません。単なる「コロナ・マナー」であって、ひとえに一般大衆労働者諸君の努力に委ねているだけなんだね。もっとドラスティックな対策、たとえば飲食店に対する一定期間の補償付きの休業要請なんてことをしない限りは、コロナの猛威は止められない。でもなあ、コロナ分科会会長の尾身シェンシェイが「ふんどしを締め直す時期だ」なんて非科学的な精神論を口にしちゃうくらいですからね。無能な政治家と専門家によって、自滅の道を突っ走ることになりますよ、この国は。
NEWSポストセブン 11-19 森功ー安倍前政権の経済政策では、むしろこっちの主張が目立つようになる。それは菅・竹中の連携によるところが大きい。「働き方改革」と名付けた労働の自由化をはじめ、空港や水道の民営化をぶち上げていった。それらは菅と竹中がタッグを組んで進めようとした政策にほかならない。現在、東洋大学国際地域学部教授、グローバル・イノベーション学研究センター長の肩書を持つ竹中は、人材派遣大手「パソナグループ」の取締役会長であり、金融コングロマリット「オリックス」や「SBIホールディングス」の社外取締役でもある。人材派遣会社の会長が、残業代タダ法案と酷評されたホワイトカラーエグゼンプションや派遣労働の枠を広げ、今なおデジタル庁構想を後押しする。デジタル庁構想の基幹政策であるマイナンバーカードの普及は、パソナのビジネスにもなっている。
「くろねこの短語」2020年11月18日 コロナ禍のドサクサにまぎれてのマイナンバーと健康保険証の一体化、ってなことを昨日のエントリーで書いたんだが、今度はドサクサまぎれに種苗法改正案の採決をしやがりました。この法案は、「新しい品種として国に登録された果物などの種や苗木を海外へ無断で持ち出すことを規制」するのと同時に、「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」される恐れがあることから、反対の声も多かったんだね。「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」ってのは、「新品種の種や苗を増やす場合には開発者の許可」が必要となるからで、つまり大手の種苗企業が「新品種の種や苗」を独占できるってことで、個人が「自家増殖(自家栽培)」することは違法ってことになるんだね。ただでさえ農業の先行きは暗いってのに、新種の種や苗すらも自由にならないってことになったら、日本の農業はそのうち消滅することになりますよ。こんな重要法案をわずか6時間の審議で採決しちまったんだから、コロナ禍のドサクサにまぎれやがってと毒づきたくもなろうというものだ。
日本学術会議問題もウヤムヤのままの状況だってのに、アメリカ大統領選にかまけていたメディアは、今度はオリンピックがどうしたこうしたと舞い上がり、国会で何が起きているかまったく報道しないんだから、何をかいわんやなのだ。こんなんだもの、詐病疑惑のペテン師が大きな顔して出歩き始めるのもむべなるかなってことだ。
「沖縄タイムス」11-14 廃琉置県前の1877年に撮影された首里城正殿の写真を神奈川大学の後田多敦准教授が確認した。正殿の写真としては現在確認できる最も古いものという。当時、国王・尚泰が居住しており王城として機能していた姿をとらえている。14日の琉球民族独立総合研究学会で報告した。さらに写真の正殿大龍柱が正面を向いていることに注目し、1992年の復元で採用され、現在の復元の基本方針にも引き継がれた「大龍柱は相対向きだったとする説の前提が成立しないことが明らかになった」と指摘する。/図版は『青い目が見た「大琉球」』(ニライ社、1987年)1877年5月 写真レベルレガット、下絵ブイヤール,版画コール
百浦添御殿ノ御簾、鶴亀、松竹、鳳、牡丹画簾也。平日掛置トイヘドモ、毎元日、新彩色画簾、掛更ルナリ。螺赤頭奉行為ニ職業一。簾匠ヲ下知シテ勤之也 前日勤也。『琉球国由来記 巻一』
安里進氏はフェイスブックで「首里城正殿の写真」の記事を見て次のようにコメントした。◎研究発表にあたっては、先行研究を尊重するのが基本だ。ベイベール氏は古くからの琉球研究者として知られている方だけに、彼の先行研究を無視したような新聞報道は、残念だ。この写真の研究上の問題は、フランス・琉球関係の研究者でも、この情報を、紹介したり、無視したりしており、外部の者がみると、史料の信憑性に不安がよぎる。レヴェルトガが王国末期の1877年(明治10)に撮影したというこの写真が、レヴェルトガの「琉球諸島紀行」に掲載されたのは1882年(明治15)で、琉球処分以後の写真を使用した可能性がある。私も、ロヴェルトガや、船長のリウニエ、そのひ孫のベルナール氏の資料を、オランダ在の友人を介して調べているが、まだ、「王府から許可を得た」という記述を見つけきれないでいる。後多田氏の報告では、根拠となる情報(ベルナール氏の著書か?)を提示していないので、後多田氏の主張の妥当性が検証できない。学術研究の報告では、自説の典拠情報を明示して、第三者が原典にあったってチェックできるようにするのが基本だ。後多田氏のレジュメでも報告を聞いても、これらの写真・版画を琉球処分後の写真ではないかという疑問は払拭できない。
【BuzzFeed Japan/籏智 広太】13日ー日米地位協定に関する著書で「石橋湛山賞」を受賞した琉球大学の山本章子准教授が授賞式で述べたコメントについて、大学側が同大ホームページに掲載する前に、国に対して批判的な文言の一部の修正を求めていたことが、BuzzFeed Newsの取材でわかった。山本准教授は「研究には問題提起をする役割がある。忖度するべきではない」と批判しているが、大学側は「掲載前の記事については答えられない」としている。
斎藤 陽子(Walnut, California) 2020-11-23 日本時間 いつも青い空に恵まれた、雲の無いロスアンゼルスの空ですが、雨期シーズンの11月になり、湿度が幾らか有り雲に恵まれ、昨夜の夕方の空は高積雲または巻積雲で、俗に 言う「ひつじ雲」と(あかね雲とも言いますね)出会いました。秋の象徴的な雲として、俗称(うろこ雲)(いわし雲)(さば雲)と俳句の秋の季節を表す「季語」にも使われている雲ですが、不思議にもこちらの人には、四季を通じての雲の変化や美しさを、愛でる気持ちは余りないように思えて、このような雲にたまに出会えるたびに、日本人で良かったと一人幸せな気分に浸っています。特にカリフォルニアの空気は乾燥して澄んでいるためか、季節限定でしか、「あかね雲」を楽しむことができません。
カリフォルニアの気温は北と南に別れていて、北カリフォルニアはサンフランシスコを中心の周辺は、年中雨が均等に降り、水には恵まれていますが、南カリフォルニアはロスアンゼルスという大都市を抱えいますが、雨が半年以上も降らない乾燥地帯です。南カリフォルニアは11月から2月までの4ヶ月間が雨季となりますが、これから雨の季節を迎えます。そのほかの月は乾季となり、一滴の雨も望めない典型的な砂漠の気候です。では南カリフォルニアではどのようにして、人々は水に頼るかといえば、カリフォルニアを縦に「カリフォルニアの背骨」と言われている、シエラ山脈が有りますが、冬にこの山脈に積もった雪どけ水が、南カリフォルニアの水瓶に貯蔵される仕組みになっています。もし冬の積雪が少ないと、深刻な節水をせねばなりません。
最近はロスアンゼルスの人口の増加に伴い、ますます水は貴重になり、低学年からの学校教育での、節水教育は重要なカリキュラムになっています。日本では「水は当たり前の天からの恵み」といった気持ちがあると思いますが、こちらでは電気代金よりも水道代金の方が高いという状況で、人々はトイレの水タンクにも、水が少なく入るようにと、水の入ったペットボトルをトイレの水タンクに入れるなどしています。庭の潅水も昔はオートメーションでかけていたのを、蛇口をひねる手動式にし、節水には気を使っています。毎日のお風呂も、浴槽に水を貯めての入浴を避けて、シャワーでとの役所から勧める丁寧さ、しかもシャワーは10分以上は使用しないで欲しいなどと、至れり尽くせりの指導です。
南カリフォルニアから中部カリフォルニアにかけて、ゴールデン・ステイツと言われるほどの、広大な農業地帯がありますが、この農場地帯で使う農業水は、アリゾナ州のコロラド川から買っている状態で、アリゾナからロスアンゼルスまで、その水のための、人口川が敷設されています。近年のロスアンゼルスの人口増加による水不足は深刻になり、この農業用水を飲料用に寄越せと主張し、農業者との深刻な「水戦争」も始まっています。写真はわが家から眺められる、彼方の雪山です。
斎藤 陽子(Walnut, California) 2020-11-14 日本時間 干ばつ続きのカリフォルニアはとても厳しい水不足ですが、余り水を与えないのに庭のミカンが、今年もたわわに実のっているのを見ると、自然界の植物の強い生命力に頭の下がる思いがします。庭のレモンも熟れて、食卓で必要な時にレモンの木から1、2個と採って使っています。沖縄のFB友で植物好きのNKさんに頂いた、八重のオレンジ色のハイビスカスが、寒さにもめげず、いま花盛りです。友人に孫が生まれたとの嬉しい知らせを受け、50年前の むかし、最初にアメリカでお産体験をした日を思い出しました。初めてのアメリカでのお産は日本的な感覚で産院に入りましたら、アメリカの産院の想像に絶する、理不尽なほどの扱を受けたことは、この歳になっても忘れることができません。この国ではお産は病気ではないから、大した事柄ではないといった風潮があって、例えば今日お産を終えたら、翌日の朝には一人でシャワーに行けと命令され、フラフラしながらシャワー室に行ったものです。そしてあろうことか・・・その日の夕方には退院です。
日本では「産後は静かに安静に」と言われ、少なくとも4、5日は産院で大切に扱われて、その後一ヶ月は実家で優しくゆったりと過ごし、周りにチヤホヤされるのが日本式お産です。こちらでは2日後からは普通に生活して、身体を動かすことによって産道や子宮が活性化して、産後の治りが早いといった理論です。私は三度アメリカでお産を体験しましたが、その度に産院での慌ただしい産後を体験し、加えて2日目で退院です。退院して家に帰っても、こちらはアメリカ、私と主人は日本からやって来て、親戚や肉親の助っ人も周りにおらず、産後三日目の自宅では、何もかも自分でせねばならず、末の子を産んだ時には、年子の上二人の子はまだ幼く手がかかる年齢で、三人目の産後も2日目から、てんてこ舞いの生活が待っていました。
私の夢は一度でもいいから親元で、「上げ膳据え膳」の産後を送るのが夢でしたが、今となっては叶わぬ夢になりました。そして夫婦二人っきりで、3人の子の産後を切り抜けた、私どもはお互いを「戦友」と呼んでいます。
そんなこんなで、この国で生きると自然と強い女になってゆくような気がします。また、アメリカの規定では産後新生児と病院を退院するには、必ず子供の名前を決めて、出生届に新生児の名前を記入して提出しなければ、退院できない規則です。生まれた子供は生後2日めには、名前えを授けなければいけない仕組みになっています。アメリカの産院滞在も短いですが、イギリス王室のウィリアム王子の妻キャサリン妃なども、3人の子を産んで、産後第1子は産後26時間、第2子の産後10時間、そして最後の第3子ルイ王子誕生時は産後7時間で退院しています。お産の早い退院は欧米の習慣なのでしょうか。古いアメリカの習慣に女の子が生まれたら、周りの友人知人にチヨコレートを配り、男の子だと葉巻(タバコ)を配る習慣がありましたが、今では多様な文化が交差して、この習慣は受け続いていているかは定かではありません。さて、貴女の「お産」後は如何でしたか。
「くろねこの短語」2020年11月13日 専門家からは「急速な感染拡大の始まり」という懸念する声が上がり、医師会会長も「第3波と考えてもいいのではないか」と現状分析しているってのに、ジャパンライフの広告塔・下等官房長官は「政府は具体的な定義を定めているわけではない」だとさ。土建政治の二階君が旗を振る「Go To キャンペーン」を持続させるためには、「第3波」なんて口が裂けても言えないってことなんだね。
そもそも、新型コロナウイルスの「急速な拡大」が始まったのは、「Go To イート」「Go To トラベル」に加えて、「Go To 鬼滅の刃」のメディアをあげてのお祭り騒ぎが原因と言っても過言ではない。そう考えれば、「第3波」ってのは無策の末の「人災」と言えなくもないんだね。
サクラ疑惑の時に、当時は官房長官だった特高顔のカス総理が「反社会勢力の定義は定まっていない」って強弁したのと同じで、つまりはそこを認めちゃうと自分たちの責任を追及されちゃうから、ここはどうにか誤魔化しておこう、どうせ時間が経てば忘れるさ、なんて腹積もりでいることは間違いない。 「Go To キャンペーン」で大手の観光業だけが潤って、そこから政治資金が政治屋に還流して、これまた懐が暖かくなって、結局のところ馬鹿を見るのは「Go To キャンペーン」に踊らされて、あげくにはコロナに感染する一般大衆労働者諸君ってことなんだね。そりゃあ、土建政治の二階君が「Go To キャンペーン」の来年5月までの延長を喚くのもむべなるかなってものです。
大石 あきこ 11月12日 11/11に大阪府が公表した、驚くべき大阪の景気と失業率の悪化。全国よりも大きく沈んでいる。都構想、非正規雇用、中小企業淘汰(とうた)、インバウンド依存を進めた維新政治の罪は重い。都構想否決の今、逆回転の時。ソースは大阪府新型コロナ対策本部。全国と比べても落ち込みがはっきり。インバウンド路線の破産。政策転換しないと大阪はダメ。非正規女性の失業が増え、自殺が急増。なんとかしなければいけない!
「くろねこの短語」2020年11月12日 (前略)しかし、世の中には「時間が経ってもどうにもならない」ものがある。原発もそのひとつだ。なんてったって、日本はいまだ原子力緊急事態宣言の真っ只中にあるんだよね。ああ、それなのに、宮城県の女川原発再稼働に知事や市長が同意しましたとさ。カス総理の原発推進に呼応してのことなんだろうけど、結局のところはいまだに原発マネーに取り込まれているってことなのだ。東日本大震災の被災地でありながら、原発から脱却するための政策を何にも打ち出すことができなかったのは知事や市長、さらには議会の責任だろう。「訓練などで避難計画の向上を図っていく」(村井宮城県知事)なんて能天気なコメント聞くと、頭がクラクラする晩秋の冷たい朝である。・女川原発の再稼働へ 「金が落ちるならしょうがねえ」 住民避難の不安は残したまま
「くろねこの短語」2020年11月11日 日本学術会議任命拒否について「いつまでやってんだ」って声があるんだが、だったら「いつまでアメリカ大統領選やってんだ」って毒づきたい今日この頃。それにしても、テレビのアメリカ大統領選引き延ばし作戦ってのは露骨ですね。そんな中、新型コロナの猛威は止まる所を知らず、東京はもとより北海道、大阪も手の施しようがない状況になりつつあるようだ。こうなったら、飲食関連には手厚い休業補償をして、飲むなら家でを一定期間徹底させる必要があるんじゃないのかねえ。
そもそも、「Go To キャンペーン」なんてもっての他で、これだけでもペテン政権からカス政権へと繋がるコロナ対策がいかに杜撰なものかわかろうというものだ。ああ、それなのに、新型コロナウイルス対策分科会会長の尾身シェンシェイは、会食の際のマスクの使い方なんてギャグかましてくれる始末だ。つまりは、コロナも「自助」でどうにかしろってわけだ。でもって、一般大衆労働者諸君には「自助」を突き付けておきながら、特高顔のカス総理は身内にはおやさしいようで、なんと自己破産した実弟をJR東日本の子会社に幹部として入社させてたってね。身内には「自助」より「公助」ですか。カス総理には、反社会勢力の影がチラつく「第二の森友疑惑」もあるようだし、そりゃあメディアがアメリカ大統領選にかまけるのも頷けるというものだ・・・いえ、いつもの妄想ですけどね。