2012年11月 天荒俳句会『金環食』野ざらし延男(〒904-0105 北谷町字吉原726番地11 電話・FAX098-936-2536)


□2012年10月 戦争と平和を考える詩の会『いのちの籠』第22号



 今日2912年12月8日は1941年の旧日本軍による真珠湾攻撃から71年となった日。原子爆弾はアメリカ合衆国が開発が1942年からのマンハッタン計画で進められて72年が経過。1945年7月16日にニューメキシコ州のアラモゴード軍事基地の近郊の砂漠で人類最初の原爆実験(トリニティ実験)が実行された。(ウィキペディア)

『朝日新聞』2012年1月12日に□核戦争による地球滅亡までの残り時間を示す「終末時計」が2年ぶりに1分進められ「残り5分」となった。時計を管理する米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が10日発表した。 米オバマ政権のもと核軍縮の機運が高まった2010年に1分戻され、残り6分になったが、その後、核廃棄や地球温暖化対策があまり進んでいないことから、再び1分進められた。 声明文では、日本の東京電力福島第一原発事故にも触れ「原子力発電所のような複雑なシステムが事故や判断ミスから受ける影響をいかに少なくすることができるかという問題に対処すべきである」とした。 今回の選挙。維新代行のハシシタの「核廃絶ムリ」「脱原発ムリ」、石原テンバツ維新代表の「核武装」、安倍自民党代表の「国防軍」などで更に日本終末へ時計が進むこと間違いなしだ。「神の国」(天国)は近い。とにかく維新、自・民は地獄に落ちてほしいもんだ!。

2012年12月7日、この日の前日まではオスプレイ関連の記事が少なくなり、猿芝居(?)のPAC3の配備が目立っていた。これはアメリカ軍・自衛隊基地が何の抑止力にもなってない証拠だ。尖閣も含めて。おそらく選挙で自民・民主に遠慮しているのか思ったら本日『琉球新報』が「オスプレイ本格運用」と一面トップで報じていた。19面に転じてみると「本紙オスプレイ配備報道 第18回平和・協同ジャーナリスト賞奨励賞」とある。報道するだけでなく、オスプレイ配備撤回まで気を抜かずに徹底して追求してほしいもんだ。いくら選挙で忙しいといっても、自民党新人候補を応援している仲井眞知事、那覇市長らは明日、いや今日落ちるかもしれないオスプレイの抗議大会をノンビリと来年するそうだ。マスコミも配備前は「落ちるぞ、落ちるぞ」とサンザン驚かしておいて配備したら「米軍の本格運用」とか能天気に垂れ流す。政府の北朝鮮のミサイル発射騒動に手を貸している。前の田中防衛相で懲りていないのか。また3面に「原発再稼働事前調査前倒し 規制庁が検討」とある。選挙のドサクサに紛れてやるのも、もっと厳しく追及してほしいんもんだ。


2015年2月23日の地元紙は昨日の辺野古集会での「山城博治沖縄平和センター議長の不当拘束」がトップであった。まさにアメリカ占領70年の記念すべき日である。タイムスの山城議長の手を後に拘束、基地内に野ざらしにされた写真は「イスラム国」に拘束され殺された二人の日本国民とダブル。与那国の自衛隊誘致は与那国町長や島尻安伊子参院議員(2015年1月25『沖縄タイムス』社説□海保や警察へ積極的な対応を促したのが、自民党の島尻安伊子参院議員だ。昨年2月の参院予算委員会で島尻氏は「違法な妨害活動は阻止しなければならない。海保と警察の積極的な対応が必要」と質問。安倍晋三首相や関係閣僚に「先んじた対策」を要請した。「県外移設」を公約に掲げ当選した地元議員が、国の警備強化を平然と求めたのである。)国側と地元利権者の根回しがあって一応国側が勝った。

2月24日の地元紙は沖縄基地闘争に、米軍がつくった新たな英雄の誕生を報じていた。山城博治沖縄平和運動議長がそうである。米軍拘束から35時間で解放されたという。那覇市議会や県議会の国、米軍側の手先・自民党県連がウチナーンチュの拘束は当然だという。ここはウチナーだ!ブラックケネディとか言われている黒人大統領のアメリカは未だにオキナワを占領しているつもりだ。



2015年1月『月刊琉球』12・1月合併号 <500円+消費税> Ryukyu企画〒901-2226 宜野湾市嘉数4-17-16  ☎098-943-6945 FAX098-943-6947

『月刊琉球』12・1月合併号に紹介された山城博治沖縄平和運動議長□『月刊琉球』はジュンク堂那覇店でもバックナンバーで揃っています。

□アジア地域では、現在、日本、韓国、中国、台湾、インド、パキスタン、インドネシアの7か国で原子力発電所の運転、建設、計画が進行している。2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故をうけ、日本、台湾、インドネシア及び開発準備段階にあるタイ等の諸国で原子力政策の見直しが進められているが、アジア地域全体ではペースは若干下降するものの、原子力開発を進める気運のほうが大きい。ここでは、日本を除いたアジア地域における原子力発電開発の動向を示す。
 
2012年1月現在、日本を除くアジア地域で運転中の原子力発電所の設備容量は世界全体の10.8%(日本は22.8%)、基数は15.0%(日本は26.7%)であるが、建設中の設備容量は世界全体の60.6%(合計出力4,178万kW)、計画中の設備容量は49.6%(合計出力8,182万kW)を占める。また、2000年以降に営業運転を開始した原子力発電所は、中国、日本、韓国、インドなどのアジア地域が中心である。
 
原子力発電技術の国産化路線を進めていた中国及び韓国は、国際市場向けの100万kW級、140万kW級原子炉を開発し、輸出することを目指している。また、インドは2008年9月に国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れたことから、原子力供給国グループ(NSG)の原子力資機材の輸出禁止が解除され、海外からの軽水炉とウラン燃料の導入が可能になっている。(→高度情報科学技術機構2011)

以上の資料などで分かるように一口にアジアと言っても複雑である。単純に平和と言っても色々な立場がある。ドイツはナチに協力した反省から戦後がスタートしたと言われている。わがヤマトゥはアメリカ占領のゆえんか(今も続いている)、中国侵略、朝鮮支配、アジアの人民に何らかの謝罪どころか無かったなどと強弁。オキナワでも民主主義はミンススギと呼び民主主義の意味も分からず低次元のすり替えを行った。諸々の矛盾はこれは何もここだけでなく、ナチス問題もユダヤ人同士で揉めている。

ヴィクトール・E・フランクル(Viktor Emil Frankl)
1905年、ウィーンに生れる。ウィーン大学卒業。在学中よりアドラー、フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。第二次世界大戦中、ナチスにより強制収容所に送られた体験を、戦後まもなく『夜と霧』に記す。1955年からウィーン大学教授。人間が存在することの意味への意志を重視し、心理療法に活かすという、実存分析やロゴテラピーと称される独自の理論を展開する。1997年9月歿。著書『夜と霧』(旧版)『死と愛』『時代精神の病理学』『精神医学的人間像』『識られざる神』『神経症』(以上、邦訳、みすず書房)『それでも人生にイエスと言う』『宿命を超えて、自己を超えて』『フランクル回想録』『<生きる意味>を求めて』『制約されざる人間』『意味への意志』(以上、邦訳、春秋社)。(→みすず書房)

ハンガリー名ヴィーゼル・エリエーゼル(Wiesel Eliézer)としてシゲト(現在のシゲトゥ・マルマツィエイ)に生まれる。生家は食料品店を営む、ハンガリー系の正統派ユダヤ教徒の家庭だった。ヴィーゼルは幼時よりヘブライ語やトーラーやカバラを学んだ。シゲトは1940年にナチス・ドイツの占領を受け、この町のユダヤ人は1944年に強制収容所へ送られた。ヴィーゼルはアウシュヴィッツで囚人番号A-7713の刺青を左腕に彫られた上、父と二人収容所に入れられて、父をみることが彼の生きるエネルギーとなった。その父が死んでから一週間後に彼は生還した。


戦後、フランスの孤児院に送られてフランス語を学ぶ。1948年にソルボンヌ大学へ入学し、哲学を専攻する。ヘブライ語教師や合唱団長の職を経てジャーナリストとなった彼は、イディッシュ語やフランス語でイスラエルやフランスの新聞に寄稿するようになったが、戦後11年もの間、ホロコースト体験だけは扱う気になれなかった。しかし友人モーリアックの勧めにより、ヴィーゼルはホロコーストについて書き始めた。こうして小説『夜』の出版にこぎつけたが、モーリアックの後押しにも拘らず、この本は当時ほとんど売れなかった。(→フェイスブック)
 
ノーマン・フィンケルシュタイン『ホロコースト産業』という本は、簡単に言えば、反シオニズムのユダヤ人学者(著者)が、アメリカのユダヤ人エリートたちを「ホロコーストを商売にしている!」として痛烈に批判している本である。(アメリカのユダヤ人エリートたちが、「ホロコースト」を自分たちの私利私欲のため、イデオロギー的・金銭的に利用しているとして告発している本である)。著者のフィンケルシュタインによれば、「ホロコースト産業」に従事するシオニストたちは、「ホロコーストを脅迫の道具に使い、被害者の数を水増しするなどして多額の補償金を得て」いるうえ、「それが一般のユダヤ人被害者の手に十分渡らず、団体幹部たちの高額の給与や、イスラエルの入植政策などに使われている」という。