2014年7月26日ー沖縄県立博物館・美術館で遊ぶひより
名和靖





名和靖
1907年ー1月、岩崎卓爾が那覇で伊波普猷と会う。3月、伊波普猷、川平の大和墓を調査。岩崎卓爾、9月に採集した蝶の標本「カバマダラ」「スジグロカバマダラ」「オホカバマダラ」「メスアカムラサキ」「ツマグロヘウモン」を名和昆虫研究所へ送る。この年「イワサキクサゼミ」を発見。
1908年ー7月、名和昆虫研究所より森宗太郎研究員来島、卓爾とともに「コノハチョウ」の生態調査。
1909年ー2月、名和靖『木ノ葉蝶』(琉球の昆虫界に功労のある岩崎卓爾君に捧ぐ)出版。5月、岩崎卓爾『石垣島安内記』刊。
1914年1月10日ー名和靖(名和昆虫研究所所長)来沖。5月23日『琉球新報』名和靖「沖縄の害虫」

なわやすし【名和靖】
(1857〜1926)明治(めいじ)・大正(たいしょう)時代の昆虫(こんちゅう)学者。美濃(みの)国(岐阜(ぎふ)県)で生まれた。昆虫(こんちゅう)学をこころざし,一時教職(きょうしょく)につきながら研究をつづけたが,この研究が単(たん)に個人(こじん)の趣味(しゅみ)だけではなく,社会的(しゃかいてき)にきわめて大切な事業であると感じて,1896(明治(めいじ)29)年,岐阜(ぎふ)市京(きょう)町に昆虫(こんちゅう)研究所を創立(そうりつ),1911(明治(めいじ)44)年に,岐阜(ぎふ)公園に移転(いてん)した。その後,記念昆虫(きねんこんちゅう)館,昆虫博物(こんちゅうはくぶつ)館を設立(せつりつ)し,昆虫(こんちゅう)学の普及(ふきゅう)にもつとめた。名和靖(なわやすし)は,ギフチョウの発見者として有名で,シロアリ防除(ぼうじょ)の研究にも多くの功績(こうせき)をあげた。(キッズネット)






2014年8月24日