那覇市歴史博物館で外間政明氏から『歴博』を貰った。同誌に外間氏が「博物館展示のいま44那覇市歴史博物館」を紹介している。法政大学大原社会問題研究所、大阪産業労働資料館、成田空港 空と大地の歴史館が紹介されている。大阪産業労働資料館はハシシタ大阪知事に就任して最初に廃止したと記されている。このハシシタは大阪人権博物館の予算も廃止している。同誌編集後記に「政府の安全保障法案を懸念する世論が、世代を超えてこれほど急速に広がり、連日の抗議行動が、国会周辺だけでなく全国的な広がりを見せるとは夢にも思わなかった・・・」とあって編集者は同じ国立テレビのアベチャンネルと違いモノゴトを公平に見ている。
 沖縄の地元紙に共産党が民主党など野党に「戦争法[安保法制]廃止の国民連合政府」の実現を呼びかけているという。昨年の総選挙の沖縄1~4区の小選挙区選挙で行った、「米軍新基地建設反対」を掲げての選挙協力の延長だろう。先の『歴博』編集後記に「一人一人が我が事として今と向き合い、戦争の時代と戦後の歴史を創ってきた地下水脈は健在であった。」とあるが、これはアベ自公政権は当然だが、ハシシタ独裁も壊滅させなければ意味はない。








2015年9月 図録「成田空港 空と大地の歴史館」
「成田空港 空と大地の歴史館」 〒289-1608千葉県山武郡芝山町岩山113-2  電話 0479-78-2501 FAX 0479-78-2502  E-Mail rekishi@naa.jp
 成田空港は、1966年7月4日に成田市三里塚に建設されることになりました。その時から、地域を守ろうと空港建設に必死で反対した農民やその支援者、日本のために必死に新空港を建設しようとした人々、そして、対立の周囲にいた住民たちの苦悩の歴史が始まり、力と力の対立のなかで犠牲をともないました。その後、建設側と反対側との公開討論を経て、成田空港問題について地域も巻きこんだ話し合いが進んでいきます。地域と空港をめぐる歴史的経緯とそこにかかわったさまざまな立場の人々の苦悩と想い、これらを複眼的な視点からとらえ、この地に刻まれた歴史をできるだけ正確に後世につたえていくことを目指して当館は設立されました。