2013年2月 『歴史評論』黒川みどり「大阪人権博物館と橋下市政」
 (略)木津川計「たこ焼き、吉本興業、タイガースだけで大阪が評価されるのは残念。誇るべき文化の蓄えがなくなれば、大阪の『格』はもっと低くなるだろう」。リバティの展示の対象は、橋下市長が構想するようなナショナリズムを背景とした歴史観のもとでは真っ先に捨象されてしまうであろうことは明らかだが、そのような歴史観に根ざさずとも、まさしくマイノリティであるがゆえに往々にして歴史認識から欠落してしまいがちである。しかも、リバティの原点でもあった部落問題が、一方で人権一般に解消され、差別はなくなっていないにもかかわらず問題は消し去られようとしているとき、リバティの存在はいっそう重要性を増す。差別はなくならければならない。しかし、差別を内包してきた社会の歴史は消し去れない。そればかりか、そのことを見据えることによって、明るい未来を切り開く糧としなければならない。


金城実の著作資料


2013年2月17日ー沖縄県立図書館で彫刻家・金城実さん/国際通りで金城さんを見かけるが、カバンにベレー帽、後姿は儀間比呂志さんとそっくりだ。見かけに騙されてはいけない、演説をさせたら獅子吼如しだ。

2016年10月23日『沖縄タイムス』「差別発言『許されへん』『土人』大阪府知事対応に関西の声」「『土人』発言 彫刻家・金城実さんー大阪知事は権力による事件という視点も見落としている。公務員と一般市民を対等に扱って『売り言葉に買い言葉』と言い、報道に『メディアが鬼畜生のようにたたく』と被害者のような表現を使う。・・・」


2016年10月23日『琉球新報』○沖縄防衛局、高江にレンタカー放置 2台2ヵ月半、79万円ー工事を監視している市民によると、レンタカーは当初、テントへの入り口をふさぐ格好で縦列に2台駐車していた。テントへの通路を確保するため市民らは1台をずらして移動した。(略)防衛局は「7月に工事用道路として沖縄森林管理署から使用許可を得た敷地や周辺で、工事用道路としての使用が可能となった後に速やかに道路として使用できるよう駐車した」と説明した。テントで座り込みに参加している市民らからは「全く動かさず置いているだけなのに、払い続けているレンタカー代もずっと税金で賄われている。名護署は市民の車を撤去するなら、防衛局の車も撤去すべきではないか」との声も上がっている。

2016年9月6日~11日 那覇市民ギャラリー「大西忠保写真展 沖縄ー裏街の記憶ー」

大西杏子さん


2016年9月6日~11日 那覇市民ギャラリー「大西忠保写真展 沖縄ー裏街の記憶ー」




彫刻家・金城実
2013年7月 大西忠保写真記録Ⅱ『金城実 100メートル彫刻 「戦争と人間」』PHOTOS舎

大西忠保(1947年3月 東京渋谷生まれー2012年5月25日 永眠)1965年 明治大学商学部入学。同大学カメラクラブへ入部。

写真で見る 迫力の反戦彫刻 明治大駿河台キャンパスで写真展(東京新聞2015-5)
沖縄戦の悲劇が描かれた巨大彫刻「戦争と人間」を題材にした写真展が、千代田区の明治大駿河台キャンパスで開かれている。撮影したのは、写真家の故・大西忠保(ただやす)さん。大西さんの妻で、展示を企画した杏子(きょうこ)さん(67)=渋谷区=は「夫が反戦平和への願いを込めた作品。今も米軍基地問題に揺れる沖縄を応援したい」と話している。「戦争と人間」は、反戦活動を続ける沖縄県在住の彫刻家金城実さんが、十年がかりで完成させた全長百メートルの連作。地上戦が展開された沖縄戦の悲劇や、銃剣とブルドーザーによる米軍の土地接収、抵抗する人々をレリーフや彫像で表現した。
 原爆が投下された広島や沖縄をテーマに撮影を重ねていた大西さんに、金城さんが撮影を依頼。二〇〇七年、大西さんは病を押して長時間の野外撮影に臨み、作品が持つ怒りや悲しみを浮き彫りにした。三年前に六十五歳で亡くなったが、戦後七十年を機に、母校の明治大カメラクラブや友人の協力で、今回の写真展が実現。アカデミーコモン一階の会場に五十点を展示した。福島と沖縄から日本を考える「おらがふるさとを返せ」と題した金城さん制作の木彫も出品されている。二十三日には金城さんも来場し、「自分の手を離れて大西さんの作品になった」と語って才能を惜しんだという。杏子さんは「沖縄の七十年は苦難の歴史だった。沖縄を愛した夫の写真を通じ、思いを寄せてもらえれば」と話している。






2003年年3月 金城実『知っていますか?沖縄一門一答』解放出版社