斎藤 陽子(Walnut, California)1-16 ちなみにアメリカでは成人式などという祭日は無く、21歳なった誕生日に、ちょっと特別に盛大にするくらいです。今日のロスアンゼルスの気温は15℃夜間は7℃とのことで幾らか温かくなった気がしますが、カナダ国境に近いワシントン州の友人の処は明け方マイナス12℃と凍り付く気温の中で、通勤に行く前に車のエンジンを温めるのにも、ひと苦労の様です。こちらロスアンゼルスでは中国系の人口が多く、もうじき迎える旧正月を迎える準備で、中国系スーパーは一段と安売りで賑わっております。写真はサンディエゴ方面へ向かう道路沿いに、溶接で作成した実物大の本物そっくりの西部開拓時代の彫刻作品の売り物、お値段は50万円なりとのことだが、無造作に道路沿いに展示されていました。


  「くろねこの短語」2019年1月14日ー「馬鹿は死ななきゃ治らない」「馬鹿につける薬はない」「自慢高慢こうまん馬鹿ばかのうち」・・・なんて言葉ではとてもじゃないけど言い足らないほどの馬鹿がいる。言わずと知れたひょっとこ麻生だ。この男の暴言・妄言は枚挙に暇がないんだが、性懲りも泣くまたやらかしてくれたってね。ひとつは、12日に行われた成人式でのことで、新成人を前にこんなことのたまったそうだ。「二十歳を境に何が違うのか。飯が食える、たばこが吸える、酒が飲めるとかなんてどうでもいい。」「それより、皆さんがた、もし今後、万引きでパクられたら名前が出る。少年院じゃ済まねえぞ。間違いなく。」「それだけはぜひ頭に入れて、自分の行動にそれだけ責任が伴うということを、嫌でも世間から知らしめられることになる。それが二十歳だ。」寅さんが町工場の勤労青年を前にしてオダ上げてるんじゃないんだからね。いやしくも一国の副総理、財務大臣が人前で口にする言葉使いじゃありません。そもそも、森友学園疑獄における公文書改竄の責任をとらなかったような政治屋に、「自分の行動にそれだけ責任が伴う」なんて言われても、だから何?ってなもんです。
 さらに、昨日は国政報告会の場で、かつての鮫の脳みその「神の国」発言に勝るとも劣らない時代錯誤な放言をしてくれちゃいました。曰く、「2千年の長きにわたって一つの言葉、一つの民族、一つの王朝が続いているなんていう国はここしかない」論評する気にもなりません。メディアは「またしても失言」なんて報じているけど、これって「失言」ではなくておそらく「本音」なんだね。そうでなければ、ただの阿呆だ。「麻生節」なんてことでこれまで野放しにしてきたメディアのおかげで、ひょっとこ麻生は人としてどんどん壊れていっている。

  「くろねこの短語」2019年1月11日ー(前略)でもって、初老の小学生・ペテン総理はといえば、中東訪問の前夜祭ということなのだろう。昨夜は、日本橋の料理屋に取り巻きのメディア幹部と酒食に耽りましたとさ。参加したのは、曽我豪朝日新聞編集委員、山田孝男毎日新聞政治部特別編集委員、小田尚読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員、島田敏男NHK名古屋放送局長、粕谷賢之日本テレビ報道局解説委員長、石川一郎テレビ東京ホールディングス専務、そして田崎スシローの面々。こんなことしてるから、新聞もTVもどんどん信用をなくしていくんだね。国民を舐めるのもいいかげんにしやれ!!


大濱 聡 1月9日 23:18 · ■Okinawa Medea Literacy――1月8日の報道から。
豚コレラに感染した疑いのある豚が、沖縄島中部の養豚場で見つかったことが7日わかった。地元二紙が朝刊で伝えていたので、朝のTVで最新情報を確認しようとしたが、NHK沖縄の朝一番の地域ニュース「おはよう沖縄」では扱わず、「野菜やかきなどの初荷式」他1本のノンビリしたニュースだった(9:55-10:00の特設ニュースで放送)。
■以前であれば、徹夜に近い取材をして朝一番で伝えたのだろうが、働き方改革の影響だろうか。かつて朝一だった7時前や、土日のお昼、夕方6:45からの地域ニュースも福岡発の九州・沖縄ブロックになってしまい、地元のニュースがすっかり減ってしまった。
■『沖縄タイムス』が社会面トップで報じた「八重山マラリア 克明な撲滅記録」。八重山保健所の元職員(故人)が残した撲滅までの資料や手記、写真など約200点が自宅に保管されていたことが「7日までに、分かった」とスクープ性を匂わせているが、これは昨年12月13日に放送されたNHK沖縄の「きんくる 沖縄金曜クルーズ」ですでに紹介されている。
 関連A・O- ローカルニュース枠の減少にとどまらず、NHKはニュースの中味もローカルではドンドン薄くなっていっている気がします。山梨県では、いわゆる発表ものや事件事故(これもそれを独自に追いかけるのではなく多くは警察発表)、それに季節の話題がニュースの9割を占めているような気がします。私の住んでいる地域は県の中心地を外れているので、季節ネタか交通事故でしかお目にかかれない状態。市政ではどこにでも起こりそうな重要な問題が起こっているのにそれを知るのは地域の無料ローカル紙かネットからです。働き方改革の結果でと言えばかっこいいのでしょうが、昔から新技術には金をかけるけど、人はどんどん減らしていく方向は変わりないような気がしますね。人減らしをして働き方改革をしようとすれば、手を抜くしか現場は対処しようがありませんね。市民生活にかかわる重要なニュースは頑張って伝えてもらいたいものですが。

 愛知ママの会1-9 森法相は大変重大な発言をしている。「日本では捜査機関から独立した裁判官による審査を経て令状を得なければ捜査機関が逮捕することはできない」。思い出そう。これほど厳正な手続きを経て出された山口敬之の逮捕令状の執行を中村格は取り止めさせたのだ。異常ではないか。

斎藤 陽子(Walnut, California) お正月から6日が過ぎ、ロスアンゼルスの気温は13℃夜間は7℃と、ポカポカと陽気なお天気がこの3、4日続き、わが家の庭の新春第一弾の花の開花はモクレンです。これから2月末までつぎつぎとモクレンは咲き続けて、初春を楽しませてくれるでしょう。

先週は日本領事館に半日も費やして「在留証明」なる書類を作成するために行きましたが、領事館はロスアンゼルスの下町のオフィス街の高層ビル内に在り、なんと駐車代金30分で2000円も取られ、3時間もかかりました。何のための在留証明かと言うと、日本年金機構へ年金を貰う為に、私が健在にこの世に生きている証明を届けるためのものなのです。毎年12月の誕生日には生死を明確にせよとの、年金機構から書類が送られて来るのですが、5年ほど生死報告を放置しておりました。ちなみに私の日本の年金は月額2000円になり、これをほんとの「雀の涙」というのでしょう、余りの少額に5年も放置していた次第ですが、チリも積もれば山となる日に期待し、30分2000円の駐車場代を払って、まじめに月額2000円の手続きをしに行ってきました。もしかして月額2000円の年金は最も小額な年金受給者の部類に入るのでしょう(笑)でも、年間ラーメン3杯は食べれます。ありがたや!この月額3000円の年金が、唯一 私と日本政府を結んでいる絆です。
幸いにもアメリカで勤勉に45年近く働いた、充分生活できる年金が有りますから、月額3000円を笑っても居れますが・・・・。ちなみに外務省の海外在留邦人数調査統計(最新2018年10月時点)によりますと、海外に住む日本人の総数は約139万人とのことです。海外でもアメリカ在住者がダントツ1位の44万人余りの日本人が居て、これは在外公館に届け出た数で、在外在住を届けてない人も合わせると、実際には50万人のアメリカ在住日本人がいるだろうと推定されています。なかでも最も多いのはロサンゼルス在住者の7万人余りで、次がニューヨークで5万人余りだそうです。

関連ーS・M 毎年、国民年金機構に在留証明証を提出しています。ボリビアはロスのように郵便局が信頼できるませんので、帰国時に持参するか、国際宅急便で送付するしかありません。しかし、私のように業務で帰国出来る者は良いのですが、南米から帰国するには20万円以上の経費が必要です。国際宅急便ですと約100ドルの送付料金が必要です。このインターネットの発達した時代に書類を提出するシステム自体、年金機構の時代遅れに腹が立ちます。

「くろねこの短語」2019年1月7日ー昨日の初老の小学生・ペテン総理の年頭記者会見ってのはスッカスッカの中身ゼロで、役人の作った原稿を読み下すだけなんだから、こんなにお気楽なことはない。さらに、記者の質問もこれまた温いもので、サクラ疑惑、カジノ汚職、中東問題etcとビシバシ攻めるテーマがあるだろうに、上っ面を撫でるだけの予定調和の質疑応答があるだけなんだから、どうしようもありません。
 で、何かと言っちゃあ「今後も丁寧に対応していく」で終わっちゃうんだから、なんのための年頭記者会見なんだか。こんなんだもの、今年も「忖度」報道のオンパレードになるんでしょうね。・安倍首相が年頭記者会見でIR汚職をスルー、米国、イランの名も口にせず、自衛隊の中東派遣強行だけは明言!・自衛隊の中東派遣、心配は「していない」 菅官房長官
 でもって、カジノ疑惑なんだが、沖縄基地利権王の下地君が中国企業から100万円貰ってたことを白状したってね。相手が受け取りを固辞したので領収書は発行してないから政治資金収支報告書には記載していなかった、なんて言い訳してるけど、理由がどうあれ政治資金規正法違反は決定です。
 当初は否定していたのにここにきて白状したということは、おそらくこのまま辞職して逮捕だけは免れようという魂胆じゃないのかねえ。ひょっとして、辞職でチャラってことで特捜と話がついてたりして。妄想だけど。下地君が白状したってことは、特捜の裏付け捜査が相当に進んでいるってことを意味しているんだろうから、いまは口をつぐんでいる名前の上がったシェンシェイたちはさぞかし眠れぬ夜を過ごしているに違いない。さあ、次にゲロするのは誰だ!?
■関連ー19年1月発行の「沖縄問題、解決策はこれだ!これで沖縄は再生する。」(朝日出版社)の中で橋下徹氏はこう書いている。〈(カジノの)法律が成立する前の話ですけど、僕と松井府知事と菅官房長官で話をした時に、もし沖縄が手を挙げたら、沖縄には必ずIRを認めてあげなければならないね、という認識で一致していました〉〈もし沖縄のみなさんが、IRを沖縄でやらせてくれ!と声を上げれば、大阪は喜んで沖縄のみなさんにお譲りします〉

 「海鳴りの島から」1-6 IR汚職で下地幹郎や宮崎政久、岩屋毅といった議員たちの名前が挙がっている。いずれも辺野古新基地建設を推進してきた面々だ。カジノ利権だけでなく、基地利権でも蠢いてきたのではないのか。新基地建設が長引き、予算が膨らめば膨らむほど、金が入ると笑う者たちがいる。こういう連中のために、沖縄県民は苦しめられるのだ。

 JIJI1-6日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は6日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件に絡み、贈賄側とされる中国企業サイドから現金100万円を受領したことを認めた同党の下地幹郎衆院議員について「法に抵触することをすれば、議員辞職すべきだ」と述べた。松井氏は「納税者の皆さんに全く理解されない」と指摘。下地氏に馬場伸幸幹事長を通じて辞職すべきだとの意向を伝えたという。/『沖縄タイムス』1-6 衆院議員の下地幹郎(しもじ・みきお)氏は1961年、沖縄県宮古島市(旧平良市)出身。58歳。84年中央学院大学卒し、その後父が創業した会社に入社、副社長なども務めた。96年の衆院選で自民党公認で立候補し初当選。現在6期目。政界に幅広い人脈を持ち、初当選の同期には菅義偉官房長官も。菅氏とは2005年に下地氏が自民党を離れても交流が続いており、「しもちゃん」「すがちゃん」と呼び合う仲。自民党との選挙協力を沖縄でも推進している。

 2020-1-6『朝日新聞』ー米軍横田基地(東京都福生市など)周辺で有害物質の漏出の有無を調べるため、都が監視地点に定めている井戸で昨年1月、高濃度の有機フッ素化合物が検出されていたことがわかった。うち1カ所の濃度は、米国での飲み水についての勧告値の19倍の値だった。/関連2019-6-26『毎日新聞』ー米軍横田基地(東京都福生市など)で2017年までの8年間に日本側に知らされていないジェット燃料などの流出事故が少なくとも131件起きていた実態が、毎日新聞が入手した米軍の資料で明らかになった。


大濱聡■知人のKさん(本土出身・沖縄在住)にMessengerで年賀状を送ったところ、「この2-3年年賀を祝いたい感じが無くなりました。一昨年から本土への年賀は止めました。元旦を共有する気が無いのに虚礼するのは自分に赦せない感じです」との返事。元日は辺野古だったらしい。辺野古に集まった人々は「おめでとう」とは言わず、「今年も頑張りましょう」と言い合ったという。「初興し」に参加した人々には本当に頭が下がる。
■先月(12月)25日、防衛省は辺野古の総工費を9300億円(2014年明示の3500億円の約2.7倍)との試算(沖縄県は2兆円超え)を発表。工期を12年とした。しかし、まだまだ膨らむだろう。それに対し「税金のムダづかい」「福祉や教育、少子化対策にまわして」との声が。民放の正月特番で元官僚のコメンテーターが「日本にとって最大のリスクは少子化問題」と指摘していたが、何が必要で、何を優先すべきかを今一度立ち止まって考えるべきだろう。
■27日には、新基地建設に反対する人々が2014年7月に座り込みを始めて2000日を迎えた。不屈の闘いは続く。

 【立憲フォーラム通信:1653】(2020年1月4日)-共産党の志位和夫委員長は3日、米軍がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を空爆で殺害したことについて、「トランプ米政権による国連憲章を無視した軍事的挑発行為を厳しく非難する」とする声明を出した。志位氏は「トランプ政権に対し、軍事的挑発をやめ、イラン核合意にただちに復帰することを強く求める」とする一方、「自衛隊の中東沖への派兵は、いっそう無謀で、危険きわまりないものとなった」と指摘――と「朝日」。――日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業「500ドットコム」側が現金各約100万円を渡したと供述した衆院議員5人を、東京地検特捜部が昨年末に任意で事情聴取したことが3日、関係者への取材で分かった。特捜部は議員本人だけでなく秘書が受け取った可能性も含め、政治資金規正法などに抵触しないかどうか慎重に捜査している。5人は自民党の岩屋毅前防衛相=大分3区、宮崎政久法務政務官=比例九州、中村裕之元文部科学政務官=北海道4区、船橋利実氏=比例北海道=と、日本維新の会の下地幹郎元郵政民営化担当相=比例九州、と「共同。

 斎藤 陽子(Walnut, California)1-3 アメリカは元日1日だけがお休みで、お正月2日目からはアメリカの仕事始めです。今年も自宅と会社(片道51キロ)への道のりは、通勤ラッシュとの戦いが始まりました。朝夕の高速道路の片側4~5車線、上下全線(8~10車線)が、自動車で埋まってしまう混み方は、今や南カリフォルニア(ロスアンゼルス)の名物となっていいます。なにしろ南カリフォルニアは、人口2240万人という、全米第二位の大都市圏、公共交通機関は自動車が主流なので、車の台数も人口に比例して多いのです。

南カリフォルニアの高速道路は網の目の様な複雑さで、高速道路を把握できれば、あなたは確実にロスアンゼルス人と認められることでしょう。南カリフォルニアで最も歴史的に古い高速道路は、なんと第二次大戦中に敷設されたパサデナ線で、日本と戦争をしている時に高速道路と言う大工事を行っていたのを思うと、物資が乏しく、松ヤニまで燃料に使用としていた日本の当時の状況を思うと、これほどの国の違いのある国と、戦争をするなど考えさせられます。ちなみにバンクーバー(カナダ国境)からサンディエゴ(メキシコ国境)までの、高速5号線の走行距離は約2400キロ、昼夜を必死に走りまくっても、3日半はかかるでしょう。新し1年の始まり、ロスアンゼルスの車の洪水との闘いが始まりました。


2020-1-2 初詣「天久宮」/写真「出雲大社沖縄分社」

 大濱聡ー「ゆく年―」に関わって厳寒の現場で年を越した。■最初の経験は新人の頃、名古屋が担当した永平寺(福井)の第4ディレクター的立場で、雪深い外での仕事だった。1990-92年の長崎、1994-96年の沖縄はそれぞれ3年連続(地方局としては異例)で、8年間の2局勤務で6回も携わることになった。■結局、スタッフとして、あるいは立ち合い業務として8回も現場で越年したが、「ゆく年―」に関わった回数としてはおそらく会社の中で最も多かったのではないかと思っている。

  
2020-1-1『しんぶん赤旗』「絵手紙ー新基地建設よりも首里城再建を」/年賀状

斎藤 陽子(Walnut, California)-カリフォルニアの年越しそばは「沖縄ソバ」。麺はハワイ産二人前入りの生沖縄ソバ(1袋 350円)、満足な麺ではないのですが、これしかないので我慢して使い、出し汁は豚の煮込み汁と昆布だし汁に鰹節と、そば汁は気合を入れて我が家流で作りました。トッピングの3枚豚肉の煮付けは自家製、島唐辛子(コーレーグス)は庭で取れた島と唐辛子をこの日にのために泡盛に漬けた、コーレーグス汁を入れて頂きました。我が家のお雑煮は関東風のお雑煮を作りましたが、三が日のオデンがわりに、福島育ちの主人のリクエストで、「沖縄風の冬瓜とリブと昆布のスープ」をお正月なのに特別オーダーで作りました。ちなみに冬瓜は中国系スーパーで手に入ります。

昆布巻きも身欠ニシンを巻くのがヤマト風ですが、カリフォルニアにはニシンが無いため、人差し指ほどの大きさの生豚肉を巻き、高圧鍋で15分煮て取り出し、砂糖や味醂、醤油で煮るとニシン昆布巻きより美味しい、豚肉の昆布巻きができました。アメリカではカンピョウを入手するのも一苦労です。今年は名古屋からの友人に頂いた、高級羅臼昆布で作りましたら絶品の豚肉の昆布巻きができました。

斎藤陽子(Walnut, California)-時差の関係でアメリカは30日ですが、日本は大晦日を迎えましたね。師走のロスアンゼルスに珍しく随分降ってくれた雨は、彼方のサン・ガブリエル山脈(San Gabriel Mountains)標高2.865mの積雪も見事です。この山脈には数個の名を持つ山が集まり、中でも4番目に高い山はボーイスカウトの創始者の名が付いた、ベーデン=パウエル山( Mount Baden-Powell)があり、世界的に大きなボーイスカウトのキャンプ場もあります。今年のこれらの山の豪雪はロスアンゼルスの水道水には充分な積雪でしょう。この山脈の積雪が、関東平野よりも広いロスアンゼルス市の地域に住む人々の水道水となりますので、この山脈には幾つもの貯水ダムが有ります。ロスアンゼルスから2時間も有れば行ける、この山脈には幾つものスキー場が有り、沿岸沿の海では冬も楽しめるファーフィンのできる海岸が多数有りますので、南カリフォルニアの冬は、若者に人気が有ります。新しい年も皆様にとって、輝かしい年となりますことを願っております。

写真は雪山とパームツリーにミカン畑が如何にも南カリフォルニアを表しています。




 「くろねこの短語」2019年12月29日ー(前略)で、会の終盤には恒例のペテン総理や顔も頭も貧相な官房長官・ガースとのツーショットで、大いにもりあがったそうだ。「中には『令和』と揮毫された色紙を持参して菅長官とフレームに収まる記者や、安倍首相とも菅長官とも握手でポーズを決める記者もいた」ってんだから、何をかいわんやなのだ。
 こんな腑抜けな番記者どもが、裸の王様をますますつけあがらせているているわけで、まさに「豚もおだてりゃ木に登る」手助けをジャーナリスト(?)がしてるんだから、どんだけこの国は三流国に成り下がったかわかろうというものだ。
・首相と番記者の“ごっつあん忘年会” 記念撮影に今年も長蛇
 忘年会の後には、ぺテン総理はガースと連れ立って、維新の会のお子ちゃま・橋↓君、大阪のチンピ市長・松井君と会食したってね。おそらく、カジノや改憲ついて談合したんだろうが、この年末も「男たちの悪巧み」ってか・・・阿呆くさっ!!

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山城明2020-1-1 うるま市

 O・T【新春から衝撃】中国からのお金をもらってたのは辺野古埋め立て推進派の議員でした、、、昨年の辺野古県民投票の結果を #ミキオ算 で誤魔化した下地幹郎氏と県民投票ボイコットを指揮した宮崎政久氏。さらにその時の防衛大臣岩屋氏。????中国企業からの収賄疑惑発覚????自民 北海道1区 船橋利実 自民 北海道4区 中村裕之 自民 大分3区 岩屋毅 (上記3名麻生派)
 「くろねこの短語」2019年12月27日ー(前略)最後に、カジノ汚職で逮捕された秋元なんたらの内閣府副大臣時代の面会・出張の記録提出を、政府が拒否したってね。「捜査中のため」ってのがその理由だそうで、つまりは政権中枢も関わっている可能性があるから隠蔽しようって魂胆なのだろう。秋元なんたらは単なる入り口で、その先に本丸があるってことか。ペテン総理の弟の名前もチラホラ聞こえてくるし、心当たりのある政治屋はこの年の瀬に眠れぬ夜を過ごしているに違いない。

 『産経』12-26-カジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部に逮捕された衆院議員、秋元司容疑者(48)=東京15区=について、IR誘致を目指す大阪市の松井一郎市長は26日、「権限もないのに俺は力がある、俺は力があると業者に餌をまいて食いつかせた。個人的なオレオレ詐欺事件だ」とこき下ろした。大阪府庁で記者団に答えた。(略)松井氏は事件を踏まえ、IR事業者の決定権限を持つのは誘致自治体であり、副大臣ではないと指摘。「副大臣という肩書で何らかの影響力を行使できると見せかけた。トラの威を借るキツネのようなものだ」と批判した。IR事業については「観光立国日本をつくるための政策の話」と改めてその意義を強調。「政策と個人の犯罪を一緒にしてどうするのか。メディアはIRに否定的だが偏向報道はやめてほしい」と訴えた。
 T・M12-26ーIR誘致賄賂の発端が沖縄浦添とは沖縄に基地を押し付けるだけでなく賭博誘致を平気で推進する安倍政権の邪悪な沖縄政策がはっきりしてきた普天間返還は先送り、辺野古は延長に次ぐ延長で国税の無駄遣いそれに呼応するIR誘致の県内首長市町村議員の再点検も必要だ
 愛知ママの会 12-25【スクープ!】秋元司衆院議員が東京地検に逮捕されたのに続き、贈賄の疑いで同地検に逮捕された中国企業の元顧問・紺野昌彦氏が、カジノ誘致を推進している「日本維新の会」の現職議員の息子だと判明しました。

 稲村公望『月刊日本」2016年12月号

 写真は、電話による売春宅配を宣伝する車両がラスベガス市内を巡回しているものである。米国の中間選挙の実況を見るためにラスベガスに居住する親友を訪ねて、アリゾナなどの農村を訪ねたが、その際にラスベガスで、カジノの実態が売春窟であることを証明しようとして撮影した。先日、衆議院内閣委員会がカジノ法案を採決したと聞き、改めて警鐘を乱打したい。そして日本の政治の腐敗と劣化を嘆くばかりだ。
写真は、一昨年(後注、2014年)の米国の中間選挙のさなかに、ネバダ州ラスベガスで、筆者が撮影した。 露骨な売春の広告宣伝である。 ラスベガスでは売春が合法化されているから、宣伝車が徘徊するのである。カジノはたんなる賭博場ではない。カネ、カネ、カネ、そして人身売買の阿鼻叫喚の巷・修羅場でもある。日本でも最近人材派遣業の関係者による、現職閣僚をも巻き込んだ薬物中毒・色仕掛け接待事件があったが、電話派遣業の度が過ぎた形がラスベガスにある。
 ラスベガスの一部が移った、一党独裁の大帝国に返還されたマカオのカジノの最上階のホテルの部屋がどうなっているのか、日本にカジノをと主張する方々は国民にどうなっているのかちゃんと説明しているのだろうか。漢字で書くと「魔窟」になっているのではないのか、筆者は、その昔、共産国と称したポーランドの崩壊直後に、首都ワルシャワのインターコンチネンタルホテルにカジノがあり、共産主義の徹底した不平等と腐敗の光景を見たことがあった。一衣帯水の独裁国家の首都では、広場の大通りにある昔は名門飯店の一部が下卑なキンキラキンに改装されて、特権幹部の社交場?大夜会総会(キャバレー)になり果てて、往訪する日本の議員がご接待される場所となっていたことも承知している。東南アジアの首都には、「金魚鉢」と称する品定めのできる特殊浴場が繁栄している。筆者の政治学の恩師が、貧富の格差の典型を見せて欲しいと所望されたので、そのひとつに案内したら、ガラスの鉢のまばゆさを確かめられただけで、足を踏み入れるはされなかったことを記憶している。 祖国復帰前で、日本のチベットよりも貧しかった南の島では、「隣家のお姉さんが、パンパンとして売られていくそうな」と聞いて、おそらくは沖縄の嘉手納基地のゲート前の外国軍隊の兵隊がたむろする歓楽街で働くことになったのだろうが、珊瑚礁の割れ目から出帆する機帆船に乗船して出立するお姉さんを手巾を振って見送ったことを記憶している。寂しい話だが、僅かに60年前の戦後のことだ。拝金の若造の成り上がりが、カネで愛情も買えると豪語して、亀井静香候補を蹴落とそうとした政治事件が発生したこともあったが、これは最近の新自由主義の流行の袢纏(はんてん)の話だ。 その若造が「大統領制か共和制の方がいい」と発言したと、大マスコミはさすがに書かなかったが、夕刊紙にすっぱ抜かれて、その記事が選挙区で配布されて選挙民が集会で「君が代」を斉唱するというハプニングがあった。若造の不規則発言は、格差を固定しようとする人材派遣業の横暴と薬物中毒事件にも底流でつながっているに違いない、拝金・カネ万能の異形の価値観による日本破壊の国際謀略が背景に見え隠れする。カジノに名を借りた、人身売買と売春の復活を許してはならない。現代版の吉原も、五番町夕霧楼もいらない。昔は、国内での地域格差による人身売買であったが、現代は、国際的な広がりをもった人身売買になることは間違いないから、日本が、アジアを含め世界の拝金の強者に与して、被害者ならぬ加害者になる可能性は高い。
 シンガポールでも、建国の父リ・クアンユーが逝去すると直ぐに堰を切ったようにカジノが解禁された。シンガポールは単なるマネー洗浄の都市国家になったのだろうか。マレーシアでは、ゲンチンハイランドの山頂にカジノがある。ブミプトラの出入りするところではないから、ソドムとゴモラの頽廃にイスラムの規律がタガをはめている。韓国では、ウォーカーヒルがあり、釜山にも済州島にもカジノがあり、外国から飛行機で乗り込む客がひきもきらないから、綺麗事でパチンコの射幸心を規制しても焼け石に水になっている。まだ、中国人観光客が爆買いで外国でカネを使うことなど可愛げがあり、日本にカジノを作らせて酒池肉林の放蕩を期待するのであれば、日本国家と国民からの強烈な反発を招くだけだろう。
ちなみに、ラスベガスとは、沼という意味である。花のお江戸はもとより、万民の国大日本(おほやまと)でカジノという底なしの沼はそもそも不適格であり、要らない。

稲村公望2019-12-27 「平成の失政の本丸ーー郵政民営化」
 郵政民営化後、かんぽの宿のオリックス不動産への一括売却(たたき売り)問題に関して、鳩山邦夫総務大臣(当時)が政治問題にして話題となった。郵便貯金会館の経営が、なんと無償で京都の企業に譲渡された。接続の悪い携帯電話が大量に購入されたが、とある重役の出身会社との癒着が話題となった。ゆうちょカードのクレジット会社が切り替えられ、これまた親元の銀行との関係が取り沙汰された。日本通運と日本郵便が合弁で、JPエクスプレスという宅配会社を設立したが、三年も経たない間に約1100億の赤字を出して解散している。東京証券取引所での日本通運の株の売り買いを観察していた物流専門家は、インサイダー取引の可能性を指摘していた。筆者は、岐阜県大垣にあったその合弁会社の事務所を訪ねたが、関係者は、社屋や情報システムの借料が割高で、子会社の利益に計上されると指摘していた。米国の保険会社アフラックとガン保険分野での提携をぶち上げたのが、米国IBMの社外重役も務めていた東芝のドン、東京証券取引所理事長や郵政民営化委員会委員長を歴任した故西室泰三氏だ。郵便局ネットワークが外資に独占されたのだ。特定の会社による独占市場の形成と支配を嫌う「非アメリカ的」な動きだったからか「稲村君はアメリカの学校を出たから、ワシントンに友人が多いそうだが、アフラックの話はしないでね」とのダミ声が耳底に残る。豪州の物流会社のトール社に、過大なのれん代を支払ったばかりか、4000億を超える損失を僅か数年後に計上した失態については、既に書いた通りである。戦後70年懇談会座長の西室氏と支那の温家宝首相(当時)とのツーショットの写真も残る。西室氏は2016年3月に退任したが、帝国ホテルでのお別れ会で死亡場所すら明らかにされなかった。
 当時の竹中平蔵・民営化担当相は、後に世界銀行総裁となった米国通商代表のぜーリック氏は、ビルダーバークの会員でもあったが、17回会合を行ったことが国会質問によって明らかにされているが、議事録は公表されていない。
 西川初代社長の腹心の4人組のひとり、2006年2月から2008年10月まで日本郵政専務執行役を務めた人物が日本郵便社長に、2016年6月出戻りしたことは特筆されて良い。奈良県のとある郵便局の職員が、車内のメールシステムを使って、全国の郵便局に、その人事を糾弾するメールを発出するという事件が発生している。サブプライムローンで不動産市況は冷え込んでおり、専門家はかんぽの宿の処分中止や延期を助言していたが、無視して2008年12月、オリックス不動産への一括事業譲渡を締結したことなどが、2010年1月に総務省に設置された日本郵政ガバナンス検証委員会の報告書に残る。民主党、社民党、国民新党の三党が、特別背任未遂罪で東京地検に告発したこともあり、「みなし公務員」でありながら三井住友銀行の社宅からから通勤したことも国会で追及された。数多くの郵政民営化後の私物化の疑惑は放置されたままで総務省の報告書の事案すら詳細はいまだに闇の中だ。
個人的な好誼を得た元検事総長の故原田明夫氏が、郵政民営化発足時に社外重役に就任したのには驚かされた。民営化後に予想された不正の発生に対抗するご意見番として、「郵便局ファンの会」の会長就任を依頼したことがあっただけに、検察幹部が、拝金外国勢力に取り込まれたのかと軽いめまいを感じたことがある。
 郵政内部の警察だった郵政監察官制度は廃止された。郵政犯罪は、民営化後に増加していることは間違いない。民営化で、周到にガバナンスの無効化が図られたことの一例だ。かんぽ生命保険の不正募集の問題が騒がれているが、郵政民営化そのものが、日本破壊の構造「改悪」で、真相が未だに闇の中にあると考える。かんぽの問題は末梢の問題としか思えず、公物たる、しかも世界最大級の国民資産を私物化して外国に持ち出そうとした基本的な構造『改悪」の実態と謀略にメスを入れ、民営化後の郵政事業の在り方について、根本から見直すべき秋が来たと考える。
 新自由主義は歴史を消し去ろうとする。今年は、明治四年、条約改正に資するため、郵政を創業した前島密翁没後100年の節目の年だ。前島密は、清廉が志を規(はか)る、と揮毫した扁額お小樽郵便局長室に残しているが、民営化当初には廃棄焼却処分を求められたという。全国の郵便局長室にあった郵政百年史は、ゴミとして廃棄を強制され。郵便局に日章旗を掲げることはなくなった。赤いポストには、JPと横文字の醜いシールが貼られた。ポストは掃除されず、汚れたままで放置されてしまった。
 令和の御世が新しく始まった。歌舞伎の演目である「高時」に登場するカラス天狗もどきの経営者に引導を渡し、郵政民営化が「平成の失政の本丸」とも言うべき事態に立ち至った不名誉を挽回して、郵便、貯金、保険と三事業一体の公営・独立採算の郵政事業に復古維新することこそが必要ではないのか。新しい第4の事業を模索してもいい。地方でバス路線を経営を展開しているスイス郵政などが参考になる。WiFiやインターネットの全国装備など簡単なことだ。米国郵政は、国営のままだ。
 「明日の天気は変えられないが、明日の政治は変えられる」との、イタリアの政治哲学者クローチェの至言を、「郵便局ファンの会」会長の故岡野香穂留・明治大学学長が、民営化反対のデモ行進の先頭で、力説・喝破されたことをなつかしく思い出すばかりだ。政治で破壊したものは、政治で修復する以外にないのだ。

 『日刊ゲンダイ』2019年10月21日 稲村公望ー今年は日本郵政を創業した前島密の没後100年の節目の年です。外国の拝金勢力の手先となったカラス天狗もどきの経営者に引導を渡し、平成の大失政を挽回すべく、3事業一体の国民主体の日本郵政を復活させてこそ、新たな令和の日本の国富を取り戻せると思っています。

 
 1998年5月に沖縄郵政管理事務所(稲村公望所長,徳之島出身)や「琉球の郵便物語」編集委員会(古倉保昭委員長)の企画でボーダーインクから金城康全『琉球の郵便物語』が発行された。私も微力ながら編集に協力した。本書に「近い離島間ではノロシ火などによる伝達も行われていたようである。太鼓やドラ鐘など打って知らせることは、去る太平洋戦争中にも各集落の要所などにあった古ボンベを見てもわかる通り、昔から同様の手段があったのではと思い出されるのである」と、ノロシにも触れている。
古倉保昭さんは琉球玩具の名人を父に持つ人で沖縄郵政資料センターの所長でもあった。今、同センターはパレットから那覇中央郵便局の2階に移転。モノレール壺川駅から近い場所にある。「島々をむすんだ昔の通信」にノロシが立ち情報が伝わる様子がジオラマになっている。〒900-8799那覇市壺川3-3-8/電話FAX098-854-0255(比嘉芳哲さん)

写真右が稲村公望氏、新城栄徳
稲村 公望(いなむら こうぼう、1948年12月10日 - )は、中央大学大学院公共政策研究科客員教授。元・総務省大臣官房審議官、日本郵政公社常務理事。鹿児島県大島郡天城町(徳之島、出生時は琉球列島米国民政府占領下)出身。 (→ウィキペディア)

稲村公望 2014年3月5日-小生にとっては一種の名誉回復だった。新聞記事が残っている。誤っているところが一つ、社長が小生を呼び戻したとのくだりだ。自分が総スカンであることは知っていた。副会長とは名ばかりで、役員でもなんでもなかった。会合にも出させてもらえなかった。しかし、外国には何回か行った。郵政民営化後は、日本から誰も来ませんでしたねと、からかわれたこともあるし、スイスやトルコでは厚遇していただいた。若い時にいた東南アジアの郵政関係者からは、本当に親切にしていただいた。