03/25: 世相ジャパン
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山城 明4月8日(金)おはようございます♪????いいねうるま市
大濱 聡 4月6日 ■三上智恵さん(ジャーナリスト・映画監督)がFBで4.4放送のNHK「ニュースウォッチ9」キャスターの与那国ルポを厳しく批判している。
オンエアを見てなかったので録画分をチェックしたら、まったく批判どおりの内容で同じように「口あんぐり」してしまった。■これはもう恣意的なものか、単なる取材不足のルポか。いつもなら編集でも賛否両論を機械的(?)につなぐはずだが、今回は一方の声しか集約していない。
■三上さんの指摘――「レーダーがあって電磁波が怖いと言ってる人や、電子戦部隊があると真っ先に攻撃されるから怖い、と言ってる人は居なかったの?要塞にされるのが怖いと考えてる人は、その島に何人もいるのを私は知ってますが?」地元で継続的に取材している人と、東京から1、2泊(多分)で来てさっさと取材して帰る人の差が歴然としている。■三上投稿に対して多くの同調意見が寄せられ、シェアも168件(4.6現在)と拡がっている。三上さんは意見への返信に、「沖縄にいるNHKスタッフは、この沖縄が戦場にされる危機感を東京に伝えるべきです。防波堤にされる地域にいるジャーナリストとして仕事をして欲しい!」と檄を飛ばしている。■通常、地方局から政治ネタや基地問題などを全国放送する場合、東京の監修、チェックが入るが、沖縄ネタは沖縄局の監修、チェックが必要かもしれない。■ルポの後に、森本敏元防衛大臣VS植木千可子早大教授のインタビューがあったが、植木教授の意見が正論であった。
「くろねこの短語」4-4 まるでカーシェアリングのようにお気軽に「核シェアリング(核共有)」を口にしたとたん、四方八方から批判の矢が飛んできて、あげくには自民党国防部会長に「日本にはそぐわないというのが(党内の)大勢。核共有ではなく拡大抑止をどうするかという論点へ移る」って否定されちゃって焦ったのだろう。なんとまあ、ペテン師・シンゾーがヘタレ総理も前のめりになっている敵基地攻撃能力について、「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」とのたまってくれました。
さらに、「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」って息巻いてもいる。「中枢を攻撃する」ってことは首都攻撃みたいなもので、民間施設も含まれるってことだ。てことは、この発言自体が憲法はもちろんのこと戦時国際法にも違反してるんだね。
そもそも、敵基地攻撃って攻撃される前に「先にやっちまえ」ってことで、ペテン師・シンゾーと青春物語を語り合ったウラジーミルのウクライナ侵略と同じだ。こういう勇ましい発言する輩に限って、自分が実際に最前線に立って戦うなんてイメージは持っていないんだね。だからこんな発言を臆面もなく口にできてしまう。おそらく、ペテン師・シンゾーの思い描く戦争ってのは、古色蒼然たるものなんじゃないのかねえ。ロシアのウクライナ侵略でわかったように、原発に一発ミサイル撃ち込んじまえば、それで一巻の終わりってのが21世紀の戦争だ。
だから、「中枢を攻撃する」なんて戯言よりも、日本の海岸線にズラリと並んだ原発をどうするかを考えるべきなのだ。それはまた、エネルギー政策にも繋がるもので、敵基地攻撃能力を語るよりもはるかに現実的な政策なんだね。戦争をTVゲームとはき違えているペテン師・シンゾーみたいなポンコツを早いところ排除できれば、かつての保守本流たる自民党が復活する目も出てくる思うんだけど、ヘタレ総理にそれだけの器量があるかと問われれば、う~んと唸らざるを得ない今日この頃なのだ。
2006年3月 エレーヌ・ブラン[著]森山隆[訳]『KGB帝国 ロシア・プーチン政権の闇』創元社
大濱 聡 4月2日 ■沖縄戦で、米軍が初めて沖縄(慶良間列島)に上陸した3月26日あたりから、沖縄のメディアでは「沖縄戦」関係のニュースが続きます。■今年は、インタビューに応じる人からはロシアのウクライナ侵攻(侵略)に沖縄戦を重ねて、無辜の民が犠牲になる戦争の悲惨さや、絶対に戦争はやってはいけない、という切なる思いを語る声が多く聞かれます。■今日(4.2)は、米軍の本島上陸(4.1 読谷~北谷)の翌日に集団自決(集団強制死)によって85人が犠牲になった読谷村のチビチリガマで慰霊祭が行われました。やはり、遺族から同じような気持ちが語られていました。■NO WAR!ロシアはただちに撤退を!ウクライナに平和を!
「くろねこの短語」3-31 昨日のコロナ感染者は、全国で5万人を超え、東京は9520人、大阪は4517人となり、どうやらリバウンドの兆候が明らかになってきたようだ。テレビで連日のように「前の週の同じ曜日と比べて減少」なんて愚にもつかないコメントしてたアナウンサーも、こうした現状に心なしか気まずい雰囲気なのも至極当然か。そんなコロナの現状にあって、ちょいと気になるのが大阪のコロナ重症者なんだね。なんでも、全国のコロナ重症者が655人のうち、大阪の占める割合が58.3%、重症者数にして382人もあるんだとか。全国で2位の神奈川が46人だからね、阪の重症者数は際立ってる。
そんな状況に鑑みて、イソジン吉村君は「大阪モデル赤信号」を継続させるって言ってたんだが、なんとその舌の根も乾かないうちにドバイ万博の視察旅行と洒落こみやがりました。「大阪・関西万博の成功の手がかりになるよう実りある視察にしたい」ってのがその理由だそうで、チンピラ松井君も同行してるんだね。「府市合同の万博推進局によると、視察人員は維新コンビのほか、随行の職員などを含め計15人。渡航滞在費は概算で750万円だという。1人あたり50万円とは、なかなか贅沢な“旅行”である」
28日のエントリーで、野党共闘がひと悶着している今、「維新の存在は侮れない」って書いたんだが、こうした大阪を食い物にする維新コンビの行状をメディアがきっちり報道すればそんな妄想も杞憂となるのだが・・・。・吉村・松井“大阪維新コンビ”のドバイ旅行に府民カンカン!まん延防止解除は万博視察のため?
「くろねこの短語」3-30 「選挙目当てのバラまき」「なぜ年金生活者だけ」「そもそもなんで5000円」etc・・・と非難囂々だった「年金生活者への5000円給付案」が白紙に戻りましたとさ。なんでも、化粧崩れの高市君が自民党政調会長という立場で白紙の方針を出したそうだ。幹事長のキツネ目の男・茂木君への面当ての意味もあるんだろうが、有権者の顔色伺った上でのいいとこどりってことか。
しかし、5000円の見直しは当然だとしても、これで給付そのものが「白紙」ってのはおかしいんじゃないの。多くの国民が生活に困っているのは事実で、5000円に批判が集中したのはその額にも問題があったんだね。5000円程度で票を買えるというそのセコさに、みんな唖然としたのだ。どうせバラまきって言われるんだから、せめて国民一律10万円給付くらいのことブチ上げりゃあまだしも、ホント、舐められたものです。
ヘタレ総理は4月末をめどに、「原油高対策、食料の安定供給、中小企業の資金繰り支援、生活困窮者の支援の四本柱で対策を取りまとめるよう指示」したそうだ。おいおい、原油高も物価高騰も、ロシアのウクライナ侵略の時点で予想できたことじゃないのか。それが4月めどにって、あまりにも悠長すぎるだろう。こんなんだもの、5000円給付で悦に入っていたのもむべなるかなってことだ。
「MAG2NEWS」 3-23 新型コロナウィルス禍で支給額が減少する年金受給者に対し、1人5000円を臨時給付する与党提案への批判が強まっている。予算額は1300億円以上となる見込みだが、それに加えて事務経費で700億円近くなると言う専門家の指摘がある。「また中抜きか」「パソナが大儲けするのか」など批判の声が上がっている。
「くろねこの短語」3-29 ロシアによるウクライナ侵略のニュース一色の中にあって、実は国会では憲法審査会が開かれている。改憲ありきの自民党、維新、国民は、ウクライナの現状を好機とばかりに緊急事態条項創設に躍起になっている。そんな中で、自民党京都府連のマネーロンダリング疑惑の主人公であり、「現行憲法は無効」が持論の西田昌司君がやたら強気に喚いている。曰く、「(日本の過去の戦争は)自衛のため、戦争せざるを得ない事情があった」頭の中が完全に思考停止しちゃってるんだね。この男は、「国民主権なんてナンセンス」みたいなこともかつて口にしているほどで、いやあ、京都の有権者はこれでもこの夏の参議院選でこの男に投票するのだろうか。
こういう過去にタイムスリップしたような議論をふっかけてくる憲法審査会なんか必要か。そもそも、憲法とは権力者を抑制するためのものであって、権力者の側が改憲を言い出すこと自体が倒錯してるんだね。議論するのは大事って声もあるけど、そもそも改憲ありきの議論なんて、議論に値しないと思うけどねえ。憲法審査会そのものの必要性を問うことが先なんじゃないのか。でないと、西田君のような時代錯誤な意見を蒸し返す不毛な会合になっちまいますよ。
3-29 大阪 13人死亡 新たに4340人感染/東京 感染者7846人と5人の死亡
3月28日
「くろねこの短語」5-18 ペテン師・シンゾーが政権に復帰してからというもの、鮨友と堕したメディア幹部の存在がこの国のジャーナリズムをとことん劣化させ、いまや忖度報道が罷り通るという惨憺たる状況になっている。そんなところへもってきて、なんとまあ、日本テレビに官邸のアイヒマンと呼ばれた警察官僚、北村滋君が天下りましたとさ。
いやあ、懐かしい名前が出てきたものだ。この御仁は、加計学園疑獄の際に、「総理のご意向」をめぐって当時の文部事務次官・前川喜平氏を「出会い系バー通い」スキャンダルに巻き込んだ張本人なんだね。ようするに、情報操作のプロで、政権の意に沿わない人物を追い落とすためには、触法行為すら厭わないという、市民社会にとっては極めて危険人物なんだね。
こんな御仁がメディアに天下ったことで、「日テレの御用メディア化が一段と進むのではないか」という声があるそうだが、ここまで露骨な人事を仕掛けてくるってことは、メディアに対するペテン師・シンゾーの影響力が侮れないほどに強まっているってことなのかもしれない。こういうメディアと権力との露骨な癒着を見せつけられると、政権交代なんてのはこの国ではもはや夢のまた夢という思いが強くなる今日この頃なのだ。
「くろねこの短語」3-28 維新の会代表で大阪市長のチンピラ松井君が、「大阪で20年政治をやってきて十分やりきった思いを持っている」ってのたまって、引退表明したってさ。なんだ、まだ辞めてなかったのか、ってなもんなんだが、なによりも「十分やりきった」ってよく言うよね。ろくに仕事もしないで、そもそも登庁しないんだから話になりません。昨年末の心療クリニックの放火事件の時にも登庁しないで、コメントすら出さなかった男ですからね。コロナが全国でも突出して大阪で蔓延しているのは、この男と大阪府知事のイソジン吉村君の維新コンビのせいってことを忘れちゃいけない。
でもって、チンピラ松井君は党大会で、「自民、公明の圧倒的多数を打ち破る」って参議院選に向けての決意表明をしましたとさ。さらに、「次期衆院選で野党第1党を獲得する」とも喚いてくれたってね。立憲がいまひとつどころかいまふたつ、いまみっつも存在感を誇示できず、連合は相変わらずの反共一点張りで自民党にすり寄るという現状にあって、維新の存在は侮れないんだよね。
なんてったって、メディアが維新には極めておやさしいですから。大阪で維新が成功したのは在阪テレビ局との連携プレーあればこそで、衆議院選後は東京のテレビ局もイソジン吉村君のコメントをことさら取り上げたりしてヨイショしているから、あながち「野党第1党」というのも大言壮語とは言えないのだ。とにもかくにも、今夏の参議院選が鍵となるのは間違いない。
3-27
「くろねこの短語」3-27 維新共同代表の優生思想・馬場君が「私立高校の無償化」について大嘘をついてたことは周知の事実なんだが、そこを記者会見で突っ込まれて、何をとち狂ったか「政治家は嘘つき」って自ら認めちゃいました。「国会のような公の場で言ってるのなら大問題ですけど、(中略)街頭演説で一言一句合っているかいないかを追及し出すと、多くの政治家にいろんな齟齬が出てくる」「選挙の時には多々あることだから、あまり枝葉末節を突くのは止めた方がいい」
いやあ、語るに落ちるとはまさにこういうことを言います。これを聞いた政治家は優生思想・馬場君にねじ込んだ方がいいよ。「政治家はみんな嘘つき」って言ってるようなもんなんだからさ。こんな言い訳を白昼堂々と口にするような男が共同代表の座に居座っているのが維新ですからね。それだけで、いかにこの政党がクズかってことがわかろうというものだ。
3月26日午前10時 沖縄県立図書館で、誕生日の新聞をコピーしました。ジュンク堂に行って、お手紙セットなどを買いました。それから、「おきみゅー」に行きました。小さい頃から可愛がってもらった、お姉さんに会いました。(ひより)
3月25日、泊のおじいちゃんの家で、パソコンの練習をしてます。おじいちゃんの友達の皆さん、よろしくお願いいたします。
2010年4月『加藤周一自選集1987-1993』8 岩波書店
護憲の理由
「押しつけられた憲法は、改めるべし」という議論の流行したことがある。しかし日本国民の立場からみれば、現憲法が占領軍から押しつけられたように、明治憲法も国民が選挙したのではない官僚政府から押しつけられたものである。(略)国民生活に浸透した政治的伝統は、それがあきらかに破滅的な結果(たとえば15年戦争)に到るものでないかぎり、みだりに改変を計るべきものではない。
今日の世界には、このまま放置すれば人類の将来を脅かすだろう大きな問題がいくつかある。たとえば環境破壊・人口爆発・南北格差・民族主義紛争など。どの問題の解決にも国際的協力の必要なことはいうまでもない。と同時に、どの問題も軍事力によっては解決されない。(略)
改憲は議会の発議による。周知のようにワイロ・ウラ金・脱税・利権で国民の政治不信が戦後の頂点に達した今このときは、議会が改憲を発議するのに適当な時期であろうか。当面の急務は、おそらく改憲ではなくて、積年の腐敗の体系を、少なくともいくらか実質的に浄化することであろう。(1993年3月24日『朝日新聞』)
山城 明4月8日(金)おはようございます♪????いいねうるま市
大濱 聡 4月6日 ■三上智恵さん(ジャーナリスト・映画監督)がFBで4.4放送のNHK「ニュースウォッチ9」キャスターの与那国ルポを厳しく批判している。
オンエアを見てなかったので録画分をチェックしたら、まったく批判どおりの内容で同じように「口あんぐり」してしまった。■これはもう恣意的なものか、単なる取材不足のルポか。いつもなら編集でも賛否両論を機械的(?)につなぐはずだが、今回は一方の声しか集約していない。
■三上さんの指摘――「レーダーがあって電磁波が怖いと言ってる人や、電子戦部隊があると真っ先に攻撃されるから怖い、と言ってる人は居なかったの?要塞にされるのが怖いと考えてる人は、その島に何人もいるのを私は知ってますが?」地元で継続的に取材している人と、東京から1、2泊(多分)で来てさっさと取材して帰る人の差が歴然としている。■三上投稿に対して多くの同調意見が寄せられ、シェアも168件(4.6現在)と拡がっている。三上さんは意見への返信に、「沖縄にいるNHKスタッフは、この沖縄が戦場にされる危機感を東京に伝えるべきです。防波堤にされる地域にいるジャーナリストとして仕事をして欲しい!」と檄を飛ばしている。■通常、地方局から政治ネタや基地問題などを全国放送する場合、東京の監修、チェックが入るが、沖縄ネタは沖縄局の監修、チェックが必要かもしれない。■ルポの後に、森本敏元防衛大臣VS植木千可子早大教授のインタビューがあったが、植木教授の意見が正論であった。
「くろねこの短語」4-4 まるでカーシェアリングのようにお気軽に「核シェアリング(核共有)」を口にしたとたん、四方八方から批判の矢が飛んできて、あげくには自民党国防部会長に「日本にはそぐわないというのが(党内の)大勢。核共有ではなく拡大抑止をどうするかという論点へ移る」って否定されちゃって焦ったのだろう。なんとまあ、ペテン師・シンゾーがヘタレ総理も前のめりになっている敵基地攻撃能力について、「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」とのたまってくれました。
さらに、「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」って息巻いてもいる。「中枢を攻撃する」ってことは首都攻撃みたいなもので、民間施設も含まれるってことだ。てことは、この発言自体が憲法はもちろんのこと戦時国際法にも違反してるんだね。
そもそも、敵基地攻撃って攻撃される前に「先にやっちまえ」ってことで、ペテン師・シンゾーと青春物語を語り合ったウラジーミルのウクライナ侵略と同じだ。こういう勇ましい発言する輩に限って、自分が実際に最前線に立って戦うなんてイメージは持っていないんだね。だからこんな発言を臆面もなく口にできてしまう。おそらく、ペテン師・シンゾーの思い描く戦争ってのは、古色蒼然たるものなんじゃないのかねえ。ロシアのウクライナ侵略でわかったように、原発に一発ミサイル撃ち込んじまえば、それで一巻の終わりってのが21世紀の戦争だ。
だから、「中枢を攻撃する」なんて戯言よりも、日本の海岸線にズラリと並んだ原発をどうするかを考えるべきなのだ。それはまた、エネルギー政策にも繋がるもので、敵基地攻撃能力を語るよりもはるかに現実的な政策なんだね。戦争をTVゲームとはき違えているペテン師・シンゾーみたいなポンコツを早いところ排除できれば、かつての保守本流たる自民党が復活する目も出てくる思うんだけど、ヘタレ総理にそれだけの器量があるかと問われれば、う~んと唸らざるを得ない今日この頃なのだ。
2006年3月 エレーヌ・ブラン[著]森山隆[訳]『KGB帝国 ロシア・プーチン政権の闇』創元社
大濱 聡 4月2日 ■沖縄戦で、米軍が初めて沖縄(慶良間列島)に上陸した3月26日あたりから、沖縄のメディアでは「沖縄戦」関係のニュースが続きます。■今年は、インタビューに応じる人からはロシアのウクライナ侵攻(侵略)に沖縄戦を重ねて、無辜の民が犠牲になる戦争の悲惨さや、絶対に戦争はやってはいけない、という切なる思いを語る声が多く聞かれます。■今日(4.2)は、米軍の本島上陸(4.1 読谷~北谷)の翌日に集団自決(集団強制死)によって85人が犠牲になった読谷村のチビチリガマで慰霊祭が行われました。やはり、遺族から同じような気持ちが語られていました。■NO WAR!ロシアはただちに撤退を!ウクライナに平和を!
「くろねこの短語」3-31 昨日のコロナ感染者は、全国で5万人を超え、東京は9520人、大阪は4517人となり、どうやらリバウンドの兆候が明らかになってきたようだ。テレビで連日のように「前の週の同じ曜日と比べて減少」なんて愚にもつかないコメントしてたアナウンサーも、こうした現状に心なしか気まずい雰囲気なのも至極当然か。そんなコロナの現状にあって、ちょいと気になるのが大阪のコロナ重症者なんだね。なんでも、全国のコロナ重症者が655人のうち、大阪の占める割合が58.3%、重症者数にして382人もあるんだとか。全国で2位の神奈川が46人だからね、阪の重症者数は際立ってる。
そんな状況に鑑みて、イソジン吉村君は「大阪モデル赤信号」を継続させるって言ってたんだが、なんとその舌の根も乾かないうちにドバイ万博の視察旅行と洒落こみやがりました。「大阪・関西万博の成功の手がかりになるよう実りある視察にしたい」ってのがその理由だそうで、チンピラ松井君も同行してるんだね。「府市合同の万博推進局によると、視察人員は維新コンビのほか、随行の職員などを含め計15人。渡航滞在費は概算で750万円だという。1人あたり50万円とは、なかなか贅沢な“旅行”である」
28日のエントリーで、野党共闘がひと悶着している今、「維新の存在は侮れない」って書いたんだが、こうした大阪を食い物にする維新コンビの行状をメディアがきっちり報道すればそんな妄想も杞憂となるのだが・・・。・吉村・松井“大阪維新コンビ”のドバイ旅行に府民カンカン!まん延防止解除は万博視察のため?
「くろねこの短語」3-30 「選挙目当てのバラまき」「なぜ年金生活者だけ」「そもそもなんで5000円」etc・・・と非難囂々だった「年金生活者への5000円給付案」が白紙に戻りましたとさ。なんでも、化粧崩れの高市君が自民党政調会長という立場で白紙の方針を出したそうだ。幹事長のキツネ目の男・茂木君への面当ての意味もあるんだろうが、有権者の顔色伺った上でのいいとこどりってことか。
しかし、5000円の見直しは当然だとしても、これで給付そのものが「白紙」ってのはおかしいんじゃないの。多くの国民が生活に困っているのは事実で、5000円に批判が集中したのはその額にも問題があったんだね。5000円程度で票を買えるというそのセコさに、みんな唖然としたのだ。どうせバラまきって言われるんだから、せめて国民一律10万円給付くらいのことブチ上げりゃあまだしも、ホント、舐められたものです。
ヘタレ総理は4月末をめどに、「原油高対策、食料の安定供給、中小企業の資金繰り支援、生活困窮者の支援の四本柱で対策を取りまとめるよう指示」したそうだ。おいおい、原油高も物価高騰も、ロシアのウクライナ侵略の時点で予想できたことじゃないのか。それが4月めどにって、あまりにも悠長すぎるだろう。こんなんだもの、5000円給付で悦に入っていたのもむべなるかなってことだ。
「MAG2NEWS」 3-23 新型コロナウィルス禍で支給額が減少する年金受給者に対し、1人5000円を臨時給付する与党提案への批判が強まっている。予算額は1300億円以上となる見込みだが、それに加えて事務経費で700億円近くなると言う専門家の指摘がある。「また中抜きか」「パソナが大儲けするのか」など批判の声が上がっている。
「くろねこの短語」3-29 ロシアによるウクライナ侵略のニュース一色の中にあって、実は国会では憲法審査会が開かれている。改憲ありきの自民党、維新、国民は、ウクライナの現状を好機とばかりに緊急事態条項創設に躍起になっている。そんな中で、自民党京都府連のマネーロンダリング疑惑の主人公であり、「現行憲法は無効」が持論の西田昌司君がやたら強気に喚いている。曰く、「(日本の過去の戦争は)自衛のため、戦争せざるを得ない事情があった」頭の中が完全に思考停止しちゃってるんだね。この男は、「国民主権なんてナンセンス」みたいなこともかつて口にしているほどで、いやあ、京都の有権者はこれでもこの夏の参議院選でこの男に投票するのだろうか。
こういう過去にタイムスリップしたような議論をふっかけてくる憲法審査会なんか必要か。そもそも、憲法とは権力者を抑制するためのものであって、権力者の側が改憲を言い出すこと自体が倒錯してるんだね。議論するのは大事って声もあるけど、そもそも改憲ありきの議論なんて、議論に値しないと思うけどねえ。憲法審査会そのものの必要性を問うことが先なんじゃないのか。でないと、西田君のような時代錯誤な意見を蒸し返す不毛な会合になっちまいますよ。
3-29 大阪 13人死亡 新たに4340人感染/東京 感染者7846人と5人の死亡
3月28日
「くろねこの短語」5-18 ペテン師・シンゾーが政権に復帰してからというもの、鮨友と堕したメディア幹部の存在がこの国のジャーナリズムをとことん劣化させ、いまや忖度報道が罷り通るという惨憺たる状況になっている。そんなところへもってきて、なんとまあ、日本テレビに官邸のアイヒマンと呼ばれた警察官僚、北村滋君が天下りましたとさ。
いやあ、懐かしい名前が出てきたものだ。この御仁は、加計学園疑獄の際に、「総理のご意向」をめぐって当時の文部事務次官・前川喜平氏を「出会い系バー通い」スキャンダルに巻き込んだ張本人なんだね。ようするに、情報操作のプロで、政権の意に沿わない人物を追い落とすためには、触法行為すら厭わないという、市民社会にとっては極めて危険人物なんだね。
こんな御仁がメディアに天下ったことで、「日テレの御用メディア化が一段と進むのではないか」という声があるそうだが、ここまで露骨な人事を仕掛けてくるってことは、メディアに対するペテン師・シンゾーの影響力が侮れないほどに強まっているってことなのかもしれない。こういうメディアと権力との露骨な癒着を見せつけられると、政権交代なんてのはこの国ではもはや夢のまた夢という思いが強くなる今日この頃なのだ。
「くろねこの短語」3-28 維新の会代表で大阪市長のチンピラ松井君が、「大阪で20年政治をやってきて十分やりきった思いを持っている」ってのたまって、引退表明したってさ。なんだ、まだ辞めてなかったのか、ってなもんなんだが、なによりも「十分やりきった」ってよく言うよね。ろくに仕事もしないで、そもそも登庁しないんだから話になりません。昨年末の心療クリニックの放火事件の時にも登庁しないで、コメントすら出さなかった男ですからね。コロナが全国でも突出して大阪で蔓延しているのは、この男と大阪府知事のイソジン吉村君の維新コンビのせいってことを忘れちゃいけない。
でもって、チンピラ松井君は党大会で、「自民、公明の圧倒的多数を打ち破る」って参議院選に向けての決意表明をしましたとさ。さらに、「次期衆院選で野党第1党を獲得する」とも喚いてくれたってね。立憲がいまひとつどころかいまふたつ、いまみっつも存在感を誇示できず、連合は相変わらずの反共一点張りで自民党にすり寄るという現状にあって、維新の存在は侮れないんだよね。
なんてったって、メディアが維新には極めておやさしいですから。大阪で維新が成功したのは在阪テレビ局との連携プレーあればこそで、衆議院選後は東京のテレビ局もイソジン吉村君のコメントをことさら取り上げたりしてヨイショしているから、あながち「野党第1党」というのも大言壮語とは言えないのだ。とにもかくにも、今夏の参議院選が鍵となるのは間違いない。
3-27
「くろねこの短語」3-27 維新共同代表の優生思想・馬場君が「私立高校の無償化」について大嘘をついてたことは周知の事実なんだが、そこを記者会見で突っ込まれて、何をとち狂ったか「政治家は嘘つき」って自ら認めちゃいました。「国会のような公の場で言ってるのなら大問題ですけど、(中略)街頭演説で一言一句合っているかいないかを追及し出すと、多くの政治家にいろんな齟齬が出てくる」「選挙の時には多々あることだから、あまり枝葉末節を突くのは止めた方がいい」
いやあ、語るに落ちるとはまさにこういうことを言います。これを聞いた政治家は優生思想・馬場君にねじ込んだ方がいいよ。「政治家はみんな嘘つき」って言ってるようなもんなんだからさ。こんな言い訳を白昼堂々と口にするような男が共同代表の座に居座っているのが維新ですからね。それだけで、いかにこの政党がクズかってことがわかろうというものだ。
3月26日午前10時 沖縄県立図書館で、誕生日の新聞をコピーしました。ジュンク堂に行って、お手紙セットなどを買いました。それから、「おきみゅー」に行きました。小さい頃から可愛がってもらった、お姉さんに会いました。(ひより)
3月25日、泊のおじいちゃんの家で、パソコンの練習をしてます。おじいちゃんの友達の皆さん、よろしくお願いいたします。
2010年4月『加藤周一自選集1987-1993』8 岩波書店
護憲の理由
「押しつけられた憲法は、改めるべし」という議論の流行したことがある。しかし日本国民の立場からみれば、現憲法が占領軍から押しつけられたように、明治憲法も国民が選挙したのではない官僚政府から押しつけられたものである。(略)国民生活に浸透した政治的伝統は、それがあきらかに破滅的な結果(たとえば15年戦争)に到るものでないかぎり、みだりに改変を計るべきものではない。
今日の世界には、このまま放置すれば人類の将来を脅かすだろう大きな問題がいくつかある。たとえば環境破壊・人口爆発・南北格差・民族主義紛争など。どの問題の解決にも国際的協力の必要なことはいうまでもない。と同時に、どの問題も軍事力によっては解決されない。(略)
改憲は議会の発議による。周知のようにワイロ・ウラ金・脱税・利権で国民の政治不信が戦後の頂点に達した今このときは、議会が改憲を発議するのに適当な時期であろうか。当面の急務は、おそらく改憲ではなくて、積年の腐敗の体系を、少なくともいくらか実質的に浄化することであろう。(1993年3月24日『朝日新聞』)