下は島袋氏が送ってくれた『東京新聞』切抜き

□東京新聞はよく「沖縄問題」を取り上げる。地元紙『琉球新報』8日に「空自が下地島活用ー防衛省は米軍普天間飛行場に配備されている垂直離陸輸送機オスプレイ導入の調査費800万円も要求する。」と報じている。9日の地元紙には「嘉手納にもオスプレイ配備」とある。私自身は自衛隊は国土を災害などから守る為に必要と感じている。現状の自衛隊はかつてのロッキード事件や思いやり予算でも分かるように日米防衛利権が入り混じっている。だから、国土保全のための自衛隊に替える必要がある。


□外国資本の森林買収に危機感が高まる中、水資源保護を目的に土地買収の監視を強める条例を4道県が制定し、9県が検討していることが分かった。尖閣問題で政府はやれ領土を守れとか、言うてる傍ら中国・韓国マネーが東京のマンションやら土地を買いあさっている。最近では東京の銀行まで台湾業者に売っているという。尖閣問題は如何にアメリカ基地の抑止力が無いということに尽きる。だから敗戦国・日本も自前で国を守る気概を持つと同時に「思いやり予算」を直ちに止め、独自に防衛力を強化す必要がある。日米軍需産業の利権漁りには十分に警戒することも肝要である。

□『東京新聞』中日新聞社東京本社発行の一般紙。”首都圏の主読紙”と銘打つ。1884年、「今日新聞」として創刊。都新聞に改題。国民新聞と合併し「東京新聞」となる。1967年、旧・東京新聞社が中日新聞社に経営権を譲渡。


「原爆の図 丸木美術館」





1914年8月27日『琉球新報』山城正綱「(西銘生楽)個人展覧会を見る」

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1918年ー西銘生楽・丹青協会会長と丹青協会会員たち
写真ー前列左から嘉数能愛、その上が野津久保、浦崎永錫、親泊英繁、渡嘉敷唯選、比嘉崋山、一人おいて西銘生楽、その右上が金城唯貞、山里永吉

この写真は東京の島袋和幸氏が浦崎永錫アルバムから見つけたもので、写真中央の女性の右から西銘生楽、金城南海、その後に山里永吉がいる。女性の左へ比嘉華山、渡嘉敷唯選、親泊英繁、浦崎永錫と続く。先日、島袋和幸氏の案内で西銘生楽の孫娘(幸子)が来宅され、祖父・生楽が東京美術学校図画師範科を卒業し最初に赴任した第一神戸中学校の資料、父である生一の写真も提供された。また沖縄文化の杜にも同行し美術史研究の國吉貴奈さん、仲里なぎささんらとも話をした。

西銘生楽
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西銘生一



大城道子さんから『赤ん坊たちの<記憶>ー1943年~1945年に生まれて』発行・牧歌舎(兵庫県)を恵まれたが、中に西銘生一家族の消息が触れられている。