沖縄で桜と言えば、ソメイヨシノではなく緋寒桜(ヒカンザクラ)。亜熱帯らしさ溢れる濃いピンク色の花を下向きに咲かせるのが特徴です。 緋寒桜は散りにくく、多少の風雨に負けることなく約半月から1ヶ月ほど咲き続けたあと、ポトリと花ごと落ちます。(→おきなわ物語)

緋寒(ヒカン)桜
 カンヒザクラ(寒緋桜)とも言います。まだ寒い早春に、緋色または濃桃色の花を、枝一杯に咲かせます。花はうつむき気味に下を向いて咲きます。 八重岳、名護城跡が名所。 学名:Prunus(プルヌス)campanulata(カンパヌラタ) 別名:カンヒザクラ(寒緋桜)、campanulata(カンパヌラタ) 科属名:バラ科サクラ属カンヒザクラ・グループ 原産地:中国、他 樹高:5m 開花期:1月下旬~2月上旬 花径:2cm (→南国の四季を彩る花々と草木)