1973年12月 沖縄の雑誌『青い海』1月号 通巻19号 窪徳忠「中国の習俗と沖縄地方」


1970年7月 『季刊人類学』1巻3号 有馬真喜子「ひと ひと・・・・ー窪徳忠氏」

null
中央ー窪徳忠氏、當間一郎氏
null
1980年11月24日ー豊中市立婦人会館で開かれた南島史学会第9回研究大会。右手前2人目が安良城盛昭氏と牧野清氏、左端が喜舎場一隆氏同日、受付の永峰眞名さんに安良城盛昭氏を確認してもらう。大会終了後、安良城氏を都島の沖縄関係資料室まで案内。色々と歓談する。資料室で自著を見つけた安良城氏が本代を払いそれに署名献本した。このとき以来、理論嫌いな私でも沖縄出身の理論家については、これ傾聴に努めることにした。


null
写真上ー左から新城栄徳、窪徳忠先生、仲松弥秀先生、眞喜志康徳さん
写真下ー元沖縄都ホテル社長の桑原守也さん、京都西方寺の袋中上人手植えの蘇鉄を前に(新城栄徳撮影)



1977年9月 沖縄の雑誌『青い海』66号 佐藤善五郎「プーリン・豊穣への願いをこめてー八重山白保の豊年祭についてー」

null

1984年1月 桑原守也・小西勝広・佐藤善五郎『南島の希書を求めてー沖縄古書店めぐりー』根元書房

1983年8月12日『琉球新報』「アシャギー様変わりした古書店ブーム」
○さいきん、那覇をはじめ各都市地区をまわって目をひくのが古書店。ここ数年来の増加は、まさに雨後のタケノコの観がある。古書店の草分けとなったのが、芸能研究家・佐藤善五郎氏=写真。那覇市牧志の第二公設市場で古書店「南島書院」をオープンしたのが復帰の翌年。それまで本屋さんといえば、ふつう新しい月刊雑誌や新刊書のそろっているところ、という通念のなかで、古本ばかりを並べた本屋は、一般に奇異の目で見られたようだ。「あんなことして商売になるのかな」「ナニ、趣味でやっている変人さ。金もうけがめあてじゃない」などといわれ、実は生活のために必死だった当人を苦笑させた。その後あちこちにボツボツと古書店が開店するようになったが、経営者自身が古書好きでやるというのではなく、脱サラ族が、手っとり早く古本屋でも・・・といったかんじではじめるのがほとんどとか。中には事業としても本格的な、宜野湾の市の「ロマン書房」や、古書店本来の「緑林堂」など、ユニークな店もある。この古書店ブームは、離島にも波及し、宮古、八重山にも常設店や古本市が開かれているという。売れ行きがよいのは、御多聞にもれずコミック類で、古書本来のありようからはほど遠いが、古書店そのものの内容も様変わりして、若者たちは”コミック文化”にどっぷり。ほんとうに読んでほしい古書コーナー、いつもひっそり閑。「ご時世だねェー」と心ある店主は複雑な表情だ。