03/30: 雑誌『おきなわ』/石野径一郎

1991年1月発行の『沖縄近代文芸作品集』(新沖縄文学別冊)には「アルバム 麦門冬と正忠ー近代沖縄文壇の二大山脈ー」がある。正忠の文芸四作品、麦門冬の文芸一作品が収録、石野径一郎作品も収録した。
『ひめゆり部隊』より
1973年3月 石野径一郎『琉歌つれづれ』東邦書房
石野径一郎 いしの-けいいちろう
1909-1990 昭和時代の小説家。
明治42年3月28日生まれ。大正15年に上京し,小学校教師,編集者などをつとめる。昭和17年歴史小説「南島経営」を発表。25年沖縄戦の惨禍をえがいた「ひめゆりの塔」を刊行,のち映画化される。沖縄と戦争を生涯のテーマとした。平成2年8月3日死去。81歳。沖縄県出身。法大卒。本名は朝和。→コトバンク