03/13: 龍脈/コラージュ:新城栄徳/アレンジ:島袋百恵「阿弥陀如来 降臨」
いつ降りるの?いまでしょ!一即一切・一切即一○分かりやすい例としてー個人は父母2人、さらに父母併せて4人の親が居る。10代前にさかのぼると2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1024人となる。/三千大世界=須弥山世界は小世界と云う。小世界が千集まれば小千世界。小千世界が千集まれば中千世界。中千世界が千集まれば大千世界。これらを総称して三千大世界という。
おのおのがかけがいのない個になればなるほど、互いに関係しあい、豊かな世界が成立する(竹村牧男)
かまくら‐の‐だいぶつ 【鎌倉の大仏】
神奈川県鎌倉市高徳院にある、高さ3丈5尺(約11.39メートル)の阿弥陀如来の銅の鋳像。建長4年(1252)造立。室町期に仏殿が倒壊し、今日まで露座のままである。長谷の大仏。ほぼ造立当初の像容を保ち、我が国の仏教芸術史上ひときわ重要な価値を有しています。→コトバンク
1916年1月22日『琉球新報』「山田画伯と語る」
○昨日朝日の寂泡、民報の尚球両君と共に山田画伯を其の寄寓せる徳田氏宅に訪ねた。山田氏は一見美術家らしい容貌を具え或る理想に憧れたような瞳を動かしつつ慇懃に語られるよう▲赤い瓦と常盤木が当地へ参った第1の印象です。上京してから支那に行く途中一度はチト寄った事がありますが七年前の事ではあるし今度始めてのような感じします、気候は随分変わりますがそれとて又冬装束も出来ますし、外套も着られます識名へ参りますと蛍が居ました、-年中育ち居ると見えます、マァ▲五月でも咲きそうな気候ですね。材料ですか実に豊富ですな私は彫刻と絵と両方やる積りです始めは彫刻の方から入りました、帝劇の鳩ですか、はい私がやったのです私は従来の日本の彫刻を甚だ貧弱に考えまして殊に洋館には不調和なることを感じましたので▲募集が有りましたから応じましたら私がやることになりました、鳩が五十羽孔雀が二羽それに花が溢れる所を彫刻したのであります。絵の方も始めは想像的でありましたが、今は進んで来て古墳を研究し西・や希臘等を参酌して描く事になって居ます例えば▲神武天皇を描きにしても今迄の神武天皇でなく希臘の古武士に見るようなものです。(略)岡倉覚三氏は沖縄は平安朝時代の▲絵巻物を見る心地がすると申して居ります、小学校の時琉球人と云うので随分恥も掻きましたが芸術家に着目されてからは歴史に於いて沖縄人たる事を誇りにして居ります。
1953年 左から金城安太郎、山田眞山、柳光観
1954年1月 米国民政府情報教育部『新沖縄』「琉球の山田(真山)画伯ー山田眞山氏は沖縄が生んだ最も卓越した画家の一人である。画風は古典派で古琉球とその優秀なる文化を主材にしている。彼の偉大なる技能は永い間国際的名声を博し、特に彼の作品である明治神宮の壁画”琉球藩設置”は画界に於ける呼物となっている。・・・・・彼は沖縄の首里に生まれ、その後幼年期は八重山で育ち、後に日本で教を受けた。」
1959年2月 『今日の琉球』山田真山「表紙・樹木」
今、NHK人事を「安倍色」で染めようとしている最中、かつてはNHKもマトモであった。1985年5月に出版されたNHK取材班『21世紀は警告する5 兵器の反乱・生命の黙示録』は良い問題提起であった。その中にルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』を引いて、車掌の「顕微鏡で眺めても、望遠鏡で眺めても、きみは行く方向をまちがっているよ。」とし、続けて、これまで垣間見ることもできなかった神秘的な生物の生態を見て膨大な生物学的知識を得たし、天体望遠鏡からは、爆発する宇宙、ブラックホールその他の壮大な知識を得た。しかし、それらを通してほんとうに見つめるべきものは、自分たちの進む「方向」なのではなかろうか。少女アリスとちがって、私たちには『行く方向がまちがっているよ』と指摘してくれる車掌はいないのである。これでいいのかどうかは、自分で決めなければならない」とする。
分子生物学者、マサチューセッツ工科大学の利根川進教授「人間というのはやりたいことをすべてやるであろう。なんでも知りたい。インテリジェンスの及ぶかぎりのことは全部質問するであろう。しかも、それを研究するであろう。研究しちゃえば、それを利用したらどうなるかということがまた一つの好奇心になるから、それのテクノロジーも発明するだろう。原爆がひじょうにいい例なんですよ。」ーその好奇心のゆえに、進路修正はとてもできない、という。これに対し、臨床心理学者の京都大学教授、河合隼雄「もちろんに人間というものは、核兵器ではないですけれども、自らを絶滅させるほどの力を持っています。そういうことに気づいたときにそれを修正するという力も持っています」と言う。