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 2000年4月大修館書店『カラーワイド新国語要覧』「芥川龍之介」/2005年2月東京書籍『新総合図説国語』「芥川龍之介」/1967年年8月 昭和女子大学近代文学研究室『 近代文学研究叢書』「芥川龍之介」(著作年表に鴉)第27巻 昭和女子大学

 1926年11月1日 『世界』創刊号 編集発行・饒平名智太郎 発行・世界社/創作ー佐藤春夫「白服の悲しみ」/藤森成吉「ゴッホの花」/尾崎士郎「ピストル」/片岡鉄兵「身を固める」/小川未明「生物動揺」/芥川龍之介「鴉片」

1965年2月13日 芥川也寸志、沖縄音楽文化協会の招きで来沖/6月、中山良彦に宛てた芥川也寸志の手紙(也寸志 [生]1925.7.12. 東京[没]1989.1.31. 作曲家。小説家芥川龍之介の三男として生まれる。兄は俳優の芥川比呂志)/1952年9月 『大阪新聞』「美女と盗賊 原作・芥川龍之介 小説『偸盗』」小説「偸盗」→青空文庫

 清水正二郎 しみずしょうじろう 後の直木賞作家・胡桃沢耕史が、大量にエロ文学の執筆・翻訳をしていた祭の筆名。大正14年神奈川生まれ。拓大卒。漁色家としても知られ、源氏鶏太の「精力絶倫物語」のモデルにもなった。(はてなキーワード)
胡桃沢耕史 くるみざわ-こうし
1925-1994 昭和後期-平成時代の小説家。
大正14年4月26日生まれ。昭和32年「近代説話」の同人となり,清水正二郎の本名でポルノ小説を量産する。のち筆名にかえて,57年「天山を越えて」で推理作家協会賞,58年モンゴル抑留体験をえがいた「黒パン俘虜記」で直木賞。ユーモアミステリーに「翔(と)んでる警視」シリーズがある。平成6年3月22日死去。68歳。東京出身。拓殖大卒。(コトバンク)


 比嘉 憲司氏はカメラマンだが 『イッパチの夢を賭ける―ブラジル移民秘話』 2005/3 という著書もある。胡桃沢耕史と親しい。久茂地にあった比嘉氏の事務所(沖縄トップラン)にはよく遊びに行った。胡桃沢耕史が直木賞受賞後の1984年、沖縄での歓迎会に参加した。

比嘉憲司氏が登場する胡桃沢耕史の文庫本

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愛染 恭子と胡桃沢耕史
□愛染恭子(あいぞめ きょうこ、1958年(昭和33年)2月9日 - )は、日本のポルノ監督、元ポルノ女優、元AV女優。千葉県野田市出身、東京都立忍岡高等学校卒業。血液型はB型。旧芸名、青山 涼子(あおやま りょうこ)。→ウィキペデイア
□2013年9月26日『琉球新報』世良利和「発掘 沖縄映画史21-ピンク映画の中の沖縄」で『愛染恭子in沖縄 本番快感ツアー』(1991)が紹介されている。



永井荷風


1996年6月『新潮日本文学アルバム23 永井荷風』新潮社ー永井久一郎の死亡広告、弟が阪本釤之助、息子が永井壮吉(永井荷風)である。
永井荷風ー1910年、森鴎外と上田敏の推薦で慶應義塾大学文学部の主任教授となる。
 教育者としての荷風はハイカラーにボヘミアンネクタイという洒脱な服装で講義に臨んだ。内容は仏語、仏文学評論が主なもので、時間にはきわめて厳格だったが、関係者には「講義は面白かった。しかし雑談はそれ以上に面白かった」と佐藤春夫が評したように好評だった。この講義から澤木四方吉、水上瀧太郎、松本泰、小泉信三、久保田万太郎などの人材が生まれている。このころの荷風は八面六臂の活躍を見せ、木下杢太郎らのパンの会に参加して谷崎潤一郎を見出したり、訳詩集『珊瑚集』の発表、雑誌『三田文学』を創刊し谷崎や泉鏡花の創作の紹介などを行っている。
 また、文学者のパトロン的存在だった西園寺公望にも可愛がられ、西園寺邸で行われた雨聲会に、鴎外、鏡花、島崎藤村、大町桂月、広津柳浪、田山花袋ら先輩の文学者らと参加した。西園寺は父・永井久一郎と交際があり、「西園寺公は荷風君を見て『イヤ君のお父さんには、ずゐぶん君のことで泣かれたものだよ』と笑ってゐた」(巌谷小波『私の今昔物語』)という。 →ウィキ

1910年8月18日 阪本釤之助鹿児島県知事来沖
※那覇市市民文化部歴史博物館所蔵「横内家文書」には阪本釤之助書簡が8通収蔵。

高見順 たかみ-じゅん
1907-1965 昭和時代の小説家,詩人。
1907年福井県知事阪本釤之助の非嫡出子として福井県坂井郡三国町(現坂井市三国町)平木に生まれる。母・高間古代(コヨ)に阪本が視察で三国を訪れた際に生ませた。明治40年1月30日生まれ。学生時代から左翼運動に参加。コロムビア・レコードに勤務し,昭和8年組合活動のため検挙され転向。小説「故旧忘れ得べき」が芥川賞候補となる。詩,評論でも活躍。戦後日本近代文学館の創設にもつくした。昭和40年8月17日死去。58歳。文化功労者を追贈された。福井県出身。東京帝大卒。本名は高間義雄,のち芳雄。小説に「いやな感じ」,詩集に「死の淵より」,日記に「高見順日記」など。→コトバンク