2019年7月 図録『THE KUMIODORI 300~組踊の歴史と拡がり~』沖縄美ら島財団


琉球古典舞踊「かしかき」舞:仲嶺夕理彩、歌三線:下地彩香、箏:町田倫士

主催者あいさつ:花城良廣沖縄美ら島財団理事長

組踊上演300周年記念事業実行委員会会長あいさつ:玉城 デニー沖縄県知事/テープカット:右から花城良廣沖縄美ら島財団理事長、傍田賢治NHK沖縄放送局局長、玉城デニー組踊上演300周年記念事業実行委員会会長、眞境名正憲伝統組踊保存会会長、田名真之沖縄県立博物館・美術館館長


写真左から花城良廣氏(沖縄美ら島財団理事長)、翁長良明氏(沖縄コレクター友の会副会長)/仲嶺貞夫氏(琉球箏曲盛竹会会長)、花城良廣氏(沖縄美ら島財団理事長)、翁長良明氏(沖縄コレクター友の会副会長)

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1922年4月17日『沖縄タイムス』莫夢生(末吉安恭)「陽春雑筆ー神遊は神舞」
○此の程私は上里春生君が書かれた希臘舞曲論を同君から見せて貰った・・・

1966年2月9日 沖縄タイムスホール「琉球組踊保存会/組踊 大川敵討」



1966年2月9日~10日 沖縄タイムスホール「琉球組踊保存会主催・第一回鑑賞会/組踊 大川敵討」


 谷茶の按司は、人望の厚い大川の按司を滅ぼし大川城を乗っ取るが、大川按司の忠臣・村原の比屋の報復を恐れ、大川の按司の若按司を捕虜にする。今帰仁城からの帰途で悲報を聞いた村原の比屋は、どうにかして若按司を取り返し、主君の仇を討とうと考える。
 村原の比屋の妻・乙樽は、若按司を救うため、若按司の乳母だと偽って谷茶の按司の居城・谷茶城に単身乗り込み、巧みな話術と色仕掛けで谷茶の按司をだますことに成功する。
物売りに身をやつし谷茶城の様子をうかがっていた村原の比屋は、乙樽の使者である泊から谷茶城攻めの時期を聞き、大川の按司の旧臣達を手配し谷茶城へと攻め寄せる。無事大川の若按司と乙樽を救出し、谷茶の按司を捕らえることに成功する。→国立劇場おきなわ