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 2021年『東京都写真美術館 紀要』№20 石田哲朗「収蔵作家・山田實の人物像について」
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2021年4月 豊里友行『沖縄戦の戰爭遺品』新日本出版社

  「くろねこの短語」2021年4月30日 東京の1日のコロナ感染者が、3ケ月ぶりに1000人を突破。順調(?)にパンデミックの道を歩んでいる。ああ、それなのに、オリンピック中止の声はどこからも聞こえてこないんだから、凄い国になったものだ。これって、家が火事なのに運動会やろうって言ってるようものなんだよね。 「コロナ禍で看護師不足の現場にこそ派遣を」「五輪より今はコロナ対策」というメッセージに多くの賛同の声が上がっているそうで、「医療に支障をきたすような状況が考えられることになったら、安心安全を最優先とするため無観客を決断しないといけない時が来るだろう」なんてほざいていた大会組織委会長の橋本セクハラ聖子にも「いや他人事過ぎませんか。もうとっくに医療に支障をきたしてます」という批判が殺到しているってね。コロナによる医療体制の逼迫が問題化している中での要請というだけでも大顰蹙なのに、さらにボランティアでってんだから、そりゃあ怒り心頭にもなろうってものだ。
 4-30 菅政権の命運は「東京五輪」「ワクチン頼み」であるものの、ワクチン確保に失敗し、接種率が世界的にも大きく立ち遅れている惨状が明らかになりつつある。菅官邸が思い付きで打ち出した「苦肉の策」は吉と出るのか、それとも……。(AERAdot.取材班)

  4-30 コロナ禍、沖縄59人(2人が死亡、計136人)、 大阪1043人(8人の死亡、計は1456人)、東京698人
 4-29 コロナ禍、沖縄76人、大阪1171人(44人)、東京 1027人
 4月28日 ロイター インドのコロナ死者が20万人超す、新規感染者36万人で最多更新
4-28 コロナ禍、沖縄63人、大阪1260人(14人)、東京925人(1人)
 4-27 コロナ禍、沖縄86人(1人)、大阪1230人(14人)、東京828人(3人)

 「くろねこの短語」2021年4月27日 新型コロナウイルスによる国内の死者が1万人を超え、なんと中国のほぼ2倍で、アジアではダントツなんだね。コロナに打ち勝つどころか、こてんぱんに叩きのめされちゃってるわけだ。それもこれも、PCR検査をおざなりにして、自粛のお願いに縋るだけのコロナ対策のせいなんだね。韓国は早いうちから無症状、軽症、重症などの段階別に隔離政策を取ってきてたんだが、日本はそんな韓国から何も学ぼうとしないどころか、コロナ蔓延という負のイメージばかりを喧伝していたんだから、何をかいわんやなのだ。
 こんなんだもの、オリンピックどころではないはずなのに、なんとまあ、東京オリ・パラ組織委員会が「日本看護協会に対して、看護師約500人を大会の医療スタッフとして動員するよう要請」してたってね。しんぶん赤旗がスクープしたんだが、これを組織委員会が認めましたとさ。いつも上から目線の財務省上がりの事務総長・武藤君がこんなコメントしてます。「約500人の看護師の方々について、検討していただけないかというお願いをいたしました。大前提は地域医療に悪影響を与えないようにすること。そのために、勤務時間やシフトのあり方をよく相談しながら、最も対応可能なやり方を相談していきたいと思っております」
 医療体制逼迫が問題化している中で、よくもまあこんな要請ができたものだ。しかも、動員された医療スタッフには研修があるそうで、そうなったらオリンピック前から拘束されるわけで、コロナどころではなくなっちまいますよ。ここまでくると、オリンピックって何様のつもり、って思いたくもなってくる。「コロナに打ち勝った証としてのオリンピック」ってんなら、コロナの猛威が治まって、コロナ以前の日常が戻った時に改めて再開すればいいのだ。

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2020-8-8『しんぶん赤旗』工藤昌宏 東京工科大学名誉教授「コロナ後も回復望めずー2度にわたる消費税増税やコロナによって奪われた雇用、所得、消費を取り戻すことは容易ではなく、世界市場の回復見通しも立っていません。つまり、仮にコロナが収束しても政府が期待するような日本経済のv字回復は望めないということです」/2020-12-31『沖縄タイムス』りゅうぎん総合研究所・大城美波「コロナ禍の消費変化-個人消費を再燃させるためには①新しい生活様式②小売店側の新しいチャンネル③消費マインドを上向かせるために、特別定格給付金の再支給や消費税率を引き下げるなどが必要」/2021-4-10『沖縄タイムス』吉田朝啓「ボリビア産木 首里城にーオキナワウラジロガシなど沖縄の希少大木を伐採せずともボリビア産木を」〇4-24 沖縄117人、東京876人、大阪1097人、兵庫635人、コロナが減る傾向が見られないので「コロナ後」のことを考えてみた。/「IOCのバッハ会長が、東京オリンピック開催と緊急事態宣言は関係がないと発言しました。いやァ、たまげました。人々の命よりもオリンピックが大事か、そう思った方も多いのではないでしょうか」(金平茂紀さん、TBS『報道特集』4月24日)

 「くろねこの短語」2021年4月26日 顔も頭も貧相なカス総理にとって初の国政選挙は、野党3勝で自民党の完敗。なかでも、河井バカップルの買収事件で再選挙となった広島が注目の的だったんだが、野党候補のフリーアナウンサー、宮口治子氏が僅差で逃げ切り。自民党の牙城が音を立てて崩れた瞬間だった。
しかも、低投票率での勝利が意味するものは大きい。これまでなら低投票率は組織票を持つ自公候補に有利に働いていたのに、今回ばかりはそうは問屋が卸さなかったようだ。午後8時の段階で21.82%という恥ずかしいほどの低投票率にもかかわらず、野党候補が勝利したのは、自公支持層の多くが棄権に回ったからという分析もあるようで、さすがに身内からもカス政権が見放されたということなのかもね。 野党3連勝が、カス政権の終わりの始まりとなるかどうか・・・そのためには、この勝利に浮かれずに野党共闘をより強固なものなしていく責任が、特に立憲民主にはあるだろう。/『沖縄タイムス』4-26 任期満了に伴ううるま市長選(沖縄県)は25日、投開票され、無所属新人で前市議の中村正人氏(56)=自民、会派おきなわ、公明、無所属の会推薦=が2万7597票を獲得し、無所属新人で沖縄国際大名誉教授の照屋寛之氏(68)=立民、社大、社民、共産、新しい風・にぬふぁぶし推薦=に1862票差投票率は55・49%で、前回(2017年)の60・70%を5・21ポイント下回り、過去最低だった。/沖縄の場合は投票率最低で組織票が物言うた。知事のコロナ対策や、遺骨問題など優柔不断の姿勢もあるだろう。

 『東京スポーツ』4/26 人気料理バラエティー番組「料理の鉄人」(フジテレビ系)でブレークした、〝関西料理界のドン〟と呼ばれる料理研究家の神田川俊郎さん(本名・大竹俊郎)が25日未明、大阪市内の病院で新型コロナウイルスによる肺炎で急死した。81歳だった。「神田川」という名前は祖父が東京、京都で開いた鰻屋の屋号から取ったもの。神田川さんは京都市内の中学校を卒業し大阪市内の一流料亭で修業後、創作おでんの店での独立を経て、1965年に大阪市北区に和食料理店「神田川本店」を開店。現在、北新地に4店舗を構えていた。

 4-24日本テレビ系(NNN) 宣言解除には…「強い措置で短期集中」がキーワードになった、3度目の緊急事態宣言。期間は25日から5月11日までとなっています。4都府県は厳しい状況に置かれていますが、菅首相から解除の「具体的な出口」は示されませんでした。政府関係者らの発言から、五輪開催への思惑も見え隠れします。5月17日から予定されているIOCのバッハ会長の来日です。今週半ばに組織委員会の幹部が政府に『緊急事態の東京にバッハ会長を呼ぶわけにはいかない』と伝え、理解を得ていたそうです。五輪に向けて『延長したくない』という思いも見え隠れします」

 「くろねこの短語」2021年4月24日(前略)、そのコロナなんだが、緊急事態宣言にかこつけて、フリップ小池君がこんな馬鹿な発言して顰蹙を買っている。「午後8時以降、街頭の照明を伴う明るい看板、ネオン、イルミネーションなども停止をしていただくようにお願いする。夜は暗い。街灯のみが灯るということに結果としてなると思う。街灯を除いて、すべての明かりも消すように徹底していきたい。このあと関係団体に、協力いただくよう要請していきたい」おいおい、これじゃあまるで戦時中の灯火管制だろう。酒類の提供禁止なんて禁酒法まがいの要請に続いてこれかい。そもそも、ネオンとコロナとどんな関係があるんだ。科学的根拠を是非ともお示し願いたいものだ。
 そう言えば、大阪のイジン吉村君も現行制度では新型コロナウイルスの抑制に十分に対応できないから「個人に義務を課す法令が必要だ」って喚いたってね。東京も大阪も目立ちたがりの口先知事のパフォーマンス政治のせいで、とことん疲弊していくことになるんでしょう。こんな三流芸人まがいの知事を選んだ有権者にも、その責任の一端はあるってことを自覚してもらいたいものだ。

 「くろねこの短語」2021年4月22日 度目の緊急事態宣言が決定的な状況で、なぜ最終決定が23日なのかねえ。日本医師会会長は「躊躇している場合じゃない」って訴えてるってのに、カス政権のコロナに対する態度のなんと温いことよ。おそらく、この期に及んでも、オリンピックのことが気になって仕方ないんだろうね。緊急事態宣言は、開催に向けてマイナスであることは間違いありませんからね。ああ、それなのに、カス総理は「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして実現する決意に何ら変わりはない」と、まさに歩く頑迷固陋と化している始末だ。
 IOCの言うがままってのが実際のところなんだろうね。おそらく、大会組織委員会は機能不全に陥っているに違いない。でなけりゃ、国内観客の入場制限を6月に先送りなんて馬鹿なことはしませんよ。5月にIOC会長のバッカじゃなかったバッハが来日予定だそうで、そこで御託宣を受けようって寸法なんじゃないのか。
 ところで、緊急事態宣言について、フリップ小池君がいまさらのようにこんなことほざいとります。「ゴールデンウイークを前にしたこのタイミングで緊急事態宣言をぴしっと出すことが必要だ」自粛のお願いばかりで、具体的な政策を何も打ち出せなかったくせに、何が「ぴしっと」だ。ヘソで茶が沸いちまいますよ、ったく。

 1985年6月『核 いま 地球は…』講談社□「核の海の出現ー『公海』は、いまや両核大国、とりわけアメリカにとって、必要なときに無料で使用することのできる、広大な核発射基地となったのである。(略)日本は、その『核の傘の下の海』に浮いている。」□「北西太平洋におけるアメリカの核戦略は、日本列島を足場にして成立しているといってもよい。横田と嘉手納にある通称『ジャイアント・トーク』(戦術空地無線システム)は、グアム島の戦略空軍分遣隊が毎日行っているB52戦略爆撃機による水爆パトロールに情報と指令を送るものであり、依佐美通信所のアンテナ群は核の発射海域を潜航中の戦略原潜に情報と指令を送るものである。」

  NHK4-21 大阪府内の感染者は合わせて7万1083人になりました。また、20人の死亡が新たに確認され、府内で亡くなった人は1301人になりました。/4-20 沖縄のコロナ本日は115人、東京は711人とある。政府系の情報だろうが、ネットに「COVID-19 によって起こる症状のほとんどは軽度から中程度であり、特別な治療を受けずに回復します。」「COVID-19 による症状は、人によって異なりますが、ほとんどの感染者では軽度から中等度の症状であり、入院せずに回復します。」とある。これでは人出は減らないだろう。大阪府は1153人新たに8人が死亡し、府内の累計死者数は計1281人となった。さらにネットに2日前の統計として大阪府 感染者の合計数68,663+719 回復者数52,853+338 死亡者数1,265/日本 感染者の合計数 53.7万+2,274 回復者数48.3万+2,259 死亡者数9,629+19/全世界 感染者の合計数1.41億 回復者数8040万 死亡者数301万。



   
 4-19 2011年3月11日の東日本大震災から10年、震災を反映したのか我が初孫も手術を要する複雑な生まれ方をした。コロナ禍の最中に誕生日。

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山城 明いいねうるま市 4月19日 屋慶名漁港

 核の時代「原発ー原子力平和利用」

2012年1月 『今がわかる 時代がわかる 世界地図』成美堂出版

2012年8月15日『沖縄タイムス』に「広島フォーラム『核のない世界を』 原発神話 メディアの罪」がある。朝日新聞の上丸洋一氏が「朝日新聞に戦後初めて、原子力の平和利用についての記事が載った日は、敗戦直後の『1945年8月16日だった』と報告」が目についた。

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1959年1月 米国高等弁務官府『守礼の光』創刊号~1972年4月 第159号/1972年5月 最終号

『守礼の光』で原子力関連記事を見ると、1959年1月「原子力を平和へ」、68年2月「原子力サバンナ号 那覇に寄港」「原子力科学者の語る未来の原子力『食品工場』」、69年5月「放射線はどこまで人体に安全か」、69年6月「原子力応用技術」、70年5月「原子力時代にはいる日本」と豊富に載っている。上記の『守礼の光』に関連して、2011年7月9日の『沖縄タイムス』に「原子力で世界平和/電気代は年間3ドル 米機関紙、原発浸透図る」と解説されている。
1945年8月15日 『ウルマ新報』「原子爆弾 太平洋戦線に現る」
1947年3月15日 『アサヒグラフ』「原子力時代作る」
1950年4月6日ー『沖縄タイムス』「ソ連は原子力の威力として山を平地に、海を作り、気候を変え、自然の秘密を解明して病気を撲滅できる」
1950年4月11日ー『沖縄タイムス』「原爆にそなえ米6月から新防空態勢」
1950年6月23日ー『沖縄タイムス』「ジョンソン国防長官、沖縄基地強化し難攻不落な要塞に」
1952年12月 『文芸春秋』中谷宇吉郎「原子力時代のふしぎ」
1954年5月 『文芸春秋』「座談・活かせ原子力/坂田昌一、菊池正士、湯川秀樹、佐治淑夫」
1954年11月 『改造』小椋広勝「原子力輸出時代」
1955年
1月10 ー『沖縄タイムス』「米、太平洋諸国防衛に原子兵器を使用ーグアム、沖縄に巨大な爆弾貯蔵か」
1月11日ー『沖縄タイムス』「米、民間原子力発電を援助」
1月18日ー『沖縄タイムス』「ア大統領『沖縄占領は無期継続。太平洋地域防衛上決定的な戦略拠点』
7月30日ー『琉球新報』「原子砲きょう那覇港で荷卸し」
8月15日ー『琉球新報』「英国のダ博士(ハーウエル原子力研究所)『原子力は習うよりなれよ』と日本に忠告」
9月 『文化生活』「神と悪魔の共存共栄 それが今の原子力だ」
10月27日ー『琉球新報』「原子砲試射で学徒4名が爆風のガラスで負傷」
12月26日ー『琉球新報』「揺らぐ原爆基地沖縄ー軍用地主は飢え訴う」
1956年
2月 『リーダーズ・ダイジェスト』「日本で人気を呼んだ原子力博覧会」
4月25日ー『琉球新報』「東海村の原研建設準備進む」
5月23日ー『琉球新報』「米の水爆実験は成功」
6月18日ー『琉球新報』「全米企画協会が日本に1965年までに原子力発電を勧告」
6月24日ー『琉球新報』「米下院プライス委員長『沖縄は原子力の平和利用の成果を世界に示すために一番適している。』」
11月  『おほもと』出口うちまる「いまは原子力時代とも言われる科学のもっとも発達した時代ですが、その学力によって人間がつくり出したものは原水爆です。原水爆が暴威をふるえば、人類は自ら亡びてしまわなければなりません、言いかえれば原水爆を地上から無くしてしまう力は、人類同胞愛よりほかないでしょう。しかもそれは神に根ざした宗教的愛にまで徹しなければ、原水爆は悪魔に利用されてしまいます。」

1957年2月18日~3月6日 琉球新報社主催で「原子力の平和利用と科学博覧会」(那覇市)  

1958年11月ーハンソン・ボールドウィン/中野五郎『これが核兵器競争だー最新の米ソ軍事力の比較と戦略』実業之日本社
□フォレスタル米初代国務長官「これは私が長年、強く抱いていた信念の一つでありますが、いわゆる『安全保障』(セキュリティ)という言葉は英語よりたたき出して、その代わりに『危険』(リスク)という言葉に取り替えるべきであります。どんな国でも、大きな危険というものは、その国民が国家の安全保障についてなにか絶対的なものがあるように信じ込むことです。航空兵力であろうと、原子爆弾であろうと、財富であろうと、それはいずれもそれ自体が決していかなる保証も与えるものではありません。」

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1972年5月、『守礼の光』「沖縄返還特別号」(表紙・守礼門)「琉球政府立博物館ー1966年当時のポール・W・キャラウェー高等弁務官の個人的関心と援助で設立された琉球政府立博物館がなかったとしたら、これらの多くは失われたかあるいは忘れ去られてしまったであろう。この美しい時代建築(博物館)は、那覇市の我那覇昇氏の設計、キャラウェー高等弁務官がこのためわざわざ招いた米国内務省の博物館設計の専門家による技術援助で建てられた」

2002年3月 斉藤光政(東奥日報社会部)『米軍「秘密」基地 ミサワー核と情報戦の真実』同時代社
□三沢は自らの基地から直接、ソ連・中国を狙う大型と、群山(韓国)から朝鮮・中国をうかがう小型の二本の「核のヤリ」を同時に持っていたのである。