木下孝則 きのした-たかのり
1894-1973 大正-昭和時代の洋画家。
明治27年2月24日生まれ。木下義謙(よしのり)の兄。佐伯祐三(ゆうぞう)らとまじわり,油絵をはじめる。大正10年フランスに留学し,帰国後樗牛(ちょぎゅう)賞,二科賞。一水会創立に参加。写実的な女性像を得意とし,戦後の一連のバレリーナの作品で知られた。昭和48年3月29日死去。79歳。東京出身。東京帝大中退。→コトバンク