1916年3月ー沖縄師範学校卒業生徒/新田宗盛、伊元富爾、稲村賢敷、比嘉景常、宮城久輝・・・

空手資料
空手の表題は、1933年7月の仲宗根源和発行の『沖縄県人物風景写真帖』に摩文仁賢和の広告に「日本拳法空手師範、関西大学・大阪高等医専の空手拳法師範」とある。34年3月に摩文仁は『攻防自在護身術空手拳法』を大南洋社(仲宗根源和)から刊行。35年5月刊行の船越義珍『空手道教範』は空手をつかっている。38年5月、仲宗根源和は東京図書(新田宗盛)から『空手道大観』を刊行している。

東京図書株式会社の1936年現在の役員は真玉橋朝起、弁護士の山田政功、監査役が渡口精鴻、相談役が大城兼義らで、新田宗盛社長以下なぜか那覇市泊出身が占めている。東京図書発行の書籍は大城兼義『沖縄県回生の要訣』、伊波南哲『オヤケ・アカハチ』、仲宗根源和『武道極意物語』、宮城聡『ホノルル』、喜屋武保昌『瀬底正雄伝』などがある。




瀬底正雄