戦争と平和を考える詩の会□〒143-0016 東京都大田区大森北1-23-11 甲田方
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 堀場清子「祈り」
     (略)この美ら海に うらうらの浜に
      軍港と軍空港と核爆弾との
      巨大な米軍要塞の建設      
      強行する日本政府の悪政に 呪いあれ
      贋造のアセス調査書千々に裂き 捨てれ     


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2010年10月『いのちの籠』第16号□堀場清子「うらうらの 大村湾に」

2011年2月ー戦争と平和を考える詩の会『いのちの籠』第17号
千葉県の堀場清子さんから『いのちの籠』第17号(〒143-0016 大田区大森北1-23-11 甲田方 電03-3761-8454)が贈られてきた。

始めに、中村高春氏が「普天間基地問題を考える」と題し「マスコミの対応にも苦言を呈したい。彼等は深刻な基地問題を興味本位の政局問題に矮小化した。沖縄県民の側に立って発言する事もしなかった。元来、基地問題の本質が安保条約にあることを、マスコミは何故強調しないのか。この問題を、全国民的な課題にするためにはそれしかないのである。」と強調している。

堀場清子さんは「悲愁無限」と題し「昭和20年8月15日 すべてが終わった 『松代大本営』の工事も 七五パーセントまで進んでいて 放棄された  だが 消された労務者は 生き返らない 慰安婦にされた娘の純潔は 元に戻らない 敵艦に突っ込んだ特攻隊の命も 蘇らない 餓死した兵士らも 帰還しないー」と詠まれている。

堀場清子さんは「あとがき」で、「2010年11月の、沖縄知事選の結果には、深い失望を味わった。当選した現職の仲井真知事は、かつて”苦渋の選択”によって、普天間基地の辺野古への移設を容認した人であり、沖縄県民の反対意見の強さから、現在は『反対』の立場をとっているものの、幾つかのステップの後、またしても”苦渋の選択”に落ち着く可能性が考えうるー」と述べられている。



2011年10月『いのちの籠』第19号ー戦争と平和を考える詩の会〒143-0016東京都大田区大森北1-23-11
甲田方

「一億総懺悔」の国に生きてー堀場清子 null

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1984年7月『いしゅたる』第五号□編集発行人・堀場清子
□堀場清子「『君らは語る』のことー占領軍による原爆文学発禁の一例」

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