第7回戦後沖縄研究コロキウムー終戦~<復帰>前後を中心にー 
 *企画:「戦後の沖縄社会と女性への視座―その手から産まれたもの・技術史の課題ー」
 *期日:2017年5月14日(日)午後2時~5時 
 *会場:南風原文化センター(沖縄県南風原町)
 *内容:講師)
   ・「戦後沖縄の技術史の課題―時代の技術ー」粟国恭子(近現代文化史・沖縄県立芸術大学非常勤講師)
・「ミシンと『復興』」謝花直美(沖縄戦後史・沖縄タイムス編集委員)
   ・「戦後南風原のモノづくりと女性」平良次子(学芸:南風原文化センター職員)
   ・コーディネーター:秋山道宏(社会学・沖縄戦後史、沖縄国際大学非常勤講師)


第6回戦後沖縄研究コロキウム―<沖縄を撮ること・記録することを問う>シリーズ
*企画名:「写真の<ポジション>2―交叉する視角ー」
*期    日:2016年12月25日(日)午後1時から5時30分
*会  場:沖縄県立博物館・美術館1階博物館講座室
*一般参加可・無料
*主催:戦後沖縄研究コロキウム実行委員会 *共催:沖縄文化工芸研究所
*後援:沖縄国際大学南島文化研究所、沖縄タイムス社、一般社団法人フォトネシア沖縄
*問い合わせ:aguni00142@gmail.com

<プログラム>
はじめに 開催趣旨
Ⅰ部:表彰される沖縄―占領期を中心にー
*「実る恋と実らぬ恋トー松竹映画『海流』と「中琉」合作映画を中心に」
     八尾祥平(社会学・移民:華僑華人)
*「ジャーナリスト・森口豁と沖縄」
     大盛伸二(映像・写真)
*「『太陽の鉛筆』から『新編 太陽の鉛筆』へ」
     友寄寛子(写真・芸術批評)
Ⅱ部「<島・シマ>への眼差しー交叉する視角
*「沖縄への<文化認識>と写真―<復帰>前後のトライアングル・コンタクト」
     粟国恭子(文化人類学、近現代文化史)
*「平敷兼七と<島>」
     仲里 効(映像批評・沖縄文化思考)
*「写真家と研究者―戦後沖縄民俗祭祀世界の証人たちと映像」
     伊從 勉(建築史、空間人類学)
Ⅲ部  合同ディスカッション   コーディネーター:須藤義人(映像人類学)









2016年9月10日午後1時~午後5時 沖縄県立博物館・美術館 1階博物館講座室「写真家と学術調査の記録をめぐって」 

第5回戦後沖縄研究コロキウム 「沖縄を撮ること・記録すること」シリーズ
*「写真の<ポジション>1―写真家と学術調査の記録をめぐって―」
*<期 日> 2016年9月10日(土) 午後1時~午後5時
*<会 場> 沖縄県立博物館・美術館 1階博物館講座室

*<プログラム>
はじめに 開催趣旨・内容について 「近代以降の沖縄研究と写真」  1:
Ⅰ部 基調報告:<沖縄と写真家> 司 会:粟国恭子


写真・仲里効(映像批評家:フォトネシア沖縄)(1)「撮ることを問う―比嘉康雄と東松照明―」

Ⅱ部  
Ⅱ研究発表:<民俗学・学術調査と島の写真>

写真・小島摩文(鹿児島純心女子大:民俗学)) (2)「初期民俗学と写真―技術と人 柳田・折口を中心として―」  


写真・坂野徹(日本大学:科学史) (3)「パラオ熱帯生物研究所の写真資料と沖縄」
○近代都市としてのコロールー南洋諸島における行政の中心地、パラオ支庁、法院、郵便局、病院、水産試験場、産業試験場(1936年より熱帯産業研究所)、気象観測所、公小学校(現地住民のための学校)、女学校(1941年より)、カトリック教会、プロテスタント教会、本願寺寺院、南洋神社(1942年より)、南貿デパート、南洋ホテル、旅館、料亭、娼館、喫茶店も/定期バス(1935年より)、パラオ放送局(1942年開局)/1940年の上水道開通まで天水利用。
○コロールの人口ー1935年当時:日本人3244人(内地人3232人、朝鮮人11人、台湾人1人)/島民981人(チャモロ13人、カナカ968人)、外国人10人/その後も日本人移民(出稼ぎ者)の数は増加、1939年段階で日本人7754人/移民の約6割が沖縄出身者
○パラオ研の雇い人(採集人)たち/なぜ大兼久なのか❔喜如嘉は大兼久からの移住者が作った集落
○採集人の一人は「1942年に帰郷して軍務に就いたあと、44年に巡査になった。沖縄戦を生き延びたが、71年の沖縄ゼネスト事件で火炎瓶の炎に包まれて死亡した」。



写真・菊地暁(京都大学人文科学研究所:民俗学)(4)「奄美の写真―九学会調査と芳賀日出男―」 

芳賀日出男 はが-ひでお1921- 昭和-平成時代の写真家。
大正10年9月10日満州(中国東北部)生まれ。昭和25年から民俗芸能や祭りをテーマにして世界各地を取材し,60年芳賀ライブラリーを設立。63年ウィーン市栄誉功労銀勲章。平成元年紫綬褒章。20年旅の文化賞。日本写真家協会名誉会員。慶大卒。写真集に「田の神」「ベートーヴェン巡礼」,著作に「世界の祭り」など。→コトバンク


写真・前田一舟(るま市立海の文化資料館:民俗学)(5)「宮本常一が撮った沖縄の史的素顔」
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1974年5月ー宮本常一『屋久島民俗誌』未来社


Ⅲ部 合同デ合同ディスカッション
*主催戦後沖*主 催:戦後沖縄研究コロキウム実行委員会
*共 催:一般社団法人フォトネシア沖縄、沖縄文化工芸研究所
*後 援:沖縄国際大学南島文化研究所、沖縄タイムス社、琉球新報社