〇1999年5月『琉文手帖』4号「1918年ーこの年 沖縄県内に流行性感冒(スペイン風邪)翌年1月までに1,433人が死亡」とあるが、1918年『衛生局年報』「流行性感冒」を引用した。これに加えて患者数は十万四千四百三十二人。なお全国の患者数は約一千九百二十三万二千六百七十五人にして全人口の三分の一に達せり。死亡者は二十万四千七百三十人。
 〇『琉球新報百年史』(1993年9月)の年表に「1918年11月、渡久地政瑚社長、流行性感冒で没」とある。これはスペインかぜのことで、金城清松『沖縄医学年表』(1976年4月)の1917年に「世界的のいわゆる『スペイン感冒』流行す」とある。
 〇スペインかぜ(英: 1918 flu pandemic, Spanish Flu、スペイン語:La pandemia de gripe de 1918、gran pandemia de gripe、gripe española)は、1918年から1919年にかけ全世界的に流行したインフルエンザの通称。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては最上位のカテゴリー5に分類される。感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行した。 流行源はアメリカ(カンザス州の陸軍病院?)であるが、感染情報の初出がスペインであったため、この名で呼ばれる。一説によると、この大流行により多くの死者が出、徴兵できる成人男性が減ったため、大戦終結が早まったといわれている。 死亡者にアポリネール、クリムト、辰野金吾、島村抱月、大山捨松、村山塊多→ウイキ


1996年5月27日『沖縄タイムス』「大移動時代の感染症」


2005年12月20日『琉球新報』「新型インフルエンザ」

 【AFP=時事】2020-3-28 米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の集計によると、米国の新型コロナウイルスの感染者は日本時間の28日午前6時50分時点で10万人を超えた。/「テレビ朝日」2020-3-27  新型コロナウイルスの感染が急速に広がっているアメリカで感染者が8万2404人となり、中国とイタリアを上回って世界で最も多くなりました。ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、世界の感染者数は52万6044人に上っています。


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1971年9月 沖青友の会機関誌『石の声』8号への提言
 私は『石の声』八号への提言として「僕らは、今の県人会には、大いに不満の点がある。そこで僕らはユニークな機関を創造して行きたい。現時点で実用的なものは、関西沖縄ミニ・シンクタンクであろう」としていて消化不良的な用語を使っているが、要は各種の問題解決のための資料(経験)を蓄積し、すぐ活用できる沖縄青年の「資料センター」を創造して、医療とか教宣に関する社会的情報システムの完備を構築して行こうということである。 この「資料センター」の考え方が、この「琉文21」の出発点でありプロトタイプといえる。

世相ジャパン/2020-3

 半田滋3-30ー在日米軍基地は、日本政府にとって不可侵のいわば「聖域」。米国では感染者が10万人を越えて中国を追い抜き、現状では世界一感染者の多い国となった。その米国から入国する米兵に対し、日本政府は手も足も出せない。日本は一般に広がる感染者に加え、「米兵ルート」というもうひとつの感染源を抱えるおそれが出てきた。日米地位協定第9条2項には「合衆国軍隊の構成員は、旅券及び査証に関する日本国の法令の適用から除外される」とあり、米兵は日本への入国に関わる一切の手続きを免除されている。当然ながら検疫もなく、感染症を患った米兵を日本側がチェックする術はない。つまり日本側は在日米軍の兵員数でさえ、「米軍の好意」がなければ、知ることができないのだ。その一方で日本政府は在日米軍に対し、年間5800億円という世界最高額の米軍関係経費を負担している。


 大濱 聡 3-30■28日の首相会見で「不屈」の言葉が出たのにはビックリするやら戸惑うやら。何せ、沖縄では「不屈」=カメジローこと瀬長亀次郎なのである。沖縄は1952年に日本本土から切り離されて以来、1972年の本土復帰以後もずっと「不屈」の闘いを続けているのが現実である。本土がやっと沖縄に追いついてきたということだろうか。■辺野古埋め立て阻止の海上抗議行動に参加している友人から面白い「不屈」話を聞いた。「不屈」と名付けられた抗議船に対して、取り締まりの海上保安官が「“不屈”の皆さん……」と呼びかけたのだという。通常、船名には「○○丸」とつけられるのが多いが、抗議船「丸」のない「不屈」だったため、保安官は「“不屈丸”の皆さん」のつもりで言ったのだろう。これには抗議する人々は、「そう、我々は“不屈”の人間なのだ」とますます意気軒昂になったというオチである。■首相の「不屈」発言から連想が広がりすぎて失礼しました。皆様方、新型コロナウイルスの感染にはくれぐれもご用心下さい。

 「週プレNEWS」3-30 舛添要一「現在、大会組織委員会で働いている約3500人のなかには、都庁や企業から出向している人だけでなく、委員会から一時的に雇われている人もいる。延期によって、その人たちの給料はどうなるのか。出向組も1年延期になれば、都や企業も人手不足になり、誰かを雇わなくてはいけなくなるでしょう。警備員の問題もある。五輪の警備のために臨時で雇っている警備員の給料をどうするのか。、言いだしたらキリがない。1兆円でも足りないくらいです。そして、そのコストを誰が払うのか」そして最大の問題は、新型コロナ問題の先行きが不透明なことだと舛添氏は言う。
 「中国・武漢では4月8日に都市封鎖がようやく解除されますが、昨年12月8日に第1号の患者が出てから4ヵ月かかっています。今、感染が拡大しているアメリカや欧州に加え、インドも増えてきた。その次はアフリカでしょう。アフリカは医療体制の整っている国が少なく、収束には時間がかかる。夏から感染が拡大しても終わりが見えるのは12月頃。もしかしたら年をまたぐかもしれません。世界保健機関(WHO)は、世界中で収束しなければ終息宣言を出せない。アフリカの選手が出場できないと、安倍首相の言う『完全な形での五輪』になりません。」

 『しんぶん赤旗』 2020-3-29 新型コロナウィルスをめぐり、WHO(世界保健機関)は、急速に感染が拡大している米国が「流行の中心になる可能性がある」と警告しています。そうした中、在日米軍を含め、米軍にも感染者が急増しています。 24日、東シナ海を航行中の原子力空母セオドア・ルーズベルトで乗組員3人が感染。26日までに、さらに新たな感染者が確認されました。航行中の米艦船で感染者が出たのは初めて。空母には狭い艦内に5000人以上の乗組員がおり、米海軍は衝撃を受けています。28日までに米海軍横須賀基地(神奈川県)で3人、米空軍嘉手納基地(沖縄県)で2人それぞれ確認されました。 また、米空軍は感染者数を随時更新。それによれば、20日に16人だったのが、26日には105人と急増。同日現在で陸軍100人、海軍104人、海兵隊31人、さらに軍属や家族を含めると計648人が感染しており、さらに広がる勢いです。
 こうした状況を踏まえ、米国防総省は25日、海外での米軍部隊の移動を60日間停止する措置を取りました。一部の例外を除き、海外での演習や部隊の展開、再配置などが禁じられ、約9万人が影響を受けるとしています。 ただ、「不可欠な任務」とみなされた場合、上級司令部の承認を条件に移動が認められるとしています。現在、日米両国は双方の国への移動を制限する措置を取っていますが、米軍は日米地位協定9条で旅券法の適用が除外されています。米軍は日本政府の規制を一切受けることなく、自由に出入りできる権利を確保しています。 米インド太平洋軍は、5月に予定していた米比合同軍事演習バリカタンの中止を発表。同演習には在沖海兵隊や自衛隊も参加していました。一方、米軍は日本国内では通常通りの訓練を行っており、29日以降、東富士演習場(静岡県御殿場市)で、オスプレイ12機による大規模な訓練を行う計画です。

  「毎日新聞」3-31 大阪府内で新たに28人の新型コロナウイルス感染が確認されたと知事が明らかにした。1日の感染者数としては過去最多で計244人になる。/「朝日新聞」3-29 大阪府は29日、府内で新たに17人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。府内の感染者はこれで計208人になった。/「京都新聞」京都府内の感染確認は47人、うち市内は32人になった。


 ‎比嘉 隆夫‎(高江と辺野古を守りオール沖縄と連帯をする会)3月26日 辺野古に座り込み中だ。この辺野古の密集地帯はなんなんだ。公務員が濃厚接触してごぼう抜きしている。公共工事は中止なはずだ。しかし,辺野古は中止どころか、この有様。狂っている。


2004年6月10日『沖縄タイムス』亀山統一「基地と放射能」